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【金相場】年明け2日のNY金相場は反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1186.20ドル(+2.10ドル)と、小幅に値を上げて取引を終了。この日の金相場は前日の値を下げた事による反動買いや、発表された米の経済指標(12月ISM製造業景況指数)が低調な内容となった事から、金は買いが優勢の展開で推移。また、株式相場が軟調に推移した事も、金を買う動きにつながり小幅ながら反発して週末の取引を終えた。
【パラジウム相場】年明け2日のNYパラジウム相場は続落。中心限月の3月限は1トロイオンス794.85ドル(-3.55ドル)と、4営業日続落して取引を終了。この日の貴金属市場は売り買いまちまちの値動きとなり、パラジウムは値を下げた前日相場の流れから軟調に推移。途中、最近の下落を受けた安値反動から買いが入った事で一時800ドルを越える場面もあったが、米の経済指標の12月ISM製造業景況指数が市場予想、前回値を共に下回った事を受けて相場は反転。そのまま売りが優勢の展開に相場を戻し、マイナス圏で週末の取引を終えた。
《12月26日~1月2日の海外貴金属相場》
【12月26日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1195.30ドル(+21.80ドル)
銀:1614.70セント(+43.70セント)
パラジウム:818.60ドル(+10.80ドル)
プラチナ:1218.50ドル(+27.40ドル)
【12月29日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1181.90ドル(-13.40ドル)
銀:1577.90セント(-36.80セント)
パラジウム:812.00ドル(-6.60ドル)
プラチナ:1201.70ドル(-16.80ドル)
【12月30日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1200.40ドル(+18.50ドル)
銀:1627.60セント(+49.70セント)
パラジウム:804.20ドル(-7.80ドル)
プラチナ:1218.10ドル(+16.40ドル)
【12月31日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1184.10ドル(-16.30ドル)
銀:1559.90セント(-67.70セント)
パラジウム:798.40ドル(-5.80ドル)
プラチナ:1208.90ドル(-9.20ドル)
【1月2日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1186.20ドル(+2.10ドル)
銀:1576.80セント(+16.90セント)
パラジウム:794.85ドル(-3.55ドル)
プラチナ:1203.00ドル(-5.90ドル)
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:30現在の金相場は1トロイオンス1193.15ドル、パラジウムは799.85ドル、為替は1$120円50銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,992円(+27円)、パラジウム3,429円(-76円)、銀69.01円(-0.21円)、プラチナ5,098円(+31円)と、国内貴金属はまちまち。金は続伸し、昨年22日相場ぶりの高値へ上伸。パラジウムは値を下げ直近高値圏から反落し、銀も軟調に推移。プラチナは上伸し、先月15日相場以来およそ3週間ぶりの高値をつけました。
本日の地金は小売ベースで金4,965円(+10円)、パラジウム3,505円(+17円)、銀69.22円(+0.1円)、プラチナ5,067円(+24円)と、国内貴金属は為替要因から揃って値を上げ反発。金・銀は3営業日ぶりにプラスに転じ、パラジウム・プラチナもそれぞれ反発しました。パラジウムは昨日の下げ幅を戻し、再び年初来高値と同額へ。現在、2001年2月23日相場以来およそ13年10か月ぶりの高値水準となっております。
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