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本日の地金は買取ベースで金4,775円(+107円)、パラジウム2,052円(-97円)、銀66.52円(-0.11円)、プラチナ3,633円(-23円)と国内貴金属は、値動きの荒い展開となった週末の海外相場や、円高要因から金を除いて軟調に推移。英国のEU離脱を背景に、金は逃避需要から急速に買い戻され、週末のNY相場ではおよそ2年ぶり(2014年7月相場来)の高値を付けるなど一段高となった事から、国内でも大幅に値を上げ続伸。月初来高値を付けた16日相場に次いで、およそ1週間半ぶりの高値となった一方、銀はマイナスに転じ反落。また、本日は白金族のパラジウム・プラチナも共に弱く、パラジウムは週末の海外相場が5営業日ぶりに値を下げた事や、円高進行が響き国内でも5営業日ぶりに反落し上値追いが一服したほか、プラチナは続落となりました。
【24日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1322.40ドル(+59.30ドル)
銀:1778.90セント(+43.60セント)
パラジウム:546.45ドル(-19.45ドル)
プラチナ:987.10ドル(+20.80ドル)
本日は当社定休日の為、通常業務は行っておりません。お休み中に頂きました各お問い合わせは、週明け月曜日に順次ご対応させて頂きます。
19:50現在の金相場は1トロイオンス1323.05ドル、パラジウムは550.90ドル、為替は1$102円18銭前後の値動きで推移しております。
明日土曜日は当社定休日の為、休業となります。週明けの相場動向にご注視下さい。
【金相場】23日のNY金相場は、英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票が実施される中、引き続きEU残留への思惑が強まった事から投資家のリスク回避意欲が後退し軟調に推移。中心限月の8月限は1トロイオンス1263.10ドル(-6.90ドル)と、5営業日続落し、中心終値では8日相場以来およそ2週間ぶりの安値で取引きを終了。英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票がこの日より始まり、投票直前に公表された複数の世論調査で残留派がややリードしているとの結果が出たことから、市場では投資意欲が回復しリスクオンの展開に。リスク資産とされる原油や株式には買いが入って上伸する一方、安全資産とされる金商品はこの日も売りが進み概ね軟調に推移した。また、発表された米国の週間新規失業保険申請件数が大幅に減少するなど雇用改善が示された事もあり、金相場の下押し要因となった。ただ、外為市場ではドル売り・ユーロ買いが進行し、ドル建てで取引される金は割安感から買い戻される場面も見られ一時プラス圏に浮上したほか、英国民投票の結果を見極めたいとした動きもあって、下値は限定的だった。
国内の金相場は、NY市場が引き続きリスクオンの流れに押される中、為替が円安・ドル高に振れたことを受けて反発。小売ベースでは1gあたり4,669円(+34円)と、4営業日ぶりに値を上げ、ここ最近の連続安が一服する展開となりました。
《本日までの6月の金相場価格推移(小売)》
06/24 4669円 (+34円)
06/23 4635円 (-21円)
06/22 4656円 (-49円)
06/21 4705円 (-15円)
06/20 4720円 (+20円)
06/17 4700円 (-89円)
06/16 4789円 (+23円)
06/15 4766円 (-7円)
06/14 4773円 (±0円)
06/13 4773円 (+25円)
06/10 4748円 (+19円)
06/09 4729円 (+58円)
06/08 4671円 (-18円)
06/07 4689円 (+8円)
06/06 4681円 (+48円)
06/03 4633円 (-26円)
06/02 4659円 (-67円)
06/01 4726円 (+12円)
6月現在の金相場平均価格:4,707円/g
【パラジウム相場】23日のNYパラジウム相場は、英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票が行われる中、残留派が優勢との報に市場では安心感が広がり買いが優勢となった。中心限月の9月限は1トロイオンス565.90ドル(+3.65ドル)と4営業日続伸し、中心終値では前日相場同様に5月18日以来およそ5週間ぶりの高値継続で取引きを終了。この日のパラジウムは、上げ幅を拡大した前日相場の反動から利益確定売りが進んだほか、金やプラチナなど他貴金属の軟調さも意識され、序盤は安寄りした。一方、英国ではEU残留・離脱を問う国民投票が開始され、投票直前に公表された複数の世論調査で残留派がリードしているとの結果が出たことから、残留を織り込むなど投資意欲が回復。原油や株式相場が上昇しリスクオンの展開となる中で、パラジウムも買いが入ったほか、発表された独・ユーロ圏の6月製造業PMIがそれぞれ前月値・市場予想を上回る良好な内容となった事も意識されプラス圏に浮上した。その後は、プラチナの弱さが意識されたほか、投票結果を見極めたいとした様子見から上値は抑えられ、そのまま小幅高で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、上値追いの展開となった海外相場高や円安要因が加わり上げ幅を拡大。小売では1gあたり2,149円(+22円)と、4営業日続伸し、10日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。
《本日までの6月のパラジウム相場価格推移(小売)》
06/24 2149円 (+22円)
06/23 2127円 (+27円)
06/22 2100円 (+27円)
06/21 2073円 (+27円)
06/20 2046円 (-6円)
06/17 2052円 (-5円)
06/16 2057円 (±0円)
06/15 2057円 (-43円)
06/14 2100円 (-6円)
06/13 2106円 (-54円)
06/10 2160円 (-21円)
06/09 2181円 (+27円)
06/08 2154円 (-27円)
06/07 2181円 (+27円)
06/06 2154円 (+38円)
06/03 2116円 (-54円)
06/02 2170円 (-38円)
06/01 2208円 (+16円)
6月現在のパラジウム相場平均価格:2,122円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1300.20ドル、パラジウムは557.90ドル、為替は1$101円63銭前後の値動きで推移しております。
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