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【金相場】22日のNY金相場は、ドル高や利益確定目的、米雇用の復調を背景に売られ3日ぶりに反落。中心限月の6月限は1トロイオンス1782.00ドル(-11.10ドル)と、前日に付けた約2ヶ月ぶりの高値から後退して取引きを終了。米労働省が朝方発表した17日までの週間新規失業保険申請件数が、2週連続で改善し、新型コロナウイルス危機後の最低を更新するなど米国雇用が回復を示している事を背景に、金は相場を圧迫され序盤より小安く推移した。また、外国為替市場ではドルが対ユーロで上昇し、ドル建て商品としての割高感から金は売り押されたほか、前日には一時1798.40ドルと約2カ月ぶりの高値を付けており、この日は高値圏からの利益確定売りも出やすく、マイナスサイドでの値動きとなった。
国内の金相場は、売り優勢に転じたNY相場を映し3営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり6,738円(-38円)と、約2ヶ月半ぶり(2月3日相場来)の高値から値を下げる展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
04/23 6,738円 (-38円)
04/22 6,776円 (+55円)
04/21 6,721円 (+20円)
04/20 6,701円 (-63円)
04/19 6,764円 (+46円)
04/16 6,718円 (+80円)
04/15 6,638円 (-28円)
04/14 6,666円 (+17円)
04/13 6,649円 (-44円)
04/12 6,693円 (-23円)
10日間の金相場平均価格:6,706円/g
【パラジウム相場】22日のNYパラジウム相場は、前日の急騰に対する利益確定売りや、ドル高・株安などを背景に圧迫されマイナスサイドに反転。中心限月の6月限は1トロイオンス2842.90ドル(-32.70ドル)と、前日記録した史上最高値から値を落として取引きを終了。前日には+118.20ドル(+4.1%)と大幅高で推移し、歴代最高値を更新するなど一段高となった事から、この日も序盤は買い地合いが継続し上伸。相場は一時2894ドルと一代高値を更新し、節目の2900ドル圏内まで上げ幅を拡大した。一方、急ピッチでの高騰を受けた高値警戒から利益を確定する動きが出やすかったほか、ドル高・株安の展開や、金の軟調などを眺めてパラジウムも下押され次第に売り優勢に反転。結局マイナスサイドで取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は、利確売りが出たNY相場を映し反落。買取では1gあたり10,659円(-198円)と、過去最高値を記録した2020年2月28日相場(10,923円)以来およそ1年2ヶ月ぶりの高値から本日は値を落とし、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/23 10,659円 (-198円)
04/22 10,857円 (+379円)
04/21 10,478円 (-66円)
04/20 10,544円 (+39円)
04/19 10,505円 (+115円)
04/16 10,390円 (+165円)
04/15 10,225円 (-16円)
04/14 10,241円 (-39円)
04/13 10,280円 (+127円)
04/12 10,153円 (+66円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,433円/g
現在の金相場は1トロイオンス1792.65ドル、パラジウムは2852.80ドル、為替は1$107円96銭前後の値動きで推移しております。