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【金相場】24日のNY金相場は続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1173.50ドル(-4.50ドル)と、クリスマス休暇を翌日に控え全体的に薄商いとなった中、米の経済指標が良好な内容となった事から、金は相場を圧迫され3営業日続落した。この日発表された米の経済指標(失業保険申請件)が、前回結果と市場予想を共に下回り減少した事を背景に、米の株式相場が上伸。相対的に安全資産とされる金は売りが優勢となった。また、米雇用関連指標が改善している事から、連邦準備理事会(FRB)が早期の利上げに動きやすくなったとの観測が強まった事も相場の圧迫要因となり、この日もマイナス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は軟調に推移した海外相場を映して続落。小売では1gあたり4,955円(-20円)と、2営業日続落となりました。
《12月現在の金相場の値動き(小売ベース)》
12/25 4955円 (-20円)
12/24 4975円 (-24円)
12/22 4999円 (+10円)
12/19 4989円 (+33円)
12/18 4956円 (+45円)
12/17 4911円 (-20円)
12/16 4931円 (-116円)
12/15 5047円 (-46円)
12/12 5093円 (+39円)
12/11 5054円 (-70円)
12/10 5124円 (+54円) ※最高値
12/09 5070円 (+17円)
12/08 5053円 (+16円)
12/05 5037円 (-17円)
12/04 5054円 (+74円)
12/03 4980円 (+3円)
12/02 4977円 (+186円)
12/01 4791円 (-115円) ※最安値
12月現在の金平均価格:5,000円/g
【パラジウム相場】24日のNYパラジウム相場は続落。中心限月の3月限は1トロイオンス807.80ドル(-6.25ドル)と、最近上昇した高値反動から利益確定売りに押され、2営業日続落して取引きを終了。この日はクリスマス休暇を前に市場参加者が少ない中、序盤はドルが軟調に推移した事や、米の経済指標(新規失業保険申請件数)が良好な内容となった事から買いが優勢で推移。しかし、次第にドルが上昇に転じた事を受けてパラジウムは上げ幅を縮小。休暇を前に持ち高調整目的や、利益を確定する売りが出た事からも相場を圧迫され、そのままマイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は反落。小売では1gあたり3,488円(-17円)と、5営業日ぶりにマイナスに転じ、昨日付けた直近高値(およそ13年10ヵ月ぶり)から反落しました。
《12月現在のパラジウム相場の値動き(小売ベース)》
12/25 3488円 (-17円)
12/24 3505円 (+65円) ※最高値
12/22 3440円 (+71円)
12/19 3369円 (+48円)
12/18 3321円 (+27円)
12/17 3294円 (-65円) ※最安値
12/16 3359円 (-75円)
12/15 3434円 (-38円)
12/12 3472円 (+49円)
12/11 3423円 (-27円)
12/10 3450円 (+10円)
12/09 3440円 (-48円)
12/08 3488円 (+76円)
12/05 3412円 (±0円)
12/04 3412円 (-11円)
12/03 3423円 (+37円)
12/02 3386円 (±0円)
12/01 3386円 (-5円)
12月現在のパラジウム平均価格:3,417円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1175.25ドル、パラジウムは807.90ドル、為替は1$120円18銭前後の値動きで推移しております。