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【24日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1239.10ドル(+16.50ドル)
銀:1529.70セント(+5.70セント)
パラジウム:487.30ドル(-12.75ドル)
プラチナ:943.70ドル(+0.20ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1227.20ドル、パラジウムは499.55ドル、為替は1$112円07銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】23日のNY金相場は、前日の下落に対する反動や、世界的な株安、原油相場の下落を背景に、逃避需要から買いが入り反発。中心限月の4月限は1トロイオンス1222.60ドル(+12.50ドル)と、プラスに転じて取引きを終了。この日の金相場は、売りが優勢となった前日の安値反動から、序盤より買い戻しが活発化。また、市場では産油国間の原油増産凍結に懐疑的な見方が広がり、原油相場が急反落する中、欧米株も大幅安に転じたことから、安全資産としての金の買い需要が旺盛となり上げ幅を拡大した。このほか、ドイツのIFO経済研究所が発表した2月の独企業の景況感指数が大幅低下したほか、2月の米消費者景気信頼感指数も大きく低下した事も、買い材料となり相場は一時1230ドル圏内まで上昇する場面もあった。途中、ドル売りが一服する場面では上げ幅を削るも、世界情勢への先行き不安や、持ち高調整目的から買い支えられ、そのまま高値圏を維持して取引きを終えた。中心4月限の値動きは、高値1229.00ドル、安値1207.60ドル、終値1222.60ドル。
国内の金相場は、買い戻されたNY市場を映して大きく反発。小売ベースでは1gあたり4,830円(+49円)と、昨日の下げを戻し、3営業日ぶりにプラス圏での推移となりました。
《2月現在の金相場価格推移(小売)》
02/24 4830円 (+49円)
02/23 4781円 (-58円)
02/22 4839円 (-40円)
02/19 4879円 (+51円)
02/18 4828円 (+25円)
02/17 4803円 (-40円)
02/16 4843円 (-58円)
02/15 4901円 (+29円) ※最高値
02/12 4872円 (+77円)
02/10 4795円 (-25円)
02/09 4820円 (+33円)
02/08 4787円 (+59円)
02/05 4728円 (-1円) ※最安値
02/04 4729円 (-3円)
02/03 4732円 (-51円)
02/02 4783円 (+35円)
02/01 4748円 (+108円)
2月現在の金相場平均価格:4,806円/g
【パラジウム相場】23日のNYパラジウム相場は、世界的な株安や原油安が重しとなるも、ここ最近の連続安に対する反動買いや、ドル安、他貴金属の上昇につられ4営業日ぶりに反発した。中心限月の3月限は1トロイオンス500.05ドル(+1.40ドル)と、ほぼ横ばい圏ながらプラスに転じ、500ドル台に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、軟調地合いが続いた前日までの流れを引き継ぎ、序盤はやや売りが先行した。また、アジアの株安をはじめ、2月のドイツ企業の景況感指数が大幅に下振れた事から、欧州株安が進行したほか、先行き需給への見通しから原油相場が急反落し、続いて米国株価も大幅下落となった事が嫌気され相場を圧迫された。ただ、売り一巡後は、ドル安を背景に割安感から買い戻されたほか、ここ最近の連続安に対する安値拾い、堅調に推移している金やプラチナの値動きを眺めて、パラジウムも切り返されプラス圏に浮上。その後も、小動きながら売り買いが交錯するも、この日は4営業日ぶりに買いが優勢で取引きを終えた。中心3月限の値動きは、高値502.45ドル、安値494.25ドル、終値500.05ドル。
国内のパラジウムは、海外相場では小幅高に振れたものの、為替が円高に傾斜した事から軟調地合いが継続。小売では1gあたり2,046円(-6円)と、ほぼ横ばい圏ながら小幅に値を下げ4営業日続落となりました。
《2月現在のパラジウム相場価格推移(小売)》
02/24 2046円 (-6円) ※最安値
02/23 2052円 (-10円)
02/22 2062円 (-27円)
02/19 2089円 (-65円)
02/18 2154円 (+21円)
02/17 2133円 (-16円)
02/16 2149円 (-5円)
02/15 2154円 (+16円)
02/12 2138円 (-43円)
02/10 2181円 (+5円)
02/09 2176円 (+33円)
02/08 2143円 (-49円)
02/05 2192円 (-16円)
02/04 2208円 (+43円)
02/03 2165円 (-65円)
02/02 2230円 (+11円) ※最高値
02/01 2219円 (+65円)
2月現在のパラジウム相場平均価格:2147円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:40現在の金相場は1トロイオンス1229.55ドル、パラジウムは500.20ドル、為替は1$111円90銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,830円(+49円)、パラジウム2,046円(-6円)、銀62.64円(+0.11円)、プラチナ3,769円(+36円)と、国内貴金属はパラジウムを除いて反発。金はプラスに転じたNY市場を映して、国内でも3営業日ぶりに反発したほか、銀・プラチナも堅調に推移し4営業日ぶりに上昇。一方、パラジウムは海外相場ではプラス圏で推移するも、国内では円高要因から小幅に値を下げ、売り地合いが継続する展開となりました。
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