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毎日の地金や貴金属などの相場動向、世界情勢やマーケット市況などをご紹介。

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2016年07月01日国内貴金属は軒並み上げ幅を拡大↑金は続伸し、パラジウムは4日連続高と一段高へ。

【金相場】30日のNY金相場は、英国民投票をめぐる当初の混乱はやや落ち着きを示し、投資家のリスク回避姿勢が一服したほか、外為市場ではドルが対ユーロなどで上昇した事を受けて反落。中心限月の8月限は1トロイオンス1320.60ドル(-6.30ドル)と、マイナスに転じて取引きを終了。この日は主要株式相場が軒並み上昇するなど、投資家のリスク選好意欲が高まり、安全資産とされる金商品への需要が後退。また、外為市場でドルが対ユーロで上昇すると割高感から売られた上、前週におよそ2年ぶりの高値を付けていたことから利益確定の売りも出やすかった。一方で、発表された米国の経済指標(週間新規失業保険申請件数)が、微増となったことや、引き続き英国EU離脱決定への先行き不透明感による下支えもあって、売り一巡後は買い戻される場面もあった。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受け、このまま推移すれば月間ベースでは2月以来の大きな上げ幅となる見通し。 なお、年初来の6ヶ月間ではおよそ20%超の上昇で推移。中心8月限の値動きは、高値1326.50ドル、安値1315.30ドル、終値1320.60ドル。

国内の金相場は、海外相場では売りが優ったものの、為替が円安・ドル高に振れたことを受けて上伸。小売ベースでは1gあたり4,774円(+44円)と続伸し、27日に付けた直近高値圏に再浮上しました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

07/01   4774円 (+44円)

06/30   4730円 (+4円)

06/29   4726円 (-10円)

06/28   4736円 (-39円)

06/27   4775円 (+107円)

06/24   4669円 (+34円)

06/23   4635円 (-21円)

06/22   4656円 (-49円)

06/21   4705円 (-15円)

06/20   4720円 (+20円)

直近10日間の金相場平均価格:4,713円/g


【パラジウム相場】30日のNYパラジウム相場は、市場のリスク回避姿勢が一服する中、米国株の上昇や、銀・プラチナの急伸をはやして買い地合いが継続。中心限月の9月限は1トロイオンス597.35ドル(+6.80ドル)と、4営業日続伸し、中心終値では5月11日相場以来およそ5週間ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、上げ幅を拡大した前日相場の流れを引き継ぎ序盤より小高く推移。一方で、連騰に対する利益確定売りも出やすかったほか、ドル高や、原油相場が軟調に推移しているのを眺めて、パラジウムも売りに押される場面もあった。ただ、英国民投票をめぐる当初の混乱は一服し、世界的に株価が上昇するなどリスク選好地合いとなった事や、銀が一段高(2014年9月以来およそ1年10ヶ月ぶり高値)を付けたほか、プラチナの上げ幅拡大が好感され、パラジウムも上昇。節目の600ドルに迫るなど上値追いの展開となった。中心9月限の値動きは、高値600.70ドル、安値583.30ドル、終値597.35ドル。

国内のパラジウムは、海外相場が上値追いの展開となった事を映して一段高へ。小売では1gあたり2,230円(+49円)と4営業日続伸し、4日間の上げ幅では+178円/g(+7.98%)の上伸。ここ最近の高値を抜いて、5月19日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの高値更新となりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

07/01   2230円 (+48円)

06/30   2181円 (+48円)

06/29   2133円 (+71円)

06/28   2,062円(+10円)

06/27   2057円 (-97円)

06/24   2149円 (+22円)

06/23   2127円 (+27円)

06/22   2100円 (+27円)

06/21   2073円 (+27円)

06/20   2046円 (-6円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,115円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:00現在の金相場は1トロイオンス1329.35ドル、パラジウムは602.60ドル、為替は1$102円93銭前後の値動きで推移しております。

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2016年07月01日本日の地金相場-金・パラジウム・銀・プラチナ価格

本日の地金は小売ベースで金4,774円(+44円)、パラジウム2,230円(+49円)、銀70.41円(+2.27円)、プラチナ3,767円(+81円)と、国内貴金属は海外相場の値動きや、円安要因から揃って値を上げそれぞれ直近の高値水準まで上昇。金はNY相場では利益確定売りに押されるも、為替が円安・ドル高に振れた事から国内では上昇し続伸。また、銀は海外相場がおよそ1年10ヶ月ぶりの高値を付けるなど一段高となったことから、国内でも3日続伸し上げ幅を拡大。昨年6月29日相場以来およそ1年ぶりの高値を更新し価格水準を大きく切り上げる展開に。加えて白金族のパラジウム(4日続伸)・プラチナ(3日続伸)もそれぞれ堅調となり、パラジウムは5月19日相場以来およそ1ヶ月半ぶり、プラチナも上げ幅を拡大し6月14日相場ぶりの高値となりました。

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2016年07月01日30日 海外貴金属相場

【30日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1320.60ドル(-6.30ドル)

銀:1862.30セント(+21.60セント)

パラジウム:597.35ドル(+6.80ドル)

プラチナ:1024.30ドル(+10.80ドル)

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2016年06月30日堅調となった海外相場高を受けて、国内貴金属は軒並み上昇↑パラジウムは3日続伸し上げ幅を拡大。

【金相場】29日のNY金相場は、ユーロなどに対するドル高が一服し、ドル建ての金価格は割安感が意識されたほか、英国の欧州連合(EU)離脱決定の衝撃で生じた長期的な金融市場の不透明感から安全資産への投資意欲が継続し反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1326.90ドル(+9.00ドル)と、再び年初来高値を更新し、中心終値では2014年7月11日相場以来およそ2年ぶりの高値で取引きを終了。この日の金相場は、チャート要因によるテクニカルな買いが入ったほか、外為市場ではユーロが対ドルで買い戻されたことで、ドル建てで取引される金商品に割安感が生じたことも支援材料となり上昇した。また、英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けた市場全体の過度なリスク回避姿勢が後退し、この日もリスク資産である株式や原油が買われるも、同国のEU離脱に伴う世界経済への影響は依然不透明であることから、安全資産とされる金を物色する動きも見られ上げ幅を拡大した。途中、ドルの戻りや、一部利益を確定する売りに押される場面もあったが、米国FRBの利上げ先送り観測が意識され、当面は緩和的な政策が続くとの見方も相場を支える要因となった。中心8月限の値動きは、高値1331.00ドル、安値1313.30ドル、終値1326.90ドル。

国内の金相場は、NY相場が買い戻された事を映して小反発。小売ベースでは1gあたり4,730円(+4円)と、小幅ながらプラスに転じ、3営業日ぶりに反発となりました。

《6月の金相場価格推移(小売)》

06/30   4730円 (+4円)

06/29   4726円 (-10円)

06/28   4736円 (-39円)

06/27   4775円 (+107円)

06/24   4669円 (+34円)

06/23   4635円 (-21円)

06/22   4656円 (-49円)

06/21   4705円 (-15円)

06/20   4720円 (+20円)

06/17   4700円 (-89円)

06/16   4789円 (+23円)

06/15   4766円 (-7円)

06/14   4773円 (±0円)

06/13   4773円 (+25円)

06/10   4748円 (+19円)

06/09   4729円 (+58円)

06/08   4671円 (-18円)

06/07   4689円 (+8円)

06/06   4681円 (+48円)

06/03   4633円 (-26円)

06/02   4659円 (-67円)

06/01   4726円 (+12円)

6月の金相場平均価格:4,713円/g


【パラジウム相場】29日のNYパラジウム相場は、英国のEU離脱決定に伴う過度なリスク回避姿勢の後退から買いが強まり急伸。中心限月の9月限は1トロイオンス590.55ドル(+20.60ドル)と、3営業日続伸し月初来高値を更新。3日間の上げ幅では44.10ドル(+7.4%)となり、中心終値では5月16日相場以来およそ1ヶ月半ぶりの高値を付けて取引きを終了した。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けた投資家心理の悪化が一服し、この日も株式や原油などリスク性資産が買い戻される中、パラジウムも序盤より堅調に推移した。また、外為市場ではドル安・ユーロ高に振れた事から、ドル建てのパラジウムは他貴金属同様に割安感からも買われたほか、チャート要因によるテクニカルな買いも誘い上げ幅を拡大。一時この日の高値591.35ドルまで上昇した。その後、ドルの戻りや一部利益確定売りに押される場面もあったが、堅調に推移している原油や米国株、プラチナの1000ドル超えが意識され、そのまま高値圏を維持して取引きを終えた。中心9月限の値動きは、高値591.35ドル、安値568.15ドル、終値590.55ドル。

国内のパラジウムは、およそ1ヵ月半ぶりの高値を付けるなど一段高となったNY相場高を映して上伸。小売では1gあたり2,181円(+48円)と、3営業日続伸し、直近高値の9日相場と並びおよそ3週間ぶりの高値圏へ浮上。同日ぶりに2,000円台に回復する展開となりました。

《6月のパラジウム相場価格推移(小売)》

06/30   2181円 (+48円)

06/29   2133円 (+71円)

06/28   2,062円(+10円)

06/27   2057円 (-97円)

06/24   2149円 (+22円)

06/23   2127円 (+27円)

06/22   2100円 (+27円)

06/21   2073円 (+27円)

06/20   2046円 (-6円)

06/17   2052円 (-5円)

06/16   2057円 (±0円)

06/15   2057円 (-43円)

06/14   2100円 (-6円)

06/13   2106円 (-54円)

06/10   2160円 (-21円)

06/09   2181円 (+27円)

06/08   2154円 (-27円)

06/07   2181円 (+27円)

06/06   2154円 (+38円)

06/03   2116円 (-54円)

06/02   2170円 (-38円)

06/01   2208円 (+16円)

6月のパラジウム相場平均価格:2,119円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:20現在の金相場は1トロイオンス1318.85ドル、パラジウムは592.05ドル、為替は1$102円77銭前後の値動きで推移しております。

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