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【19日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1254.30ドル(+19.30ドル)
銀:1697.20セント(+71.90セント)
パラジウム:582.15ドル(+14.15ドル)
プラチナ:1015.70ドル(+37.90ドル)
18:00現在の金相場は1トロイオンス1243.85ドル、パラジウムは572.70ドル、為替は1$109円29銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】週明け18日のNY金相場は、原油の相場の値動きや、欧米株価を眺めて売り買いが交錯。中心限月の6月限は1トロイオンス1235.00ドル(+0.40ドル)と、ほぼ横ばい圏ながら小幅に続伸して取引きを終了。この日の金相場は、序盤は原油相場の下落を受けて米国株価が下落スタートするなど投資家のリスク回避姿勢が強まったことから、安全資産とされる金に買いが入り、相場は朝方には一時1240ドル超まで上昇した。だたその後、原油相場が一時の安値から戻しリスク回避姿勢が一服したことから、株価も持ち直され上昇。相対的に金は相場を圧迫され、次第に上げ幅を縮小した。一方、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が、追加利上げについて慎重に進める意向を改めて示すなど、利上げへの先行き不透明感が金の買いを誘ったほか、21日(木)の欧州中央銀行(ECB)の理事会を控え、追加緩和観測が後退しているとの見方がドル売り・ユーロ買いにつながり、割安感にも下支えられる展開となった。中心6月限の値動きは、高値1243.30ドル、安値1231.70ドル、終値1235.00ドル。
国内の金相場は、小幅続伸した週明けのNY市場や、円安要因から値を上げ上昇。小売ベースでは1gあたり4,706円(+10円)と、前日までの連続安が一服し、4営業日ぶりに反発しました。
《4月現在の金相場価格推移(小売)》
04/19 4706円 (+10円)
04/18 4696円 (-23円)
04/15 4719円 (-13円)
04/14 4732円 (-45円)
04/13 4777円 (+9円)
04/12 4768円 (+49円)
04/11 4719円 (-6円)
04/08 4725円 (+7円)
04/07 4718円 (-55円)
04/06 4773円 (+28円)
04/05 4745円 (-36円)
04/04 4781円 (-68円)
04/01 4849円 (+22円)
本日までの4月の金相場平均価格:4,747円/g
【パラジウム相場】週明け18日のNYパラジウム相場は、原油相場の戻りや欧米株価の上昇から買いを集めるも、プラチナの下げや一部利益確定売りに押され小反落。中心限月の6月限は1トロイオンス568.00ドル(-0.25ドル)と、ほぼ横ばい圏ながら小幅に値を下げ3営業日ぶりに反落して取引きを終了。週明けこの日のパラジウムは、前週末におよそ2週間半ぶりの高値を付けるなど上伸した流れを引き継ぎ序盤は小高く推移。一方、原油相場の下落を背景に米国株価も下落スタートするなど、投資家心理がやや下向いた事や、ドル安の流れが一服した事もあって相場は次第に売りが優勢となり反転した。しかしその後は、原油相場の戻りを受けて株価も上昇。株高につられる形でパラジウムも買われ再浮上するも、プラチナの下落や利益確定売りが重しとなり、結局小幅安で取引きを終えた。中心6月限の値動きは、高値570.00ドル、安値561.50ドル、終値568.00ドル。
国内のパラジウムは、ほぼ横ばい圏ながら小幅安に振れた海外相場を映すも、為替が円安・ドル高に傾斜した事から国内では値を上げ小反発。小売では1gあたり2,241円(+6円)と、前日の下げをそのまま戻し、再び4日相場以来(およそ2週間ぶり)の高値圏へ値戻しました。
《4月現在のパラジウム相場価格推移(小売)》
04/19 2241円 (+6円)
04/18 2235円 (-6円)
04/15 2241円 (+81円)
04/14 2160円 (-5円)
04/13 2165円 (±0円)
04/12 2165円 (+22円)
04/11 2143円 (+5円)
04/08 2138円 (-32円)
04/07 2170円 (-27円)
04/06 2197円 (-22円)
04/05 2219円 (-59円)
04/04 2278円 (-17円)
04/01 2295円 (-5円)
本日までの4月のパラジウム相場平均価格:2204円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1232.25ドル、パラジウムは567.80ドル、為替は1$109円02銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,706円(+10円)、パラジウム2,241円(+5円)、銀64.36円(+0.32円)、プラチナ3,809円(+14円)と、週明けの海外相場では金を除いて軟調に推移したものの、為替が円安・ドル高に振れた事を映して国内貴金属は総じて上昇。金は4営業日ぶりにプラスに転じたほか、プラチナも3営業日ぶりに買いが優勢に。また、銀・パラジウムもそれぞれ反発し、パラジウムは前日の下げをそのまま値戻す展開となりました。
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