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【22日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1210.10ドル(-20.70ドル)
銀:1518.40セント(-18.90セント)
パラジウム:498.65ドル(-0.40ドル)
プラチナ:927.80ドル(-17.80ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1212.30ドル、パラジウムは502.15ドル、為替は1$112円80銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】週末19日のNY金相場は、ドル安や、世界的な株安、原油の値下がりを背景に、代替資産としての買いが強まり上伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1230.80ドル(+4.50ドル)と、3営業日続伸して取引きを終了。この日の金相場は、堅調地合いとなった前日相場の流れを引き継ぎ序盤より買いが先行した。一方で、この日発表された米の1月消費者物価コア指数が、良好な内容となった事から外為市場では一時的にドル買いが進み、割高感に押された金は売りに反転。同時にこれまで消極的な見方が強かったFRBの年内追加利上げ観測が浮上し、金は相場を圧迫され上げ幅を消化した。しかしその後は、原油安や、米国株価が下落した事から安全資産としての金買いが再燃。外為市場ではドルが主要通貨に対して軟調に推移した事による割安感も支援材料となり、結局買いが優勢で取引きを終えた。中心4月限の値動きは、高値1235.30ドル、安値1220.60ドル、終値1230.80ドル。
国内の金相場は、週末のNY市場では堅調地合いとなったものの、時間外取引で利益確定売りが進んだほか、為替が円高に傾斜した事を受けて軟調に推移。小売ベースでは1gあたり4,839円(-40円)と、上昇が一服し、3営業日ぶりに反落しました。
《2月現在の金相場価格推移(小売)》
02/22 4839円 (-40円)
02/19 4879円 (+51円)
02/18 4828円 (+25円)
02/17 4803円 (-40円)
02/16 4843円 (-58円)
02/15 4901円 (+29円) ※最高値
02/12 4872円 (+77円)
02/10 4795円 (-25円)
02/09 4820円 (+33円)
02/08 4787円 (+59円)
02/05 4728円 (-1円) ※最安値
02/04 4729円 (-3円)
02/03 4732円 (-51円)
02/02 4783円 (+35円)
02/01 4748円 (+108円)
2月現在の金相場平均価格:4,806円/g
【パラジウム相場】週末19日のNYパラジウム相場は、世界的な株安や、原油相場の下落、持ち高調整目的から売りが優り続落。中心限月の3月限は1トロイオンス499.05ドル(-5.80ドル)と、2週間ぶりに節目の500ドルを下回って取引きを終えた。この日のパラジウムは、序盤はドルの値動きを映して売り買いが交錯した。その後、原油相場が下げ幅を広げた事から投資家心理が次第に悪化。米国株価も下落した事や、プラチナも売られた事が重しとなりパラジウムも軟調に推移した。一方で、この日発表された米の1月消費者物価コア指数が上振れ、久々に高い伸びを示すなど良好な内容が下支えとなったほか、ドルが軟調に推移する場面では相場は一時的に切り返されるも、弱気な外部要因や、週末を前にした持ち高調整売りに押され、結局この日もマイナス圏で取引きを終えた。中心3月限の値動きは、高値505.40ドル、安値497.10ドル、終値499.05ドル。
国内のパラジウムは、軟調に推移した週末の海外相場や、円高要因から売りが優り続落。小売では1gあたり2,062円(-27円)と2営業日続落し、ここ最近の安値圏に沈下しました。
《2月現在のパラジウム相場価格推移(小売)》
02/22 2062円 (-27円) ※最安値
02/19 2089円 (-65円)
02/18 2154円 (+21円)
02/17 2133円 (-16円)
02/16 2149円 (-5円)
02/15 2154円 (+16円)
02/12 2138円 (-43円)
02/10 2181円 (+5円)
02/09 2176円 (+33円)
02/08 2143円 (-49円)
02/05 2192円 (-16円)
02/04 2208円 (+43円)
02/03 2165円 (-65円)
02/02 2230円 (+11円) ※最高値
02/01 2219円 (+65円)
2月現在のパラジウム相場平均価格:2160円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:10現在の金相場は1トロイオンス1225.60ドル、パラジウムは499.85ドル、為替は1$112円89銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,839円(-40円)、パラジウム2,062円(-27円)、銀63.07円(-0.65円)、プラチナ3,758円(-49円)と、国内貴金属は週末の海外相場の値動きや、円高要因から総じて軟調に推移。金は週末のNY市場では買いが優勢となったものの、時間外取引で売りが出たほか、為替が円高に振れたことを受けて3営業日ぶりに反落。また、銀も値を下げマイナスに転じたほか、パラジウム・プラチナは弱地合いが継続し、共に2日続落となりました。
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