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【27日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1291.70ドル(+12.30ドル)
銀:1808.40セント(+10.10セント)
パラジウム:780.75ドル(-1.10ドル)
プラチナ:1264.30ドル(-+9.30ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1282.10ドル、パラジウムは785.25ドル、為替は1$118円09銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】週明け26日のNY金相場は続落。中心限月の2月限は1トロイオンス1279.40ドル(-13.20ドル)と、2営業日値を下げて取引きを終了。この日は新規材料も乏しい中、ギリシャ選挙を終えた事で利益確定売りから金は相場を圧迫。また、外為市場ではドルが買われた事や、米連邦公開市場委員会(FOMC)を27~28日に控え、市場の関心がFOMCへ移る中、米連邦準備理事会(FRB)が米景気認識を上方修正するとの観測が一部で出た事も売り材料となり、先週末に続いて金はマイナス圏で取引きを終えた。
25日に開票されたギリシャの総選挙では、緊縮財政の撤回を掲げる最大野党・急進左派連合(SYRIZA)が勝利。当初は野党勝利によってユーロ圏離脱も含め先行きが懸念されたが、ユーロ圏離脱には至らないとの観測が優勢となった。ユーロ圏財務相は26日のブリュッセルの会合で、ギリシャのユーロ残留を後押しするため新政権と交渉に入ることで一致した。
国内の金相場は週明けの海外相場安を受けて続落。小売ベースでは1gあたり5,287円と、前日相場から36円値を下げ2営業日続落となりました。
《本日までの1月金相場価格推移(小売)》
01/27 5287円 (-36円)
01/26 5323円 (-60円)
01/23 5383円 (+66円) ※最高値
01/22 5317円 (-27円)
01/21 5344円 (+98円)
01/20 5246円 (-3円)
01/19 5249円(+125円)
01/16 5124円 (+63円)
01/15 5061円 (-20円)
01/14 5081円 (-17円)
01/13 5098円 (+26円)
01/09 5072円 (+7円)
01/08 5065円 (+11円)
01/07 5054円 (+22円)
01/06 5032円 (+40円)
01/05 4992円 (+27円) ※最安値
1月現在までの金平均価格:5,171円/g
【パラジウム相場】週明け26日のNYパラジウム相場は続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス781.85ドル(+7.75ドル)と、3営業日続伸して取引きを終了。この日の貴金属市場は先週末に続き、パラジウムを除いて軟調に推移。パラジウムは序盤、先週末の買いの流れを継いで堅調に推移。また、ウクライナ情勢が再び悪化している事から、需給懸念が意識された事も買い材料となり上昇した。途中、ドル高や売りに転じた金・プラチナの値動きを眺めて値を下げる場面もあったが、この日発表された独の1月IFO企業景況感指数が良好な内容となった事や、米の株式相場が反発した事が支援材料となり、パラジウムは再び買いが優勢となりプラス圏で引けた。
国内のパラジウム相場は堅調に推移した海外相場を受けて反発。小売では1gあたり3,137円(+10円)と、他貴金属が値を下げた中プラスに転じました。
《本日までの1月パラジウム相場価格推移(小売)》
01/27 3299円 (+10円)
01/26 3289円 (-16円)
01/23 3305円 (+43円)
01/22 3262円 (-48円)
01/21 3310円 (+65円)
01/20 3245円 (+43円)
01/19 3202円 (-21円) ※最安値
01/16 3223円 (-71円)
01/15 3294円 (-151円)
01/14 3445円 (+16円) ※最高値
01/13 3429円 (+21円)
01/09 3408円 (+11円)
01/08 3397円 (-16円)
01/07 3413円 (+17円)
01/06 3396円 (-33円)
01/05 3429円 (-76円)
1月現在までのパラジウム平均価格:3,334円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。
本日の地金は小売ベースで金5,287円(-36円)、パラジウム3,299円(+10円)、銀76.78円(-1.41円)、プラチナ5,203円(-62円)と、国内の貴金属は週明けの海外相場の流れからパラジウムを除いて値を下げており、金・銀・プラチナは共に2営業日続落。一方、パラジウムは海外相場が3日続伸するなど上昇した事を映し、国内相場もプラスに転じました。
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