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2022年04月22日国内金相場は小幅続落したほか、パラジウムは約1ヵ月ぶりの高値から反落↓

【金相場】21日のNY金相場は、急速な米国利上げ観測を背景に長期金利が上昇する中、3日続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1948.20ドル(-7.40ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は21日のオンライン会合で、5月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の大幅利上げ実施を検討すると明らかにした。また多くのFOMCメンバーが、1回または複数回の0.5%利上げに前向きと語ったのを受けて、金利を生まない資産である金には売り圧力が掛かったが、米国株の下げを受けた買い戻しの動きもあり底堅い展開となった。

国内の金相場は、売り優勢となったNY相場を映し小幅続落。買取ベースでは1gあたり8,811円(-6円)と、マイナス圏での値動きとなりました。インフレ高進や、地政学リスクの高まりから金は価格水準を切り上げ、年初来では+1,552円(+17.6%)と、現在一段高で推移中。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

04/22  8,811円 (-6円)

04/21  8,817円 (-43円)

04/20  8,860円 (+2円)

04/19  8,858円 (+15円)

04/18  8,843円 (+83円)

04/15  8,760円 (+63円)

04/14  8,697円 (+33円)

04/13  8,664円 (+82円)

04/12  8,582円 (+87円)

04/11  8,495円 (+84円)

10日間の金相場平均価格:8,739円/g



【パラジウム相場】21日のNYパラジウム相場は、前日の急騰に対する反動や、米国長期金利の上昇、株価の下げが意識され反落。中心限月の6月限は1トロイオンス2420.20ドル(-41.90ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。この日のパラジウム相場は、約1ヵ月ぶりの高値に急騰した前日相場の反動から、序盤より利益を確定する売りに押され軟調となった。また、FRBパウエル議長が利上げに対するタカ派的な発言をした事を受け、長期金利が上昇した事や、軟調となった米国株も意識され、この日は売り優勢で取引きを終えた。

国内のパラジウム相場は、利確売りに押されたNY相場を映し反落。買取では1gあたり10,967円(-72円)と、前日に付けた約1ヵ月ぶりの高値から値を落とす展開となりました。中長期的な需給逼迫への警戒感から現在パラジウムは高騰中。年初来から本日までにgあたり+3,113円(+28.3%)と、価格水準を大幅に切り上げて推移中。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

04/22  10,967円 (-72円)

04/21  11,039円 (+220円)

04/20  10,819円 (-110円

04/19  10,929円 (+297円)

04/18  10,632円 (+11円)

04/15  10,621円 (+264円

04/14  10,357円 (-38円)

04/13  10,395円 (-451円)

04/12  10,846円 (-83円)

04/11  10,929円 (+1232円)

10日間のパラジウム相場平均価格:10,753円/g


10:40現在の金相場は1トロイオンス1958.90ドル、パラジウムは2428.65ドル、為替は1$128円59銭前後の値動きで推移しております。

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