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2015年08月04日地金相場-本日の金・パラジウム・銀・プラチナ相場

本日の地金は小売ベースで金4,717円(-42円)、パラジウム2,689円(-76円)、銀65.55円(-1.08円)、プラチナ4,209円(-126円)と、国内貴金属は軟調に推移した週明けの海外相場安を映して総じて下落。金はNY市場が先週末相場から戻り売られ、上昇分を消化した事から国内でも値を下げ反落し、銀も軟調に推移。また、白金族もそれぞれ弱く、パラジウム・プラチナ共に3営業日続落となりました。

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2015年08月04日週明け3日 海外貴金属相場

【3日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1089.40ドル(-5.70ドル)

銀:1451.50セント(-23.00セント)

パラジウム:603.20ドル(-7.65ドル)

プラチナ:967.10ドル(-17.90ドル)

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2015年08月03日18:00現在の金・パラジウム・為替相場

18:00現在の金相場は1トロイオンス1095.45ドル、パラジウムは614.50ドル、為替は1$124円19銭前後の値動きで推移しております。

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2015年08月03日週末の海外相場の値動きを映して、国内金は反発↑一方、パラジウムは軟調に推移し続落↓

【金相場】週末31日のNY金相場は、米雇用コスト鈍化を受けたドル安を背景に買われ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1095.10ドル(-6.40ドル)で取引きを終了した。序盤の金相場は前日相場同様、ドル高に相場を圧迫され売りが優るなど軟調に推移していた。ただ、この日発表された米の4-6月期雇用コスト指数が予想を大きく下回り、過去最低の伸びにとどまったことから、最近の連邦準備理事会(FRB)の9月利上げ観測が後退し、金は買い戻された。また、同時に外為市場ではドルが主要通貨に対して売られた事も割安感につながり、金は上げ幅を拡大。一時、この日の高値1103ドルまで上昇する場面もあった。その後は、発表された米の経済指標(7月シカゴ購買部協会景気指数)が良好な内容となり、ドルが持ち直す場面では金の上昇も一服し、売りが再開するも、7月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値が下方修正されたことが相場の下支えとなり、結局この日はプラス圏で取引きを終えた。

今週5営業日の金相場は、中国株価急落を不安視した世界的な株安を背景に安全資産として買われた一方で、引き続き米の利上げ観測の高まりから相場を圧迫され、売り買いまちまちの値動きとなった。週末終値(1095.10ドル)では、前週末終値(24日相場1085.50ドル)に対して、1トロイオンス+9.60ドル(+0.9%)と、最近の弱地合いからやや持ち直し5営業日ぶりにプラスで越週。また、5営業日の平均相場は1093.80ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。

《NY金相場 週間の値動き(7月27日~7月31日)

07/27   1096.40ドル (+10.90ドル)

07/28   1096.20ドル (-0.20ドル)

07/29   1092.60ドル (-3.60ドル)

07/30   1088.70ドル (-3.90ドル)

07/31   1095.10ドル (+6.40ドル)
※前週末24日相場比:1トロイオンス+9.60ドル(+0.9%)

5営業日の金平均価格:1トロイオンス1093.80ドル




国内の金相場は、週末のNY市場がプラスに転じた事を映して上昇。小売ベースでは1gあたり4,764円(+21円)と、反発し堅調に推移しました。

《直近10営業日の金相場価格推移(小売)》

08/03   4759円 (+20円)

07/31   4739円 (-37円)

07/30   4776円 (+22円)

07/29   4754円 (+20円)

07/28   4734円 (-30円) ※最安値

07/27   4764円 (+22円)

07/24   4742円 (-29円)

07/23   4771円 (-12円)

07/22   4783円 (-24円)

07/21   4807円 (-166円) ※最高値

直近10営業日の金相場平均価格:4,763円/g







【パラジウム相場】週末31日のNYパラジウム相場は、ドル安を背景に一時的に上昇するも、週末を前にした持ち高調整目的の売りや、冴えない内容となった米の経済指標を背景に相場を圧迫され反落。中心限月の9月限は1トロイオンス610.85ドル(-9.70ドル)と、週間安値をつけて取引きを終了した。この日のパラジウムは、序盤は買いが優勢となった前日相場の流れを引き継いで堅調に推移。また、この日発表された米の4-6月期雇用コスト指数が予想を大きく下回った事から外為市場ではドルが主要通貨に対して軟調に推移し、ドル建てのパラジウムは割安感から上昇した。ただその後は、発表された米の経済指標(7月シカゴ購買部協会景気指数)が良好な内容となり、ドルが持ち直す場面ではパラジウムは売りが再開。同時にプラチナの下振れや、原油相場の下落、週末を前にした持ち高調整が圧迫材料となり、相場は次第に売りが優勢となった。

週間5営業日のパラジウムは、再び中国の株価急落を警戒した売りが出たほか、外為市場ではドル高が進行した事による割高感に相場を圧迫されたが、良好な内容となった米のGDPを好感され買い戻されるなど売り買いまちまちとなった。週末終値(31日相場:610.85ドル)では、前週24日終値(622.60ドル)に対して1トロイオンス-11.75ドル(-1.8%)と、マイナスに転じて越週。また、5営業日の平均相場は1トロイオンス616.34ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。

《NYパラジウム相場 先週の値動き(7月27日~7月31日)》

07/27   613.10ドル  (-9.50ドル)

07/28   621.60ドル  (+8.50ドル)

07/29   615.60ドル  (-6.00ドル)

07/30   620.55ドル  (+4.95ドル)

07/31   610.85ドル  (-9.70ドル)
※前週24日終値比:1トロイオンス-11.75ドル(-1.8%)

5営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス616.34ドル



国内のパラジウムは、売りが進んだ週末の海外相場を映して続落。小売では1gあたり2,765円(-32円)と、軟調に推移し2営業日続落となりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

08/03   2765円 (-32円)

07/31   2797円 (-11円)

07/30   2808円 (+22円)

07/29   2786円 (+38円)

07/28   2748円 (-65円)

07/27   2813円 (+38円)

07/24   2775円 (-81円)

07/23   2856円 (+32円) ※最高値

07/22   2824円 (+87円)

07/21   2737円 (-114円) ※最安値

直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,791円/g




現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:40現在の金相場は1トロイオンス1095.25ドル、パラジウムは613.75ドル、為替は1$124円00銭前後の値動きで推移しております。

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