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18:25現在の金相場は1トロイオンス1338.05ドル、パラジウムは988.60ドル、為替は1$109円55銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】週末1日のNY金相場は、冴えない内容となった米雇用統計を背景に買いが入り上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1330.40ドル(+8.20ドル)と、中心終値では2016年9月27日相場以来およそ11ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。米労働省が朝方発表した8月の雇用統計では前月値から伸びが鈍化したほか、市場予想も下回るなど低調な結果となった。さらに、失業率が4.4%と前月から0.1ポイント悪化し、物価指標として注目されていた平均時給の伸びも予想に届かなかった。これら冴えない雇用関連指数を受けて、ドル売りが一時加速し割安感が生じた事や、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退し、金利を生まない資産である金に買いが入った。このほか、北朝鮮をめぐる地政学的リスクや、トランプ米政権の政策運営に対する先行き不透明感がくすぶっていることも、安全資産とされる金にとっては支援材料となり上げ幅を拡大。一時この日の高値1334.50ドルまで値を伸ばす場面もあった。ただ、その後はドル安が一服した事から、金相場の上値は抑えられた。8月の月間ベースでは+48.80ドル(+3.7%)
国内の金相場は、米雇用統計結果を受けて一段高となった週末のNY相場を映して、7日続伸と堅調地合いが継続。小売ベースでは1gあたり5,131円(+44円)と、大幅続伸し、2015年6月22日相場以来およそ2年2ヵ月ぶりの高値を更新するなど価格水準を切り上げる展開となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
09/04 5131円 (+44円)
09/01 5002円 (+40円)
08/31 5047円 (+19円)
08/30 5028円 (+18円)
08/29 5010円 (+65円)
08/28 4945円 (+12円)
08/25 4933円 (+8円)
08/24 4925円 (-11円)
08/23 4936円 (+2円)
08/22 4934円 (+14円)
直近10日間の金相場平均価格:4,998円/g
【パラジウム相場】 週末1日のNYパラジウム相場は、予想外に低調となった米雇用統計によるドル安進行に加え、株高や、需要増加の観点から買いが膨らみ暴騰。中心限月の12月限は1トロイオンス977.10ドル(+44.85ドル)と、大幅続伸し、再度年初来高値を更新。中心終値では市場最高値を付けた2001年相場ぶりの高値圏で取引きを終了。この日発表された8月の米雇用統計では、前月値・市場予想を共に下回り低調な内容となったほか、失業率の悪化や、賃金の伸び悩みが意識され、外為市場ではドル安が進行。ドル建てのパラジウムは、割安感から買われ序盤より堅調な展開となった。また、同時に米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退した事や、その後に発表されたISM製造業景況指数が堅調だったことから買いが膨らみ上げ幅を拡大。8月の米ゼネラル・モーターズ(GM)の自動車販売が予想以上に増加したことも相場の後押し要因となり、急速に価格水準を切り上げる展開となった。月間ベースでは+46.85ドル(+5%)の上昇。
このところのパラジウムの急騰を受けて、NY白金とNYパラジウムの逆鞘(中心終値)は、9月1日時点で31.90ドルとなり、両銘柄の価格が接近。そのため、パラジウムに割高感が意識されるも、価格の逆転(2001年9月13日以来となる)が起きるか注目される。
国内のパラジウムは、急騰した週末のNY相場を映して上げ幅を拡大。小売では1gあたり3,850円(+195円)と、3,800円台にのせるなど一気に価格水準を切り上げ、2001年2月21日相場以来およそ16年6ヵ月ぶりの高値を記録しました。プラチナとの価格差はgあたり98円。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
09/04 3850円 (+195円)
09/01 3655円 (+5円)
08/31 3650円 (-22円)
08/30 3672円 (+54円)
08/29 3618円 (+27円)
08/28 3591円 (-32円)
08/25 3623円 (+16円)
08/24 3607円 (-11円)
08/23 3618円 (-10円)
08/22 3628円 (+43円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,651円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:10現在の金相場は1トロイオンス1335.85ドル、パラジウムは986.40ドル、為替は1$109円80銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,131円(+44円)、パラジウム3,850円(+195円)、銀71.06円(+0.86円)、プラチナ3,948円(+39円)と、国内貴金属は買いが旺盛となった週末のNY市場を映して、総じて値を上げ一段高へ。金は約11ヵ月ぶりの高値を付けるなど上昇したNY相場を受けて、国内でも大幅続伸し直近では最長の7連騰。連日で上値追いの展開となり、2015年6月22日相場以来およそ2年2ヵ月ぶりの高値を更新したほか、銀は6日続伸し4月19日相場(およそ5ヵ月)ぶりの高値に回復。また、白金族のパラジウム・プラチナも共に値を伸ばし、パラジウムは前日比+194円/g(+5.2%)と暴騰。3,800円台にのせるなど一気に価格水準を切り上げ、2001年2月21日相場以来およそ16年6ヵ月ぶりの高値を記録しました。プラチナは5営業日続伸し、3月7日相場(およそ6ヵ月)ぶりの高値となっております。
【1日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1330.40ドル(+8.20ドル)
銀:1781.60セント(+24.10セント)
パラジウム:977.10ドル(+44.85ドル)
プラチナ:1009.00ドル(+10.50ドル)
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