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【金相場】週明け30日のNY金相場は、利益確定の売りに押され3営業日ぶりに反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1812.20ドル(-7.30ドル)と、マイナス圏に反転して取引きを終了。金相場は前週末、早期の利上げに慎重姿勢を示したパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を受けて大きく上昇し、27日には約1ヵ月ぶりの高値を更新するなど一段高となっていた反動から、この日は利益確定の売りが出やすかったほか、ユーロ高が一服した事もあって売り優勢の展開となった。
国内の金相場は、利確売りが出た週明けのNY相場を映し3営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり6,985円(-17円)と、前日に付けた約1ヵ月ぶりの高値から値を落す展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/31 6,985円 (-17円)
08/30 7,002円 (+73円)
08/27 6,929円 (+10円)
08/26 6,919円 (-28円)
08/25 6,947円 (-10円)
08/24 6,957円 (+94円)
08/23 6,863円 (-10円)
08/20 6,873円 (-27円)
08/19 6,900円 (+19円)
08/18 6,881円 (+20円)
10日間の金相場平均価格:6,926円/g
【パラジウム相場】週明け30日のNYパラジウム相場は、テクニカル要因や株高などを背景に買われ急伸。中心限月の12月限は1トロイオンス2479.10ドル(+71.00ドル)と、中心終値では17日相場(2495.60ドル)以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は債券購入のテーパリング(段階的縮小)開始後の利上げは急がない考えを改めて示すなど、米金融政策の変更で市場が混乱する懸念が後退し、株高を追い風に投資家心理が上向く中でパラジウムも連れ高となった。また、原油高やテクニカル要因から買いが膨らむと、相場は一時2500ドルを付けるなど一段高となった。
国内のパラジウム相場は、上げ幅を拡大した週明けのNY相場を映し急伸。買取では1gあたり9,499円(+193円)と、値を伸ばし、18日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/31 9,499円 (+193円)
08/30 9,306円 (+77円)
08/27 9,229円 (-121円)
08/26 9,350円 (-116円)
08/25 9,466円 (+242円)
08/24 9,224円 (+380円)
08/23 8,844円 (-88円)
08/20 8,932円 (-424円)
08/19 9,356円 (-302円)
08/18 9,658円 (-292円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,286円/g
14:30現在の金相場は1トロイオンス1823.45ドル、パラジウムは2499.60ドル、為替は1$109円86銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金7,095円(-16円)、パラジウム9,751円(+192円)、銀97.13円(±0円)、プラチナ4,020円(-25円)と、国内貴金属は強弱まちまち。金は利確売りに押されたNY相場を映し、3営業日ぶりに反落し約1ヵ月ぶりの高値から後退したほか、プラチナもマイナス圏に転じ反落。一方、パラジウムはNY相場が急伸した流れを映し、国内でも大幅続伸し上昇。18日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
【30日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1812.20ドル(-7.30ドル)
銀:2400.60セント(-5.60セント)
パラジウム:2479.10ドル(+75.10ドル)
プラチナ:1002.10ドル(-4.40ドル)
【金相場】週末27日のNY金相場は、ハト派的と受け止められたFRBパウエル議長の講演や、中東情勢の緊迫化を背景に地政学的リスクの高まりを受け大幅続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1819.50ドル(+24.30ドル)と、中心終値では2日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。なお、週間では35.50ドル(1.99%)高と、3週連続プラスにて越週となった。米商務省が朝方発表した7月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比4.2%上昇と約30年ぶりの大幅な伸びを記録した。米長期金利の指標となる10年物国債利回りが上昇し、外国為替市場では対ユーロでドル高が進行。金商品は割高感が意識され序盤は売りが優勢となった。ただその後、パウエルFRB議長が経済シンポジウムでの講演で、量的緩和策をめぐり「年内の縮小開始」が適切と表明する一方で、量的緩和縮小開始に伴う早期利上げ観測をけん制した。市場では想定よりもハト派寄りだったと受け止められ、長期金利が1.31%台に下落。ドル高が一服し割安感が生じたほか、アフガニスタン情勢の悪化に伴う地政学的なリスクも金を買う動きに繋がり、結局この日は1ヵ月ぶりの高値で取引きを終えた。
国内の金相場は、大幅高となった週末のNY相場を映し一段高へ。買取ベースでは1gあたり7,002円(+73円)と、節目の7,000円台に浮上。月初来高値を抜いて、7月30日相場(7,023円)以来およそ1ヵ月ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/30 7,002円 (+73円)
08/27 6,929円 (+10円)
08/26 6,919円 (-28円)
08/25 6,947円 (-10円)
08/24 6,957円 (+94円)
08/23 6,863円 (-10円)
08/20 6,873円 (-27円)
08/19 6,900円 (+19円)
08/18 6,881円 (+20円)
08/17 6,861円 (+10円)
10日間の金相場平均価格:6,913円/g
【パラジウム相場】週末27日のNYパラジウム相場は、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演内容や株高・ドル安を背景に買われ反発。中心限月の9月限は1トロイオンス2404.00ドル(+15.70ドル)と、3営業日ぶりに上昇して取引きを終了。27日のパウエルFRB議長の講演を受け、市場では想定よりもハト派寄りに受け止められた事で米長期金利が低下。加えて外国為替市場ではドルが主要通貨に対して売られ、他貴金属同様に割安感が意識されたパラジウムは序盤より堅調となった。また、パウエルFRB議長が利上げは急がない姿勢を示した事で、投資家心理が改善。株式市場も堅調となるなど、リスク選好意欲の高まりを受けてパラジウムにも買いが入りプラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、堅調となった週末のNY相場を映し上昇。買取では1gあたり9,306円(+77円)と、3営業日ぶりに反発しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/30 9,306円 (+77円)
08/27 9,229円 (-121円)
08/26 9,350円 (-116円)
08/25 9,466円 (+242円)
08/24 9,224円 (+380円)
08/23 8,844円 (-88円)
08/20 8,932円 (-424円)
08/19 9,356円 (-302円)
08/18 9,658円 (-292円)
08/17 9,950円 (-154円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,332円/g
13:00現在の金相場は1トロイオンス1821.40ドル、パラジウムは2429.75ドル、為替は1$109円78銭前後の値動きで推移しております。
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