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【金相場】週末22日のNY金相場は、週末を控えた持ち高調整売りに押され続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1856.20ドル(-9.70ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。なお、週間では1.4%上昇となった。バイデン新政権による追加経済対策への期待を背景とした旺盛な投資意欲が一服し、この日は株式や商品などに幅広く売りが出る中、金相場も軟調となった。また、米長期金利の指標である10年物国債利回りが1%台で安定的に推移する中、ドル相場が堅調を保ち、ドル建てで取引される商品の割高感が重しとなったほか、週末を控えた持ち高調整売りも出やすい地合いとなった。ただその後、売りが一巡すると安値拾いから買い戻しも入り下げ幅を縮小。以降は、バイデン新大統領が発表した1兆9000億ドル規模の対策法案をめぐる米議会での審議の行方や、新型コロナウイルスワクチンの普及・効果を見極めたいとのムードが広がる展開となった。
国内の金相場は、売り優勢となった週末のNY相場を映し続落。買取ベースでは1gあたり6,767円(-30円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/25 6,767円 (-30円)
01/22 6,797円 (-4円)
01/21 7,016円 (+1円)
01/20 6,725円 (+31円)
01/19 6,694円 (+69円)
01/18 6,625円 (-109円)
01/15 6,734円 (-3円)
01/14 6,737円 (-35円)
01/13 6,772円 (+24円)
01/12 6,748円 (-229円)
10日間の金相場平均価格:6,740円/g
【パラジウム相場】週末22日のNYパラジウム相場は、手仕舞い売りに押され続落。中心限月の3月限は1トロイオンス2365.20ドル(-9.90ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日は、リスクオンムードが一服し株式や商品などが軟調となる中、パラジウムも時間外取引きより値を落とし安寄りした。また、外国為替市場ではドル高に振れたほか、週末を控えて持ち高調整売りも出やすかった事で軟調となった。ただ、金や銀、プラチナなど戻り歩調となった事で押し目買いが入り、引けにかけて下げ幅を縮小する展開となった。
国内のパラジウム相場は、軟調となった週末のNY相場を映し続落。買取では1gあたり8,531円(-110円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/25 8531円 (-110円)
01/22 8641円 (-22円)
01/21 8663円 (+39円)
01/20 8624円 (-22円)
01/19 8646円 (-22円)
01/18 8668円 (-143円)
01/15 8811円 (+104円)
01/14 8707円 (-5円)
01/13 8712円 (-6円)
01/12 8718円 (-66円)
01/08 8784円 (+17円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,672円/g
11:20現在の金相場は1トロイオンス1861.35ドル、パラジウムは2364.10ドル、為替は1$103円82銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は買取ベースで金6,876円(-30円)、パラジウム8,783円(-110円)、銀97.02円(-0.88円)、プラチナ4,098円(-76円)と、国内貴金属は週末のNY相場を映して、総じて軟調な展開に。金はNY相場が売り優勢で推移した事を映し、国内でもマイナス圏での値動きとなり続落したほか、銀も値を下げ5営業日ぶりに反落。また、白金族のパラジウム・プラチナも共に値を下げ、パラジウムは続落、プラチナは3営業日ぶりに反落となり、プラチナはおよそ4年5ヶ月ぶり(2016年8月2日相場以来)の高値から値を落とす展開となりました。
【22日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1856.20ドル(-9.70ドル)
銀:2555.60セント(-29.80セント)
パラジウム:2365.20ドル(-9.90ドル)
プラチナ:1111.60ドル(-16.40ドル)
本日は当社定休日のため通常業務は行なっておりません。お休み中に頂きました各お問い合わせは、週明け月曜日に順次ご対応させて頂きます。
17:15現在の金相場は1トロイオンス1868.90ドル、パラジウムは2371.55ドル、為替は1$103円66銭前後の値動きで推移しております。
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