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2020年09月07日国内金相場はプラス圏に反転し3営業日ぶりに上昇↑一方、パラジウムは横ばい圏ながら小幅安に転じ小反落↓

【金相場】週末4日のNY金相場は、米失業率の大幅な改善などを受けて売りが優り3日続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1934.30ドル(-3.50ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。米労働省が朝方発表した8月の雇用統計を受け、発表直後に金は買いが膨らみ一時1956.60ドルまで買われるなど急伸した。しかし、失業率の予想を上回る改善を受けて、雇用回復ペース鈍化への過度の警戒感が後退し、安全資産としての金相場は売りに反転。米株式市場で最近の株高をけん引してきたハイテク株への利食い売りが進み、損失補填目的の換金売りも出やすかった。ただ、取引終盤にかけては下げ幅を縮小。この日は外国為替市場でドル高・ユーロ安の動きが終盤にかけて反転し、ドル建てで取引される金の割高感が薄れたことが買い戻しを誘ったほか、米レーバーデー(労働者の日)に伴う3連休を控えて、ポジション調整の買い戻しも入りやすく、結局小幅安で取引きを終えた。

国内の金相場は、時間外取引きの戻りや為替動向からプラス圏で推移し反発。買取ベースでは1gあたり7,231円(+18円)と、3営業日ぶりに値を上げ反発しました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

09/07  7231円 (+18円)

09/04  7213円 (-54円)

09/03  7267円 (-66円)

09/02  7333円 (+10円)

09/01  7323円 (+31円)

08/31  7292円 (+66円)

08/28  7226円 (-40円)

08/27  7266円 (+50円)

08/26  7216円 (+25円)

08/25  7191円 (-11円)

10日間の金相場平均価格:7,256円/g


【パラジウム相場】週末4日のNYパラジウム相場は、ドル高一服や、米国労働環境の改善の兆し、テクニカルな買いが入り堅調地合いが継続。中心限月の12月限は1トロイオンス2343.20ドル(+21.60ドル)と、買い優勢で推移し続伸して取引きを終了。この日発表された8月の米雇用統計は4カ月連続での市場改善を示唆。これを受けパラジウムは序盤より買いが先行し上昇した。また、外国為替市場ではドル買いが一服した事による割安感や、テクニカルな買いもあって急伸。相場は一時2358.30ドルまで上げ幅を拡大する場面もあった。その後、米国株の調整売りや、連休を控えた持ち高調整売りに押されるも、引き続きドル安の流れが支援材料となり、そのままプラス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウム相場は、横ばい圏ながら小幅安に転じ小反落。買取では1gあたり8,498円(-5円)と、マイナス圏に反転しました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

09/07  8498円 (-5円)

09/04  8305円 (+198円)

09/03  8305円 (-88円)

09/02  8393円 (+132円)

09/01  8261円 (+165円)

08/31  8096円 (+33円)

08/28  8063円 (+33円)

08/27  8030円 (±0円)

08/26  8030円 (-17円)

08/25  8047円 (+77円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,223円/g


11:50現在の金相場は1トロイオンス1942.30ドル、パラジウムは2338.75ドル、為替は1$106円29銭前後の値動きで推移しております。

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