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2020年01月22日国内貴金属は揃って値を下げ上値追いが一服↓金は3営業日ぶりに下げ、パラジウムは13営業日ぶりに反落。

【金相場】連休明け21日のNY金相場は、横ばい圏ながら小幅安に。中心限月の2月限は1トロイオンス1557.90ドル(-2.40ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。連休明けのこの日は、持ち高調整目的の売りや利益確定の売りが中心となり、相場の上値を抑えた。ただ、中国で多発している新型コロナウイルスによる肺炎をめぐり「ヒトからヒトへの感染」が確認され、米メディアは21日午後、米国で初の感染が確認されたと報じた。感染拡大に対する警戒感から、米株式相場が下げに転じる中で、安全資産としての金の下値は堅く小幅安に留まった。

国内の金相場は、NY相場の値動きを映して3営業日ぶりに反落。買取では1gあたり5,987円(-33円)と、前日付けた2週間ぶりの高値からマイナスに転じました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

01/22  5987円 (-33円)

01/21  6020円 (+14円)

01/20  6006円 (+19円)

01/17  5987円 (-8円)

01/16  5995円 (+35円)

01/15  5960円 (+14円)

01/14  5946円 (-9円)

01/10  5955円 (±0円)

01/09  5955円 (-106円)

01/08  6061円 (+130円)

10日間の金相場平均価格:5,982円/g


【パラジウム相場】連休明け21日のNYパラジウム相場は、一時2310ドル超まで買われるも、その後利確売りや持高調整から上げ幅を縮小し小幅高に。中心限月の3月限は1トロイオンス2232.70ドル(+7.80ドル)と、7営業日続伸し、この日も歴代高値を更新して取引きを終了。記録的高値を更新し高騰中のパラジウムは、この日も時間外取引より買いが広がり一時2312.50ドルを付けるなど、大台の2300ドルを突破した。しかし、通常取引に入るとこの所の急騰に対する利益確定売りや、持高調整から上値を重くし上げ幅を縮小。また、新型肺炎による感染拡大に対する警戒感から、米国株が下げに転じた事も売り材料となったが、安値拾いなどから小幅高を維持し、結局この日も終値では過去最高値を記録して引けた。
現在パラジウムは連日で史上最高値を更新するなど高騰中。昨年12月からの上げ幅では+408.00ドル(+18.2%)と、急速に価格水準を切り上げ一段高で推移している。

国内のパラジウムは、連休中のNY相場の流れを吸収し反落。買取では1gあたり9,356円(-462円)と、昨年末27日から昨日まで12連騰していたものの、本日は年初来では初の下げに転じ13営業日ぶりに反落。連日の高値記録更新が一服となりました。昨年末から急速に上げ幅を拡大しているパラジウムは、現在10,000円圏内の水準まで浮上。年初来の上げ幅は本日までに+2,041円(+22.6%)と、価格水準を切り上げる展開となっております。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

01/22  9356円 (-462円)

01/21  9818円 (+127円)

01/20  9691円 (+742円)

01/17  8949円 (+171円)

01/16  8778円 (+357円)

01/15  8421円 (+215円)

01/14  8206円 (+115円)

01/10  8091円 (+39円)

01/09  8052円 (+346円)

01/08  7706円 (+11円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,707円/g


13:55現在の金相場は1トロイオンス1560.55ドル、パラジウムは2254.90ドル、為替は1$109円99銭前後の値動きで推移しております。

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