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18:10現在の金相場は1トロイオンス1353.90ドル、パラジウムは1046.95ドル、為替は1$107円40銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】18日のNY金相場は、米国株は伸び悩んだことや、一部で米ロ関係の悪化が懸念されており、安全逃避的な買いが入った事で反発。中心限月の6月限は1トロイオンス1353.50ドル(+4.00ドル)と、プラス圏に転じ、買い優勢で取引きを終了。この日の金相場は、時間外取引では北朝鮮情勢の先行きに対する楽観的な見方が出る中、売りがやや優勢の展開となり小安く推移した。ただ、通常取引きに入ると相場は次第に上昇。外国為替市場では対ユーロでドル安が進みし、ドル建てで取引される金商品に割安感が意識されたほか、相場が心理的な節目である1350ドルの水準を上回ったことで、テクニカル要因による買いも入り上昇。また、米国による対ロシア制裁に関する先行き不安から安全資産としての金を買う動きも活発化し、相場は一時1359ドルまで値を伸ばす場面もあった。ただ、良好な米国企業決算や、堅調な経済指標を背景に米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースが加速するのではないかとの観測や、午後に公表される米地区連銀経済報告(ベージュブック)を控えて様子見ムードとなった。
国内の金相場は、買いが優ったNY市場を映して上昇。小売ベースでは1gあたり5,076円(+26円)と、3営業日ぶりに値を上げ、2月7日相場以来およそ2ヶ月半ぶりの高値となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
04/19 5076円 (+26円)
04/18 5050円 (-5円)
04/17 5055円 (-4円)
04/16 5059円 (+29円)
04/13 5030円 (-25円)
04/12 5055円 (+22円)
04/11 5033円 (+33円)
04/10 5000円 (+7円)
04/09 4993円 (-2円)
04/06 4995円 (+12円)
直近10日間の金相場平均価格:5,035円/g
【パラジウム相場】18日のNYパラジウム相場は、引き続き供給逼迫への警戒感が意識され急伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1034.95ドル(+29.95ドル)と、4連騰し、中心終値では2月28日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。なお、上昇した4日間の上げ幅は+75.80ドル(+7.3%)となった。米国によるロシアへの追加制裁から供給の先細りが意識されたほか、中国市場の自動車販売数が増加するのではとの思惑が広がり、この日は時間外取引から買いが先行し上昇した。また、外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進んだほか、堅調となった金やプラチナなど他貴金属の値動き、発表された米国の企業決算や経済指標が良好な内容となった事で上げ幅を拡大。相場は一時1037ドル超まで値を伸ばす場面もあった。その後、株式相場が伸び悩んだ事で買いが一服するも、引き続き対ロシア制裁に関する先行き不透明感を背景に買い支えられ、この日は一段高で取引きを終えた。米国は最近、パラジウム生産の世界最大ロシア企業ノリリスク・ニッケルの株主らに対して制裁措置を発動。今後更なる追加制裁が発動されるのではとの思惑が広がっている。
国内のパラジウムは、価格水準を切り上げたNY相場高を映して急騰。小売では1gあたり3,958円(+87円)と、ここ最近では最長の8日続伸。3月1日相場(約1ヶ月半)ぶりの高値に戻し、値を上げた8日間の上げ幅は1gあたり+492円(+12.4%)と、一段高で推移しております。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
04/19 3958円 (+87円)
04/18 3871円 (+43円)
04/17 3828円 (+43円)
04/16 3785円 (+97円)
04/13 3688円 (+11円)
04/12 3677円 (+32円)
04/11 3645円 (+87円)
04/10 3558円 (+92円)
04/09 3466円 (-11円)
04/06 3477円 (-60円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,695円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:25現在の金相場は1トロイオンス1355.40ドル、パラジウムは1031.70ドル、為替は1$107円41銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,076円(+26円)、パラジウム3,958円(+87円)、銀67.17円(+1.83円)、プラチナ3,614円(+29円)と、国内貴金属は海外相場の値動きを映して、総じて堅調に推移し直近高値を更新。金は3営業日ぶりに反発し、2月7日相場以来およそ2ヶ月半ぶりの高値となったほか、銀も急伸し2月2日相場ぶりの高値に回復。また、本日は白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ上げ幅を拡大し一段高へ。パラジウムはNY相場が価格水準を切り上げた事で、国内でも急伸しここ最近では最長の8日続伸。3月1日相場(約1ヶ月半)ぶりの高値となり、プラチナは3月22日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値に値戻しました。
【18日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1353.50ドル(+4.00ドル)
銀:1724.80セント(+46.10セント)
パラジウム:1034.95ドル(+29.95ドル)
プラチナ:945.80ドル(+5.80ドル)
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