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【金相場】週末27日のNY金相場、米追加利下げをめぐる思惑から売りが優勢となり反落。中心限月の12月限は1トロイオンス1506.40ドル(-8.80ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。相場は朝方から売りが先行し序盤より売りが先行した。米連邦準備制度理事会(FRB)高官らが、今後の追加利下げについて慎重な姿勢を相次いで示したことも、金利を生まない資産である金の重しになった。ただ、市場のリスク警戒感は依然根強く、押し目買いが入り下げ幅を縮小。大手銀が公表した週間調査によると、25日までの1週間は、米中貿易協議をめぐる不透明感や米政局不安などを背景に安全資産としての金需要が拡大し、貴金属ファンドに過去2番目の規模の資金が流入したと伝わった。その事から、利益を確定する動きも見られたが、米トランプ政権は米証券取引所に上場する中国株の廃止を検討していると一部で報じられたことで、安全逃避の金買いが観測されており、売り一巡後は下げ幅を縮小する展開となった。
国内の金相場は、週末のNY相場の値動きを映してマイナス圏へ。小売ベースでは1gあたり5,651円(-36円)と、なりました。
《10日間の金相場価格推移(小売)》
09/30 5651円 (-36円)
09/27 5687円 (±0円)
09/26 5687円 (-64円)
09/25 5751円 (+16円)
09/24 5735円 (+61円)
09/20 5674円 (+9円)
09/19 5665円 (-22円)
09/18 5687円 (+22円)
09/17 5665円 (-13円)
09/13 5678円 (+35円)
10日間の金相場平均価格:5,688円/g
【パラジウム相場】週末27日のNYパラジウム相場は、テクニカル要因や需給逼迫への先行き不安から買われ上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1652.90ドル(+10.00ドル)と、連日で一代高値を上抜き、史上最高値を再更新して取引きを終了。この日のパラジウムは、ドル高要因や利益確定の売りが先行し序盤は安寄りした。一方、売り一巡後は、安値拾いや需給逼迫の観点から買い戻しが旺盛となりプラス圏に浮上。テクニカルな買いも入って上げ幅を拡大し、結果この日も一代高値を再更新して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、一代高値を再更新するなど堅調となったNY相場を映して上昇。小売では1gあたり6,436円(+81円)と一段高へ。連日で歴代高値を上抜き、史上最高値を再更新するなど価格水準を切り上げる展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
09/30 6436円 (+81円)
09/27 6355円 (+86円)
09/26 6269円 (-70円)
09/25 6339円 (+27円)
09/24 6312円 (+129円)
09/20 6183円 (+114円)
09/19 5665円 (-22円)
09/18 5687円 (+22円)
09/17 5665円 (-13円)
09/13 5678円 (+35円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,231円/g
13:55現在の金相場は1トロイオンス1495.75ドル、パラジウムは1663.80ドル、為替は1$107円85銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,651円(-36円)、パラジウム6,436円(+81円)、銀68.36円(-1.19円)、プラチナ3,569円(+16円)と、国内貴金属は週末のNY市場の値動きを映してまちまち。金は週末のNY相場が利確売りに押された事を映して、国内でも値を下げマイナス圏へ。また、銀も値を落とし4営業日続落した一方、パラジウム・プラチナは堅調に推移し上昇。パラジウムは買い地合いが継続したNY相場を受け、国内でも前営業日と同額を値上げ一段高に。連日で歴代高値を上抜き、史上最高値を再更新しました。
【27日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1506.40ドル(-8.80ドル)
銀:1765.20セント(-26.00セント)
パラジウム:1652.90ドル(+10.00ドル)
プラチナ:936.10ドル(±0ドル)
本日は当社定休日のため、通常業務は行なっておりません。お休み中に頂きました各お問い合わせは、週明け月曜日に順次ご対応させて頂きます。
19:00現在の金相場は1トロイオンス1499.75ドル、パラジウムは1628.60ドル、為替は1$107円98銭前後の値動きで推移しております。
明日土曜日は当社定休日のため休業となります。週明け月曜日の相場動向にご注視下さい。
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