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2019年10月07日国内金相場は5営業日ぶりに小反落した一方、パラジウムはプラス圏に転じ反発↑

【金相場】週末4日のNY金相場は、9月の米国雇用統計やリスク回避姿勢の一服を受けて小反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1512.90ドル(-0.90ドル)と、横ばい圏ながら4営業日ぶりに反落して取引きを終了。9月の米雇用統計発表直後は、非農業部門の就業者数が事前予想を下回ったことから買いが膨らみ急伸した。しかし、その後に発表された失業率は3.5%と50年ぶりの水準に低下。このところの低調な米経済指標の発表を受けて、強まっていた米景気後退への過度な懸念がやや和らいだ事から、相場は一転し売り戻しに反転した。また、ドルや米国株価が上昇した事も圧迫材料となるも、引き続きリスク回避の動きもあって、結局小幅安で取引きを終えた。

国内の金相場は、小幅安に転じた週末のNY相場を映してマイナス圏へ。小売ベースでは1gあたり5,732円(-7円)と、5営業日ぶりに値を下げ小反落しました。

《10日間の金相場価格推移(小売)》

10/07  5732円 (-7円)

10/04  5739円 (+13円)

10/03  5726円 (+42円)

10/02  5684円 (+4円)

10/01  5680円 (+29円)

09/30  5566円 (-35円)

09/30  5651円 (-36円)

09/27  5687円 (±0円)

09/26  5687円 (-64円)

09/25  5751円 (+16円)

09/24  5735円 (+61円)

10日間の金相場平均価格:5,707円/g


【パラジウム相場】週末4日のNYパラジウム相場は、米国株の上昇や安値拾いが入り反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1642.40ドル(+12.20ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、売り優勢となった前日相場の反動から、序盤より買い戻しが先行し上昇した。また、発表された米国雇用統計を受け、株価が堅調に推移した事から過度なリスク回避姿勢が後退。パラジウムも買いが膨らみ相場は一時1660ドル近辺まで急伸した。しかし、ドル高が意識され上値を重くすると、週末を控えた持ち高調整もあって、引けにかけてやや上げ幅を縮小する展開となった。

国内のパラジウムは、買い戻しに転じた週末のNY相場を映して反発。小売では1gあたり6,402円(+17円)と、値を上げプラス圏に反転しました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

10/07  6402円 (+17円)

10/04  6385円 (-138円)

10/03  6358円 (+88円)

10/02  6270円 (-99円)

10/01  6369円 (+98円)

09/30  6436円 (+81円)

09/27  6355円 (+86円)

09/26  6269円 (-70円)

09/25  6339円 (+27円)

09/24  6312円 (+129円)

10日間のパラジウム相場平均価格:6,399円/g


12:10現在の金相場は1トロイオンス1510.35ドル、パラジウムは1642.80ドル、為替は1$106円82銭前後の値動きで推移しております。

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