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【2日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1323.40ドル(+18.20ドル)
銀:1646.60セント(+19.00セント)
パラジウム:986.50ドル(+13.30ドル)
プラチナ:965.10ドル(+7.30ドル)
本日は当社定休日の為、通常業務は行っておりません。お休み中に頂きました各お問い合わせは、週明け月曜日に順次ご対応させて頂きます。
18:00現在の金相場は1トロイオンス1319.60ドル、パラジウムは988.85ドル、為替は1$105円65銭前後の値動きで推移しております。
明日土曜日は当社定休日のため休業となります。週明けの相場動向にご注視下さい。
【金相場】1日のNY金相場は、米利上げペースの加速観測が引き続き重しとなり売りが継続。中心限月の4月限は1トロイオンス1305.20ドル(-12.70ドル)と、マイナス圏で推移し、3営業日続落して取引きを終了。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はこの日、上院銀行委員会で証言し、米経済について「完全雇用の状態に極めて近い」と述べ、緩やかな利上げが適切との考えを改めて示した。パウエル氏は27日の下院金融サービス委員会での議会証言では、トランプ政権による景気浮揚策で「インフレ率が目標に向かうとの自信が深まった」と発言。FRBはこれまで今年3回の利上げを想定しているが、市場では4回に加速するのではとの観測が広がり始めているため、金利を生まない金商品には売り圧力がかかり、軟調な展開となった。また、外国為替市場では引き続きドル高・ユーロ安基調が続いたことも金商品には割高感をもたらし、相場を下押しする要因となった。ただ、米国株の大幅続落を受けて安全逃避的な買いも入っており、引け後には1322.30ドルまで戻している。
国内の金相場は、米国の利上げ拡大観測や、ドル高要因に圧迫されたNY相場の値動きを映して軟調地合いが継続。小売ベースでは1gあたり4,911円(-17円)と、値を落とし3日続落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
03/02 4911円 (-17円)
03/01 4928円 (-36円)
02/28 4964円 (-42円)
02/27 5006円 (+19円)
02/26 4987円 (+1円)
02/23 4986円 (-26円)
02/22 5012円 (+2円)
02/21 5020円 (-21円)
02/20 5031円 (+7円)
02/19 5024円 (-10円)
直近10日間の金相場平均価格:4,986円/g
【パラジウム相場】1日のNYパラジウム相場は、米国株の大幅下落や、利上げペースの拡大観測、トランプ大統領が関税賦課を表明した事に伴う先行き警戒感が意識され大幅反落。中心限月の6月限は1トロイオンス973.20ドル(-64.40ドル)と、中心終値では先月14日相場(約2週間)ぶりに1000ドルを割り込んで取引きを終了。この日のパラジウムは、引き続き米国の利上げ加速を意識したドル買いの流れに相場を圧迫され序盤より売りが先行した。また、日本や欧州株に続いて、米国株も軟調スタートするなど投資家心理が後退。株価につられる形でパラジウムも売りが進んだほか、米政権が鉄鋼やアルミニウムの関税を引き上げる方針を発表した事で、自動車価格の押し上げに繋がるのではとの思惑も下押し要因となり、下げ幅を広げる展開となった。なお、この日のプラチナの清算値は957.80ドル(-30.30ドル)と反反落。1日時点での両銘柄の価格差は15.40ドル(パラジウム高)となった。
国内のパラジウムは、大幅反落したNY市場を映して売りが継続。小売では1gあたり3,747円(-211円)と、このところの高値水準から一段下げ、2月9日相場(約3週間)ぶりの安値に値戻しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
03/02 3747円 (-211円)
03/01 3958円 (-27円)
02/28 3985円 (-54円)
02/27 4039円 (+43円)
02/26 3996円 (+38円)
02/23 3958円 (+38円)
02/22 3920円 (-43円)
02/21 3963円 (+43円)
02/20 3920円 (-32円)
02/19 3952円 (+102円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,944円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:25現在の金相場は1トロイオンス1318.50ドル、パラジウムは987.40ドル、為替は1$106円08銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4911円(-17円)、パラジウム3,747円(-211円)、銀63.72円(±0円)、プラチナ3,676円(-61円)と、国内貴金属は売り優勢となったNY市場の値動きや、為替要因から銀を除いて軟調に推移。金は引き続き米国の利上げ拡大観測が意識されて売り押されたNY相場を映して、国内でも軟調地合いが継続し3日続落。また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ値を下げ、パラジウムは3日続落と下げ幅を拡大。このところの高値水準から一段下げ、2月9日相場(約3週間)ぶりの安値に値戻しました。プラチナも同様に3営業日続落と軟調地合いが継続した一方、銀は値動きなしの横ばいとなりました。
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