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【金相場】週末18日のNY金相場は、売り買いが交錯する中で小反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1494.10ドル(-4.20ドル)と、小幅ながらマイナス圏に転じて取引きを終了。英下院では19日に、ジョンソン英首相がEUと合意した新たなEU離脱案の採決が行われる予定。ただ、英メディアによる票読みでは賛否が拮抗しているもよう。米中貿易協議の「第1段階合意」の行方にも不透明感が漂い、金相場は方向感に乏しく小幅なレンジで推移した。一方、中国国家統計局が18日に発表した今年7~9月期の国内総生産(GDP)は、実質ベースで前年同期比6.0%増と、前期から低下し、四半期ごとの公表を始めた1992年以降で最低となった。米中貿易戦争を背景とした世界的な景気減速懸念の高まりは、安全資産とされる金の下値を支える要因となった。
国内の金相場は、売りが優ったNY相場を映して反落。小売ベースでは1gあたり5,746円(-15円)と、3営業日ぶりに値を下げ、前営業日に付けた過去最高値から一服となりました。
《10日間の金相場価格推移(小売)》
10/21 5746円 (-15円)
10/18 5761円 (+4円)
10/17 5757円 (+24円)
10/16 5733円 (-12円)
10/15 5745円 (+14円)
10/11 5731円 (-30円)
10/10 5761円 (+29円)
10/09 5732円 (+39円)
10/08 5693円 (-39円)
10/07 5732円 (-7円)
10日間の金相場平均価格:5,739円/g
【パラジウム相場】週末18日のNYパラジウム相場は、英国による欧州連合(EU)離脱や米中貿易戦争の行方に注目が集まる中、利確売りに押され続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1717.60ドル(-13.10ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。18日に発表された2019年7~9月期の中国の実質GDPは前年同期比6.0%増だった。四半期ベースで統計を遡れる1992年以降で過去最低となるなど、同国景気への先行き不安を意識した売りが先行した。また、英国による欧州連合(EU)離脱への不透明感や、週末を控えた利益確定売りに押され、売り優勢で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、利確売りに押されたNY相場を映して続落。小売では1gあたり6,864円(-22円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
10/21 6864円 (-22円)
10/18 6886円 (-49円)
10/17 6935円 (+143円
10/16 6792円 (+115円)
10/15 6677円 (+83円)
10/11 6594円 (+110円)
10/10 6484円 (+16円)
10/09 6468円 (+33円)
10/08 6435円 (+33円)
10/07 6402円 (+17円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,654円/g
13:20現在の金相場は1トロイオンス1493.70ドル、パラジウムは1743.55ドル、為替は1$108円57銭前後の値動きで推移しております。