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【金相場】週明け3日のNY金相場は、新型肺炎拡大による過度なリスク警戒姿勢が後退する中、売りが優勢となり続落。中心限月の4月限は1トロイオンス1582.40ドル(-5.50ドル)と、マイナス圏に転じて取引きを終了。中国人民銀行(中央銀行)は3日、公開市場操作で1兆2000億元(約19兆円)規模の流動性を市場に供給した。新型コロナウイルスによる肺炎が拡大する中、中国政府が金融市場の混乱を抑えるための対策を講じたほか、米サプライ管理協会(ISM)が午前に発表した1月の製造業景況指数が50.9と、景気拡大と縮小の節目とされる50を半年ぶりに超えたことも投資家の安心材料となり、リスク選考意欲が改善。米国株が反発する中、相対的に金は相場を圧迫されマイナス圏で引けた。
国内の金相場は、マイナス圏で推移したNY相場を映し反落。買取ベースでは1gあたり6,003円(-33円)と、値を下げ反落しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/04 6003円 (-33円)
02/03 6036円 (+27円)
01/31 6009円 (-14円)
01/30 6023円 (+26円)
01/29 5997円 (-35円)
01/28 6032円 (+11円)
01/27 6021円 (+39円)
01/24 5982円 (-19円)
01/23 6001円 (+14円)
01/22 5987円 (-33円)
10日間の金相場平均価格:6,009円/g
【パラジウム相場】週明け3日のNYパラジウム相場は、米国株の反発などリスク選考意欲が改善した事を受け買い地合いが継続。中心限月の3月限は1トロイオンス2233.50ドル(+8.80ドル)と、5営業日続伸し、1月24日相場以来およそ1週間ぶりの高値で取引きを終了。週明けこの日のパラジウムは、春節明けの中国株が急落した事を受け、時間外取引きでは利確売りが先行し軟調となった。しかし、中国人民銀行(中央銀行)が3日、1兆2000億元の資金を金融市場に供給するなど、中国景気を下支えするとの見方が広がり、投資家の過度なリスク回避姿勢が後退。3日の米国株式市場でダウ工業株30種平均が反発したほか、米サプライ管理協会(ISM)が発表した1月の製造業景況指数が良好な内容となった事も買い材料に繋がり、結局この日もプラス圏で引けた。
国内のパラジウムは、堅調地合いが継続したNY相場を映し急反発。買取では1gあたり8,811円(+192円)と、前2営業日の下げを埋め、1月27日相場(9,059円)以来およそ1週間ぶりの高値に値戻す展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/04 8811円 (+192円)
02/03 8619円 (-135円)
01/31 8754円 (-38円)
01/30 8792円 (+30円)
01/29 8762円 (-5円)
01/28 8767円 (-292円)
01/27 9059円 (-396円)
01/24 9455円 (-335円)
01/23 9790円 (+434円)
01/22 9356円 (-462円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,017円/g
12:30現在の金相場は1トロイオンス1580.65ドル、パラジウムは2249.10ドル、為替は1$108円70銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金6,090円(-33円)、パラジウム9,064円(+193円)、銀70.95円(-1.43円)、プラチナ3,817円(+11円)と、国内貴金属は前日相場の流れと反転。金はリスクオフ一服を受け週明けのNY相場がマイナス圏で引けた事を映し、国内でも値を下げ反落。また、銀もマイナス圏に転じ4営業日ぶりに反落した一方、白金属のパラジウム・プラチナは共に値を上げ反発。パラジウムは軟調となった前2営業日の下げを埋めて、1月27日相場(9,059円)以来およそ1週間ぶりの高値に値戻す展開となりました。
【3日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1582.40ドル(-5.50ドル)
銀:1767.00セント(-34.20セント)
パラジウム:2233.50ドル(+8.80ドル)
プラチナ:970.70ドル(+8.80ドル)
【金相場】週末31日のNY金相場は、利食い売りなどに押され小反落。中心限月4月限1トロイオンス1587.90ドル(-1.30ドル)と、小安く推移して取引を終了。金相場は前日に約7年ぶりの高値を更新していた反動から、この日は利食い売りが出やすかった。ただ、中国政府は31日、新型コロナウイルスによる肺炎で国内の感染者数が9692人、死者は213人に達したと発表。感染者は2002~03年に中国から大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の全世界合計を超えた。世界経済への悪影響懸念から米株相場が急落する中で、安全資産とされる金の下げ幅は抑えられる展開となったほか、外国為替市場でドルが対ユーロで下落したことも、ドル建てで取引される金の下値を支える要因となった。
国内の金相場は、時間外取引での海外相場の上昇を映しプラス圏で推移。買取ベースでは1gあたり6,036円(+27円)と、直近高値を更新した1月8日相場(6,061円)以来およそ1ヶ月ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
02/03 6036円 (+27円)
01/31 6009円 (-14円)
01/30 6023円 (+26円)
01/29 5997円 (-35円)
01/28 6032円 (+11円)
01/27 6021円 (+39円)
01/24 5982円 (-19円)
01/23 6001円 (+14円)
01/22 5987円 (-33円)
01/21 6020円 (+14円)
10日間の金相場平均価格:6,011円/g
【パラジウム相場】週末31日のNYパラジウム相場は利食い売りが圧迫要因となる場面も見られたが、売り一巡後は安値拾いの買いが入って上昇。中心限月の3月限は1トロイオンス2224.70ドル(+9.00ドル)と、4営業日続伸し、24日相場以来およそ1週間ぶりの高値に戻して取引を終了。この日のパラジウムは、買いが優勢となった前日までの流れを引き継ぎ、相場は一時2253.60ドルを付けるなど堅調に推移した。その後、週末を控えた持ち高調整や、新型肺炎の警戒から米国株が下げ幅を広げる場面では連られる様相もあって上げ幅を縮小するも、ドル安要因や押し目買いなどが入って、結局買い優勢で引けた。
国内のパラジウムは、引け後に売られた海外相場安や円高要因からなんちょうに推移し続落。買取では1gあたり8,619円(-135円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
02/03 8619円 (-135円)
01/31 8754円 (-38円)
01/30 8792円 (+30円)
01/29 8762円 (-5円)
01/28 8767円 (-292円)
01/27 9059円 (-396円)
01/24 9455円 (-335円)
01/23 9790円 (+434円)
01/22 9356円 (-462円)
01/21 9818円 (+127円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,117円/g
14:00現在の金相場は1トロイオンス1585.90ドル、パラジウムは2224.55ドル、為替は1$108円50銭前後の値動きで推移しております。
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