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【27日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1250.40ドル(+7.00ドル)
銀:1728.90セント(+17.90セント)
パラジウム:609.65ドル(+5.15ドル)
プラチナ:1025.40ドル(+5.30ドル)
17:20現在の金相場は1トロイオンス1247.50ドル、パラジウムは604.70ドル、為替は1$111円07銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】26日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が、この日から2日間の日程で始まり全体的に様子見が広がる中、冴えない内容となった米国経済指標を受けたドル安を背景に買い支えられ上伸。中心限月の6月限は1トロイオンス1243.40ドル(+3.20ドル)と続伸し、買い優勢で取引きを終えた。この日から米連邦公開市場委員会(FOMC)が始まる中で、序盤は前日相場の上昇に対する利益確定売りや、中国株価の上昇を受けてやや軟調な展開となった。一方、米国の経済指標(3月耐久財受注)が予想を大きく下回り低調な内容となったほか、S&Pケース・シラー住宅価格指数が市場予想を下回り冴えない内容となったことをきっかけに外為市場ではドル売り・ユーロ買いが進行。ドル建ての金商品は割安感から買い戻しが強まり相場はプラス圏に浮上した。その後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)が2日間(26日-27日)の日程で始まったこともあり、27日の声明内容を見極めたいとした様子見から小動きな展開となった。大方の予想では今回のFOMCでは利上げ先送り観測が優勢だが、FOMC終了後(27日)に発表される声明内容から、6月以降の利上げのタイミングに関する手掛かりを得たいとの思惑が広がっている。
国内の金相場は、買い地合いが継続したNY相場や円安要因から堅調に推移し上伸。小売ベースでは1gあたり4,843円(+32円)と、3日続伸し上げ幅を拡大。前日相場同様に直近高値を上抜き、現在一段高での値動きとなっております。
《4月現在の金相場価格推移(小売)》
04/27 4843円 (+32円)
04/26 4811円 (+5円)
04/25 4806円 (+21円)
04/22 4785円 (±0円)
04/21 4785円 (-1円)
04/20 4786円 (+80円)
04/19 4706円 (+10円)
04/18 4696円 (-23円)
04/15 4719円 (-13円)
04/14 4732円 (-45円)
04/13 4777円 (+9円)
04/12 4768円 (+49円)
04/11 4719円 (-6円)
04/08 4725円 (+7円)
04/07 4718円 (-55円)
04/06 4773円 (+28円)
04/05 4745円 (-36円)
04/04 4781円 (-68円)
04/01 4849円 (+22円)
本日までの4月の金相場平均価格:4,764円/g
【パラジウム相場】26日のNYパラジウム相場は、全体的に小動きな展開となった中、ドルの値動きを眺め売り買いが交錯。中心限月の6月限は1トロイオンス604.50ドル(-1.10ドル)と、小幅ながら値を下げ、3営業日続落して取引きを終えた。この日のパラジウムも、全体的に薄商いとなった中、序盤は利益確定売りや、ドル高の流れに押され売りが先行。一時600ドルを割り込み軟調に推移した。一方、朝方発表された米国の3月耐久財受注が、予想を大きく下回り冴えない内容となったほか、S&Pケース・シラー住宅価格指数の低調さも意識されたことから、外為市場ではドル売りが活発化。ドル建てのパラジウムは他貴金属同様に割安感から買い戻しが強まり相場はプラス圏に浮上した。また、原油高も好感され一時610ドル超まで値を伸ばすも、この日から始まった米FOMCへの様子見から米国株価が伸び悩んだほか、ドルが買い戻されたタイミングでパラジウムは売り戻され、引けにかけてマイナス圏に沈下する展開となった。
国内のパラジウムは、海外相場では引き続き小幅安に振れるも、為替が円安に傾斜した事から上伸。小売では1gあたり2,430円(+17円)と、今年最長の伸びとなった3月上旬と並んで7日続伸。連日で直近高値を上抜いて、現在一段高で推移しております。
《4月現在のパラジウム相場価格推移(小売)》
04/27 2430円 (+17円)
04/26 2413円 (+5円)
04/25 2408円 (+5円)
04/22 2403円 (+38円)
04/21 2365円 (+49円)
04/20 2316円 (+75円)
04/19 2241円 (+6円)
04/18 2235円 (-6円)
04/15 2241円 (+81円)
04/14 2160円 (-5円)
04/13 2165円 (±0円)
04/12 2165円 (+22円)
04/11 2143円 (+5円)
04/08 2138円 (-32円)
04/07 2170円 (-27円)
04/06 2197円 (-22円)
04/05 2219円 (-59円)
04/04 2278円 (-17円)
04/01 2295円 (-5円)
本日までの4月のパラジウム相場平均価格:2262円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:45現在の金相場は1トロイオンス1246.15ドル、パラジウムは607.30ドル、為替は1$111円19銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,843円(+32円)、パラジウム2,430円(+17円)、銀69.55円(+0.97円)、プラチナ3,999円(+25円)と、国内貴金属は円安要因から総じて上昇。金は買いが継続したNY相場や円安の進行から上げ幅を拡大し3日続伸。前日相場同様に直近高値を上抜き、月初1日相場ぶりの高値を継続したほか、銀も反発し再び年初来高値へ上伸。(昨年10月29日相場以来の高値) また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ値を伸ばし上げ幅を拡大。パラジウムは今年最長の伸びとなった3月上旬と並んで7日続伸。連日で直近高値を上抜いて、前日同様に年初来高値を記録した3月23日相場ぶりの高値を継続。プラチナも月初来高値を超えて、年初来高値となった3月8日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの高値となりました。
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