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【17日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1118.40ドル(+5.70ドル)
銀:1529.80セント(+8.50セント)
パラジウム:613.80ドル(-3.70ドル)
プラチナ:1000.70ドル(+6.70ドル)
18:10現在の金相場は1トロイオンス1118.50ドル、パラジウムは618.45ドル、為替は1$124円52銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,868円(+4円)、パラジウム2,786円(+32円)、銀69.12円(-0.86円)、プラチナ4,397円(-11円)と、夏季休業明けの国内貴金属は、先週の海外相場の値動きを映してまちまちの相場推移。金は12日のNY相場の大幅高から週末にかけ利益確定りが進み、国内相場も連休前の12日比で+5円と、上げ幅をやや縮小しながら3営業日続伸。12日相場同様に月初来高値を上抜いて、先月17日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値圏へ上昇。銀は週末14日のNY相場を映して軟調に推移し7営業日ぶりに反落。また、プラチナも銀同様に7営業日ぶりに値を下げ、最近の高値推移から一服しました。一方、パラジウムは週末の海外相場がプラスに転じた事から、国内相場も堅調に推移し上伸。月初来高値を上抜き、先月末(31日)相場以来およそ2週間半ぶりの高値となりました。
【週末14日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1112.70ドル(-2.90ドル)
銀:1521.30セント(-18.60セント)
パラジウム:617.50ドル(+1.80ドル)
プラチナ:994.00ドル(-1.00ドル)
【13日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1115.60ドル(-8.00ドル)
銀:1539.90セント(-7.70セント)
パラジウム:615.70ドル(-7.40ドル)
プラチナ:995.00ドル(-4.90ドル)
【12日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1123.60ドル(+15.90ドル)
銀:1547.60セント(+19.20セント)
パラジウム:623.10ドル(+23.85ドル)
プラチナ:999.90ドル(+7.60ドル)
※本日は夏期休業の為、通常業務は行なっておりません。休業中に頂きました各お問い合わせは、連休明け17日(月)に順次ご対応させて頂きます。
【金相場】
(14日)週末14日のNY金相場は全体的に小動きな展開の中、利益確定を目的とした売りが続いた事から小安く推移。中心限月の12月限は1トロイオンス1112.70ドル(-2.90ドル)と、小幅ながら続落して取引を終了。中国の人民元切り下げをめぐる世界的な市場混乱が落ち着く中、最近の高値上昇を受けた利益確定売りが進み金は序盤より売りが先行した。しかし、この日発表された米の経済指標(8月ミシガン大学消費者信頼感指数)の速報値が予想に反して低下した事から、外為市場ではドルが軟調に推移。相対的に金は割安感から買いを集め一時プラス圏に浮上する場面もあった。ただ、その後は週末を前にした持ち高調整や、引き続き利益確定売りに押された事で徐々に金は上げ幅を縮小。米の株価上昇も材料となり、結局売りが優勢でこの日の取引を終えた。週間では1.7%高と、6月半ば以降で最大の上げとなった。
(13日)13日のNY金相場は、前日までの大幅高による利益確定売りに押され反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1115.60ドル(-8.00ドル)と、6営業日ぶりに値を下げて取引きを終了。中国人民銀行(中央銀行)が、3日連続で人民元取引の目安となる対ドル基準値を引き下げたものの、切り下げの動きが一服するとの見方から、主要株価の大半が上昇に転じたことで、この日の金相場は戻り売りの展開となった。また、7月の小売売上高が前月比0.6%増と、市場予想を上回ったことで外為市場ではドル高となったことも、相場の圧迫材料となり、この日は6営業日ぶりに売りが優勢となって取り引きを終えた。
(12日)12日のNY金相場は、中国人民銀行(中央銀行)による連日の人民元切り下げを受け、アジアや欧州を中心に世界的な株安となったほか、外為市場ではドルが軟調に推移した事による割安感からも買われ大幅続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1123.60ドル(+15.90ドル)と5営業続伸し、中心終値では前日相場同様に先月17日相場以来(およそ1ヶ月ぶり)の高値を付けて取引きを終了。中国人民銀行(中央銀行)が2日続けて人民元の切り下げを行ったことで、自国通貨の下げを誘導する国が増えるとの懸念も広がったほか、同国の景気減速への警戒感が一段と強まり、世界的に株安が拡大する状況に、安全資産として金の買いが継続した。また、連日の人民元切り下げを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに踏み切るのかどうかについて疑念が出たことを背景に、外為市場ではドルが軟調に推移。ドル建ての金相場は割安感からも買いを集め上げ幅を拡大した。
【パラジウム相場】
(14日)週末14日のNYパラジウム相場は、ほぼ横ばいながら小幅に上振れ反発。中心限月の9月限は1トロイオンス617.50ドル(+1.80ドル)と、プラスに転じて取引を終了。序盤のパラジウムは前日相場同様に、先日の急伸に対する利益確定売りに押され軟調に推移。ただ、中国の人民元切り下げをめぐる世界的な市場混乱が、やや落ち着きを見せ始めた事や、この日発表された米の経済指標(7月鉱工業生産)が、予想を上回る良好な内容となった事が材料視され徐々に買い戻しの展開に。また、原油相場の上昇や、米の株式相場が堅調に推移した事もプラスに働き、この日の貴金属市場では唯一プラスに転じて取引を終えた。週間では前週相場比+3.4%と、大幅高となり3週ぶりにプラスで越週となった。
(13日)13日のNYパラジウム相場は、前日の大幅上昇を受けた利益確定売りに押され反落。中心限月の9月限は1トロイオンス615.70ドル(-7.40ドル)と、マイナスに転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、前日におよそ4%近く急伸した反動から、目先の利益を確定する動きに押され軟調に推移。また、中国人民銀行(中央銀行)が、3日連続で人民元取引の目安となる対ドル基準値を引き下げた事から、同国経済の先行き懸念が強まったほか、外為市場ではドルが買い戻された事による割高感も相場の圧迫材料となった。途中、米の株式相場が上昇した事を好感され、買い戻される場面もあったが、原油相場の下げが重しとなり結局マイナス圏で取引きを終えた。
(12日)12日のNYパラジウム相場は、前日の下げに対する反動買いや、ドル安を背景とした割安感から買いが優勢となり大幅反発。中心限月の9月限は1トロイオンス623.10ドル(+23.85ドル)と、中心終値では先月22日相場以来およそ3週間ぶりの高値を付けて取引きを終了。また、急反発したこの日のパラジウムの上げ幅は、7月1日相場以来では最大となった。序盤のパラジウム相場は、中国人民銀行(中央銀行)による連日の人民元切り下げを受け、同国の景気先行きに一段と警戒感が広がり売りが先行した。その後、外為市場ではドルが軟調に推移した事による割安感から徐々に買い戻されたほか、原油相場の上昇が支援材料となり相場は反転しプラス圏に浮上。また、金やプラチナなど他貴金属が軒並み買われる中、パラジウムも買いを集め一気に上げ幅を拡大。一時この日の高値627ドル近辺まで上昇する場面もあった。途中、中国人民銀行による連日の人民元の切り下げから、世界的な株安の拡大が相場の重しとなったが大きな売りにはつながらず、この日はおよそ3週間ぶりの高値を付けて取引きを終えた。
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