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2021年06月09日軟調なNY相場を映し、国内貴金属は総じてマイナス圏での値動きに↓

【金相場】8日のNY金相場は、ドル高や利益確定の売りが出た事で3営業日ぶりに反落。中心限月の8月限は1トロイオンス1894.40ドル(-4.40ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。朝方は米国の長期金利の低下を背景に金買いが先行し、一時1906.90ドルを付けるなど堅調となった。しかしその後は、外国為替市場でドル高の流れを眺めて利益確定の売りが出た事から売りに反転。1900ドル台から1885ドルまで売られたが、安値圏では押し目を買う動きが活発化し、以降1895ドル近辺でもみ合う展開となった。

国内の金相場は、NY相場を映し3営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり7,274円(-12円)と、マイナス圏での値動きとなりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

06/09  7,274円 (-12円)

06/08  7,286円 (+4円)

06/07  7,282円 (+44円)

06/04  7,238円 (-97円)

06/03  7,335円 (+47円)

06/02  7,288円 (-15円)

06/01  7,303円 (-19円)

05/31  7,322円 (+23円)

05/28  7,299円 (+53円)

05/27  7,246円 (+14円)

10日間の金相場平均価格:7,287円/g



【パラジウム相場】8日のNYパラジウム相場は、ドル高の流れや他貴金属の値動きを眺めて売られ続落。中心限月の9月限は1トロイオンス2807.00ドル(-30.70ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。この日のパラジウムは、ドル安先行の流れを受け、時間外取引では高寄りし上昇した。その後、ドル安が一服した事や、金など他貴金属が軟調となった事に連れて、パラジウムも売り優勢に反転。一方、米欧で経済活動規制を緩和する動きが広がる中、需要回復への期待が相場を支えたほか、原油相場が約2年8ヶ月ぶりの高値を更新するなど堅調となった事もあって、下支えられる展開となった。

国内のパラジウムは、軟調なNY相場を映し続落。買取では1gあたり10,802円(-83円)と、本日はマイナス圏での値動きとなりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

06/09  10,802円 (-83円)

06/08  10,885円 (±0円)

06/07  10,885円 (-49円)

06/04  10,934円 (-61円)

06/03  10,995円 (+66円)

06/02  10,929円 (+66円)

06/01  10,863円 (+44円)

05/31  10,819円 (+44円)

05/28  10,775円 (+248円)

05/27  10,527円 (-77円)

10日間のパラジウム相場平均価格:10,841円/g


13:15現在の金相場は1トロイオンス1899.55ドル、パラジウムは2813.75ドル、為替は1$109円49銭前後の値動きで推移しております。

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