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【金相場】週明け24日のNY金相場は、米長期金利低下やドル安を背景に買われ反発。中心限月の6月限は1トロイオンス1884.50ドル(+7.80ドル)と、先週20日に付けた直近高値(1881.90ドル)を上抜いて、1月7日相場(1913.60ドル)以来およそ4ヶ月半ぶりの高値で取引きを終了。この日は、米長期金利の指標となる10年物米国債利回りが1.6%台に低下し、外国為替市場ではドルが対ユーロで下落。割安感の増した金に買いが集まったほか、ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)のこのところの乱高下で安全資産としての金商品が見直されていることも支援材料となり堅調な動きとなった。その後、買い一巡後は株高が重しとなった事や、新規材料もなく方向感に乏しい展開となるも、引き続きドル安の流れが意識され、この日は約4ヶ月半ぶりの高値で引けた。
国内の金相場は、マイナス圏での値動きとなり4営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり7,146円(-35円)と、前日の上げ分を戻し、約8ヶ月ぶりの高値(2020年9月18日相場)から後退しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
05/25 7,146円 (-35円)
05/24 7,181円 (+37円)
05/21 7,144円 (+3円)
05/20 7,141円 (+18円)
05/19 7,123円 (-22円)
05/18 7,145円 (+78円)
05/17 7,067円 (+66円)
05/13 7,001円 (+31円)
05/13 6,970円 (-13円)
05/12 6,983円 (-5円)
10日間の金相場平均価格:7,090円/g
【パラジウム相場】週明け24日のNYパラジウム相場は、中国における工業用金属の価格抑制が懸念されたほか、ここ最近の急騰に対する調整目的もあって4日続落。中心限月の6月限は1トロイオンス2729.80ドル(-45.20ドル)と、売り優勢で取引きを終了。調整地合いから軟調に推移した前週末相場の反動から、この日のパラジウムは時間外取引では安値拾いの買い戻しが入り上昇した。また、米国長期金利の低下や、ドル安を背景に買われ、相場は一時2800ドル台に乗せ、2816.50ドルまで上伸する場面もあった。ただ、中国における工業用金属の価格抑制が重しとなったほか、依然としてパラジウムは最高値水準にある事から持ち高調整目的の売りも出やすく、結局この日もマイナス圏で引けた。
国内のパラジウム相場は、引き続き調整地合いとなった週明けのNY相場を映しマイナス圏での値動きに。買取では1gあたり10,505円(-182円)と、5日続落となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
05/25 10,505円 (-182円)
05/24 10,687円 (-286円)
05/21 10,973円 (-110円)
05/20 11,083円 (-66円)
05/19 11,149円 (-66円)
05/18 11,215円 (+17円)
05/17 11,198円 (+77円)
05/14 11,121円 (-6円)
05/13 11,127円 (-126円)
05/12 11,253円 (-33円)
10日間のパラジウム相場平均価格:11,031円/g
11:20現在の金相場は1トロイオンス1881.65ドル、パラジウムは2751.30ドル、為替は1$108円71銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金7,255円(-35円)、パラジウム10,758円(-181円)、銀110.11円(+0.11円)、プラチナ4,606円(-25円)と、国内貴金属は銀を除いてマイナス圏での値動きに。金は週明けのNY相場ではプラス圏に反転し約4ヶ月半ぶりの高値を更新するも、国内では前日の上げ幅を戻しマイナス圏へ反転。また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ値を下げ、パラジウムは5日続落、プラチナは続落となった一方、銀は5営業日ぶりに値を上げ反発しました。
【24日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1884.50ドル(+7.80ドル)
銀:2790.50セント(+41.90セント)
パラジウム:2729.80ドル(-45.20ドル)
プラチナ:1177.60ドル(+8.20ドル)
17:00現在の金相場は1トロイオンス1887.65ドル、パラジウムは2805.80ドル、為替は1$108円76銭前後の値動きで推移しております。
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