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【金相場】14日のNY金相場は、小動きな展開となり横ばい圏で推移。中心限月の8月限は1トロイオンス1813.40ドル(-0.70ドル)と、小幅ながら反落して取引きを終了。米国南部や西部を中心に感染者の拡大が続く中、各州で経済活動再開の動きが後退するのではないかとの懸念が根強く、安全資産としての金は買われやすい状況が続いている。また、対ユーロでのドル安進行もドル建てで取引される金の支援材料となり上昇する場面もあった。ただ、約8年10カ月(2011年9月相場)ぶりの高値圏にある中で、利益確定の売りも出やすく相場の上値は重かった。
国内の金相場は、NY市場では小幅安に振れるも、為替が円安に傾斜した事を受け上伸。買取ベースでは1gあたり6,816円(+27円)と、先週9日に付けた歴代高値(6,802円)を上抜き、史上最高値を再更新しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/15 6816円 (+27円)
07/14 6789円 (+33円)
07/13 6756円 (-44円)
07/10 6800円 (-2円)
07/09 6802円 (+24円)
07/08 6778円 (+54円)
07/07 6724円 (+11円)
07/06 6173円 (+14円)
07/03 6699円 (+38円)
07/02 6661円 (-73円)
10日間の金相場平均価格:6,754円/g
【パラジウム相場】14日のNYパラジウム相場は、前日までの急伸に対する反動から利確売りに押され4営業日ぶりに反落。中心限月の9月限は1トロイオンス1985.60ドル(-55.30ドル)と、売り優勢に転じて取引きを終了。ドル安やテクニカル要因から、前日には2000ドル台に浮上し、約2ヶ月ぶり(5月21日相場来)の高値を付けた事から、この日は利益を確定する動きが広がり軟調となった。また、新型コロナウィルスの感染拡大を警戒された事も相場の圧迫材料となった。ただ、米国株が大幅高で推移した事や安値拾いが入った事から、売り一巡後は買い戻される動きもあり、引け後は1995ドル超まで反発上昇した。
国内のパラジウムは、利確売りに押されたNY相場を映し反落。買取では1gあたり7,381円(-33円)と、4営業日ぶりに値を下げ、前日に付けた6月10日相場(約1ヶ月)ぶりの高値から一服となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/15 7381円 (-33円)
07/14 7414円 (+66円)
07/13 7348円 (+137円)
07/10 7211円 (±0円)
07/09 7211円 (-33円)
07/08 7244円 (±0円)
07/07 7244円 (+72円)
07/06 7244円 (+72円)
07/03 7172円 (+11円)
07/02 7194円 (-61円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,258円/g
12:50現在の金相場は1トロイオンス1815.80ドル、パラジウムは1994.55ドル、為替は1$107円29銭前後の値動きで推移しております。