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【27日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1165.80ドル(-0.40ドル)
銀:1586.30セント(-4.20セント)
パラジウム:678.75ドル(-5.15ドル)
プラチナ:1165.80ドル(-8.30ドル)
17:00現在の金相場は1トロイオンス1167.80ドル、パラジウムは682.75ドル、為替は1$120円52銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】週明け26日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)を27日に控え、全体的に様子見ムードが広がる中、発表された米の経済指標が冴えない内容となった事を背景にドル買いが一服。割安感を背景に金商品は買いが優勢となり中心限月の12月限は1トロイオンス1166.20ドル(+3.30ドル)と、4営業日ぶりに反発して取引きを終了した。この日の金相場は、発表された米の9月新築住宅販売件数が、事前予想を大きく下回った事に加え、前月の8月分も下方修正されたことから、外為市場ではドルが軟調に推移。ドル建ての金は割安感から買いが入り易かったほか、連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ観測の後退が意識され相場は小高く推移。またここ最近の下落を受けて安値拾いも相場の支えとなったが、FOMC声明の発表を28日に控え結果を見極めたいとの思惑から、積極的な売買は手控えられ値動きは限定的となった。中心12月限の値動きは、高値1163.80ドル、安値1162.00ドル、終値1166.20ドル。
国内の金相場は海外相場では4営業日ぶりに買いが優るも、為替が円高に振れた事を受けて反落。小売ベースでは1gあたり4,917円(-9円)と、3営業日ぶりに値を下げ、本日はマイナス圏で推移しました。
《10月現在の金相場価格推移(小売)》
10/27 4917円 (-9円)
10/26 4926円 (+4円)
10/23 4922円 (+24円)
10/22 4898円 (-34円)
10/21 4932円 (+36円) ※最高値
10/20 4896円 (-14円)
10/19 4910円 (-15円)
10/16 4925円 (-6円)
10/15 4931円 (+44円)
10/14 4887円 (+6円)
10/13 4881円 (+91円)
10/09 4790円 (-17円)
10/08 4807円 (-23円)
10/07 4830円 (+39円)
10/06 4791円 (+10円)
10/05 4781円 (+96円)
10/02 4685円 (-6円) ※最安値
10/01 4691円 (-43円)
本日までの10月金相場平均価格:4,856円/g
【パラジウム相場】週明け26日のNYパラジウム相場は、ここ最近の上昇に対する利益確定売りが出たほか、米の株価下落や、原油安が意識され軟調に推移。中心限月の12月限は1トロイオンス683.90ドル(-9.95ドル)と、3営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。この日のパラジウムは、前週末に上げ幅を拡大していた反動から利益確定売りが出た事で序盤より軟調に推移した。一方、発表された米の経済指標(9月新築住宅販売件数)が、冴えない内容となった事を受け外為市場ではドルが下落した事による割安感や、引き続きECBによる追加緩和観測や、中国の利下げを意識した買いが入り相場は再び上昇に転じた。しかし、その後は米の株価下落や、原油安、値を下げているプラチナの値動きを眺め、パラジウムも売り圧力が強まり失速。結局この日は3営業日ぶりにマイナス圏に転じて取引きを終えた。中心12月限の値動きは、高値694.50ドル、安値678.05ドル、終値683.90ドル。
国内のパラジウムは売りに転じた週明けのNY市場や、円高要因が重なり反落。小売では1gあたり2,964円(-55円)と、3営業日ぶりに値を下げ、前日に付けたここ最近の高値(9日相場以来およそ2週間ぶり)から反落しました。
《10月現在のパラジウム相場価格推移(小売)》
10/27 2964円 (-55円)
10/26 3019円 (+39円)
10/23 2980円 (+54円)
10/22 2926円 (-71円)
10/21 2997円 (+49円)
10/20 2948円 (-33円)
10/19 2981円 (-32円)
10/16 3013円 (+11円)
10/15 3002円 (+49円)
10/14 2953円 (-22円)
10/13 2975円 (-59円)
10/09 3034円 (+42円)
10/08 2992円 (-64円)
10/07 3056円 (+81円) ※最高値
10/06 2975円 (-65円)
10/05 3040円 (+119円)
10/02 2921円 (+92円)
10/01 2829円 (-16円) ※最安値
本日までの10月パラジウム相場平均価格:2,978円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:40現在の金相場は1トロイオンス1165.50ドル、パラジウムは682.65ドル、為替は1$120円53銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,917円(-9円)、パラジウム2,964円(-55円)、銀69.76円(±0円)、プラチナ4,271円(-31円)と、国内貴金属は週明けの海外相場の値動きや、為替要因から総じて軟調に推移。金はNY市場では4営業日ぶりにプラスに転じたものの、国内では3営業日ぶりに値を下げ反落。また、銀は前日比変わらずの横ばいとなった一方、白金族はパラジウム・プラチナそれぞれが値を下げ売りが優勢に。パラジウムは前日までの高値推移から一服し、3営業日ぶりにマイナスに転じたほか、プラチナは2営業日続落となりました。
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