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19:30現在の金相場は1トロイオンス1736.55ドル、パラジウムは265.40ドル、為替は1$110円49銭前後の値動きで推移しております。
明日土曜日は当社定休日のため休業となります。週明け月曜日の相場動向にご注視下さい。
【金相場】1日のNY金相場は、バイデン大統領が発表したインフラ計画の影響を見極める動きの中、国債利回りが低下し、ドルが下落したことを背景に買いの流れが継続し続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1728.40ドル(+12.80ドル)と、値を伸ばし、3月26日相場(約1週間)ぶりの高値に戻して取引きを終了。バイデン米大統領は前日午後に、インフラや気候変動対策を軸とした2兆ドル規模の成長戦略を正式に発表した。新たな大型財政出動の詳細が明らかになったことを受け、この日は米長期金利の指標である10年物国債の利回りが1.7%割れの水準に低下。また、外国為替市場でもドルが軟調に推移したため、割安感の生じた金商品はインフレヘッジとしての側面からも買いを集め、朝方からジリ高となった。また、朝方発表された米週間新規失業保険申請が2週ぶりに悪化し、市場予想より多かったことも金にとっては支援材料となり相場は一時1732ドルまで上げ幅を拡大する場面もあった。ただ、米サプライ管理協会(ISM)がまとめた3月の製造業購買担当者景況指数(PMI)が、約37年ぶりの高水準となり、米国株が過去最高値を更新した事もあって、金相場は午後に入ってやや伸び悩む展開となった。
国内の金相場は、堅調地合いが継続したNY相場を映し上伸。買取ベースでは1gあたり6,673円(+51円)と、直近高値を上抜き、3月18日相場(6,679円)以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
04/02 6,673円 (+51円)
04/01 6,622円 (+105円)
03/31 6,517円 (-59円)
03/30 6,576円 (-68円)
03/29 6,644円 (+36円)
03/26 6,608円 (-9円)
03/25 6,617円 (+42円)
03/24 6,575円 (-62円)
03/23 6,637円 (-6円)
03/22 6,643円 (+15円)
10日間の金相場平均価格:6,611円/g
【パラジウム相場】1日のNYパラジウム相場は、良好な内容となった欧米の3月製造業景気指数や、ドル安の進行、米国の財政出動拡大を背景に買いが旺盛となり上げ幅を拡大。中心限月の6月限は1トロイオンス2655.80ドル(+35.90ドル)と、3営業日続伸し、直近高値圏まで浮上。中心終値では約1年1ヶ月ぶり(2020年2月28日相場来)の高値を付けた3月26日相場(2676.10ドル)ぶりの高値に戻して取引きを終了。バイデン米大統領は前日、インフラ整備や環境対策を中心に8年間で2兆ドル超を投資する成長戦略を正式発表。ワクチン普及や大型の景気対策により景気回復が加速するとの楽観的な見方が広がった事で、パラジウムは時間外取引より買いが旺盛となり上伸した。また、発表された3月のユーロ圏の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は62.5と、1997年6月の調査開始以降では最高となり外国為替市場ではユーロ高・ドル安が進んだほか、米サプライ管理協会(ISM)がまとめた3月の製造業購買担当者景況指数(PMI)が、約37年ぶりの高水準となるなど、欧米の製造業景気指数が良好となった事も買い材料となり上げ幅を拡大。原油高や株高の材料も加わり、相場は一時2669ドルと年初来高値圏まで上伸するなど一段高となった。
国内のパラジウム相場は、強地合いが継続し一段高となったNY相場を映し上げ幅を拡大。買取では1gあたり10,307円(+154円)と、3月29日に付けた年初来高値(10,258円)を上抜いて、史上最高値を記録した2020年2月28日相場(10,923円)以来およそ1年1ヶ月ぶりの高値を更新するなど、価格水準を切り上げる展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
04/02 10307円 (+154円)
04/01 10153円 (+192円)
03/31 9961円 (+220円)
03/30 9741円 (-517円)
03/29 10258円 (+209円)
0326 10049円 (+17円)
03/25 10032円 (+148円)
03/24 9884円 (-104円)
03/23 9988円 (-28円)
03/22 10016円 (-176円)
10日間のパラジウム相場平均価格:10,039円/g
11:45現在の金相場は1トロイオンス1734.60ドル、パラジウムは2675.10ドル、為替は1$110円65銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金6,782円(+50円)、パラジウム10,560円(+154円)、銀101.97円(+2.64円)、プラチナ4,782円(+61円)と、国内貴金属は軒並み値を伸ばし上げ幅を拡大。金はNY相場がドル安基調を背景に買いが継続した事を受け、国内でも上げ幅を拡大し直近高値を更新。3月18日相場以来およそ2週間ぶりの高値となったほか、銀も上伸し3月23日相場(約1週間半)ぶりの高値に回復。また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ買い優勢となり、パラジウムはNY相場が年初来高値水準に浮上し強地合いとなった事を受け、国内でも3連日で3桁高で推移するなど一代高値を更新。先週3月29日に付けた年初来高値を上抜いて、史上最高値を記録した2020年2月28日相場(11,176円)以来およそ1年1ヶ月ぶりの高値となり、価格水準を切り上げる展開となりました。プラチナは続伸し2月25日相場(約5週間)ぶりの高値となっております。
【1日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1728.40ドル(+12.80ドル)
銀:2494.80セント(+41.60セント)
パラジウム:2655.80ドル(+35.90ドル)
プラチナ:1208.60ドル(+17.10ドル)
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