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18:00現在の金相場は1トロイオンス1290.15ドル、パラジウムは763.90ドル、為替は1$117円79銭前後の値動きで推移。
今夜は欧州中央銀行(ECB)の政策決定発表及び、ドラギ総裁の記者会見が控えており、内容によっては貴金属・為替相場共に値動きが激しくなる場合が御座います。
【金相場】21日のNY金相場は小反落。中心限月の2月限は1トロイオンス1293.70ドル(-0.50ドル)と、ほぼ横ばいながら小幅に値を下げ8営業日ぶりに反落して取引きを終了。この日の金相場は、前日におよそ5ヶ月ぶりの高値をつけた強気相場を引き継ぎ序盤は堅調に推移。外為市場ではドルが軟調に推移した事もあり、一時1300ドル超まで上げ幅を拡大する場面もあった。しかしその後は、当面の節目となる1300ドルを超えた事から利益確定売りに押され相場を圧迫。また、ECB役員会では毎月500億ユーロの国債買い取りを理事会に提案すると報じられ、一部では2016年末まで同規模の買いを継続するとも伝わり、想定よりも規模が大きくなる可能性を好感された事で株式相場が上昇した中、相対的に金は売られマイナス圏に転じた。売り一巡後は、翌日に開催されるECB理事会の結果を見極めたいとした動きから、引けにかけて再び買い戻され結局終値では小幅安で取引きを終えた。
国内の金相場は海外相場安や、為替が円高に振れた事を映して反落。小売ベースでは1gあたり5,317円(-27円)と、前日付けた直近高値(2013年4月10日相場来)からマイナスに転じ値を落としました。ここ最近世界経済の先行き不安や、リスク回避姿勢の高まりを受けた逃避先需要として急騰している金は海外相場では前日までに7連騰と過去11ヶ月(2014年2月5日〜18日相場以来)では最長の連続高を記録し、昨年8月21日相場以来およそ5ヶ月ぶりの高値を更新。海外相場が上昇している事に加え、国内では円安が進行した事から金は年初来より上げ幅を拡大し、昨日は直近高値を上抜くなど過去最高値水準まで高騰。(2013年4月10日相場以来およそ1年9か月ぶり)年初来では本日までに1gあたり+352円と、率では6.8%高で推移しております。
《本日までの1月金相場価格推移(小売)》
01/22 5317円(-27円)
01/21 5344円(+98円) ※最高値
01/20 5246円(-3円)
01/19 5249円(+125円)
01/16 5124円(+63円)
01/15 5061円(-20円)
01/14 5081円 (-17円)
01/13 5098円 (+26円)
01/09 5072円 (+7円)
01/08 5065円 (+11円)
01/07 5054円 (+22円)
01/06 5032円 (+40円)
01/05 4992円 (+27円) ※最安値
1月現在までの金平均価格:5,133円/g
【パラジウム相場】21日のNYパラジウム相場は反落。中心限月の3月限は1トロイオンス768.25ドル(-10.50ドル)と、前日上昇した利益確定売りに押されマイナス圏で取引きを終了。この日の貴金属市場は銀を除いて軟調に推移。パラジウムは序盤、前日上昇した高値反動から利益確定売りに押され相場を圧迫。途中、外為市場ではドルが軟調に推移した事や、金が節目の1300ドルを超えた事を眺めて買いが優勢で推移する場面もあったが、上昇は続かず上げ幅を縮小。ドルが再び上昇に転じた事から割高感が生じた事や、金・プラチナの値動きに合わせてパラジウムも売りが優勢となり、この日はマイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウム相場は海外相場が値を下げた事や、為替要因から反落。小売では1gあたり3,262円(-48円)と、3営業日ぶりに値を下げました。
《本日までの1月パラジウム相場価格推移(小売)》
01/22 3262円(-48円)
01/21 3310円(+65円)
01/20 3245円(+43円)
01/19 3202円(-21円) ※最安値
01/16 3223円 (-71円)
01/15 3294円 (-151円)
01/14 3445円 (+16円) ※最高値
01/13 3429円 (+21円)
01/09 3408円 (+11円)
01/08 3397円 (-16円)
01/07 3413円 (+17円)
01/06 3396円 (-33円)
01/05 3429円 (-76円)
1月現在までのパラジウム平均価格:3,343円/g
11:30現在の金相場は1トロイオンス1293.40ドル、パラジウムは774.55ドル、為替は1$118円06銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,317円(-27円)、パラジウム3,262円(-48円)、銀77.43円(+0.43円)、プラチナ5,277円(-31円)と、国内の貴金属は銀を除いて反落。金は前日付けた直近高値(2013年4月10日相場来)から値を下げマイナスに転じ、パラジウム・プラチナも反落。一方、銀は海外相場高を映して本日貴金属では唯一上昇し2営業日続伸。前日に続き直近高値を上抜き、昨年7月18日相場以来およそ6ヶ月ぶりの高値を付けました。
【21日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1293.70ドル(-0.50ドル)
銀:1819.30セント(+23.70セント)
パラジウム:768.25ドル(-10.50ドル)
プラチナ:1276.40ドル(-10.20ドル)
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