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本日の地金は小売ベースで金5,001円(-2円)、パラジウム5,675円(+130円)、銀61.56円(+0.22円)、プラチナ3,616円(+58円)と、国内貴金属は金を除いて堅調に推移。金は小幅安となったNY相場を映して、国内でも横ばい圏ながら小幅に値を下げ5日続落。一方、銀は値を上げ前日の下げを戻すなど反発したほか、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれプラス圏で推移し上伸。パラジウムは前日に続きNY相場が堅調となった事を映して、国内でも連日で大幅高となり上げ幅を拡大。月初来高値を抜いて、先月27日相場以来およそ3週間ぶりの高値となり、プラチナは昨年5月11日相場以来(約1年)ぶりの高値更新となりました。
【18日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1276.00ドル(-0.80ドル)
銀:1495.50セント(+1.60セント)
パラジウム:1398.50ドル(+19.90ドル)
プラチナ:903.70ドル(+12.40ドル)
18:10現在の金相場は1トロイオンス1280.35ドル、パラジウムは1372.70ドル、為替は1$111円86銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】17日のNY金相場は、売り買いが交錯する中、小幅ながら値を下げ3日続落。中心限月の6月限は1トロイオンス1276.80ドル(-0.40ドル)と、横ばい圏ながらマイナスサイドで取引きを終了。中国国家統計局が17日発表した、1-3月期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.4%増加し、成長率も上回るなど良好な結果となった。これら堅調な中国指標を受け、投資家心理が改善。リスク選好意欲が強まる中で、逃避目的としての金買い需要は後退し相場を圧迫された。ただ、売り一巡後は買い戻しも入って、午後は前日終値近辺で推移した。
国内の金相場は、リスクオン地合いからNY相場が小幅安に振れた事を映して5日続落。小売ベースでは1gあたり5,003円(-11円)と、値を下げマイナス圏での値動きとなりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
04/18 5003円 (-11円)
04/17 5014円 (-37円)
04/16 5051円 (-4円)
04/15 5055円 (-2円)
04/12 5057円 (-34円)
04/11 5091円 (+5円)
04/10 5086円 (+8円)
04/09 5078円 (+18円)
04/08 5060円 (-1円)
04/05 5061円 (+14円)
直近10日間の金相場平均価格:5,056円/g
【パラジウム相場】17日のNYパラジウム相場は、中国景気の底入れ期待感やテクニカル要因から買いが広がり急騰。中心限月の6月限は1トロイオンス1378.60ドル(+50.20ドル)と、3営業日ぶりに大幅反発し、2日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日発表された中国の国内総生産(GDP)が予想以上に堅調となった事を受け、株高などリスク選好地合いが進む中、パラジウムにも買いが入り序盤より小高く推移した。また、このところの下げに対する反動や、テクニカルな買いも入って上げ幅を拡大。相場は一時1383ドル超まで値を伸ばすなど、この日は買い一辺倒の展開となった。
国内のパラジウムは、大幅高となったNY相場を映して急騰。小売では1gあたり5,545円(+162円)と、3営業日ぶりに大幅反発し、4日相場(約2週間)ぶりの高値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
04/18 5545円 (+162円)
04/17 5383円 (-33円)
04/16 5416円 (-32円)
04/15 5448円 (+21円)
04/12 5427円 (-43円)
04/11 5470円 (+22円)
04/10 5448円 (-22円)
04/09 5470円 (+22円)
04/08 5448円 (±0円)
04/05 5448円 (-108円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:5,450円/g
12:00現在の金相場は1トロイオンス1275.85ドル、パラジウムは1376.90ドル、為替は1$111円98銭前後の値動きで推移しております。
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