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2015年01月13日海外相場が急伸した事を映して国内金相場も続伸↑先月10日以来およそ1か月ぶりの高値水準へ。

【9日金相場】先週末9日のNY金相場は反発。中心限月の2月限は1トロイオンス1216.10ドル(+7.60ドル)と、3営業日ぶりにプラスに転じて取り引きを終了。この日発表された米の雇用統計では、賃金の伸び率低下が意識された事を背景に外為市場ではドルが軟調に推移。ドル建ての金相場は割安感から買いが優勢となった。また、株式相場がマイナスに転じた事も支援材料となり、3営業日ぶりに値を上げて週末の取り引きを終えた。

先週末(9日)のNY金相場は、前週末(2日)終値比 1トロイオンス+29.90ドル(+2.45%)とリスク回避姿勢が台頭した事を背景に、2週連続で前週比プラスで越週。5営業日(5日~9日) の金平均価格は1トロイオンス1211.74ドルと、前週平均比(12月29日~1月2日 :1188.15ドル)では、+23.59ドル(+1.9%)。 5営業日の値動きは以下の通り。

《NY金相場 先週の値動き(5日~9日)》

01/05   1204.00ドル (+17.80ドル)

01/06   1219.40ドル (+15.40ドル)

01/07   1210.70ドル (-8.70ドル)

01/08   1208.50ドル (-2.20ドル)

01/09   1216.10ドル (+7.60ドル)
※前週末比:1トロイオンス+23.59ドル(+1.9%)

(5営業日の金平均価格:1トロイオンス1211.74ドル)



【12日金相場】週明け12日のNY金相場は続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1232.80ドル(+16.70ドル)と先週末から2営業日続伸し、中心終値では10月22日相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値を付けて取引きを終了。この日は米の株式相場が原油安を背景に軟調に推移するなど、リスク回避姿勢が強まった事から安全資産とされる金は買われ上伸。また、外為市場ではドルが軟化した事や、中国の旧正月を控えた実需筋からの買いも相場の支援材料となり、終値ではおよそ3ヶ月ぶり(10月22日相場来)の高値を付けるなど大幅高で取引きを終えた。




国内の金相場は海外相場がおよそ3ヶ月ぶりの高値圏まで上伸した事を映し続伸。小売ベースでは1gあたり5,098円(+26円)と6営業日続伸し、先月10日相場以来およそ1か月ぶりの高値となりました。


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:00現在の金相場は1トロイオンス1238.75ドル、為替は1$117円92銭前後の値動きで推移しております。

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2015年01月13日NYパラジウムは再び800ドルを越えておよそ3週間ぶりの高値水準へ↑国内相場も海外相場高を映して続伸。

【9日パラジウム相場】前週末9日のNYパラジウム相場は続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス800.15ドル(+7.05ドル)と、2営業日続伸して取り引きを終了。この日発表された米の雇用統計が、市場予想では上回ったものの、前回値に対して大きく下振れた事や、賃金の伸び率低下が示された事を背景に外為市場ではドルが下落。ドル建てのパラジウムは割安感から買われた事や、堅調に推移している他貴金属の値動きを眺めて上昇。途中、株式相場が売り込まれた事で値を下げる場面もあったが、週末を前にした持ち高調整から再び買い戻され、結局終値では3営業日ぶりに800ドルにのせて週末の取り引きを終えた。

週間5営業日のパラジウムは値を上げた日が3日(6日・8日・9日)、下げた日が2日(5日・7日)と、売り買いまちまちの値動きで推移し、週末終値(9日:800.15ドル)では、前週末終値(2日:794.85ドル)に対して1トロイオンス+5.30ドル(+0.6%)とプラスで越週。5営業日のパラジウム平均価格は1トロイオンス795.86ドルと、前週平均802.36ドルに対して-6.50ドル(-0.8%)となり、週間の値動きは以下の通り。

《NYパラジウム相場 先週の値動き(5日~9日)》

01/05   793.20ドル  (-1.65ドル)

01/06   800.40ドル  (+7.20ドル)

01/07   792.45ドル  (-7.95ドル)

01/08   793.10ドル  (+0.65ドル)

01/09   800.15ドル  (+7.05ドル)
※前週末比:1トロイオンス+5.30ドル(+0.6%)

(5営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス795.86ドル)


【12日パラジウム相場】週明け12日のNYパラジウム相場は続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス814.10ドル(+13.95ドル)と3営業日続伸し、先月26日相場以来およそ3週間ぶりの高値で取引きを終了。この日の貴金属市場は先週末に続いて総じて堅調に推移。パラジウムは外為市場でドルが軟調に推移した事から割安感から買われ上伸。途中、株式相場や原油相場の下落につられ値を下げる場面もあったが、堅調に推移している金やプラチナの値動きを眺めて再び買いが優勢となり上げ幅を拡大。結局終値では12月26日相場以来およそ3週間ぶりの高値を付けて取引きを終えた。




国内のパラジウム相場は一段高をつけた海外相場を映して続伸。小売では1gあたり3,429円(+21円)と2営業日値を伸ばし、年初につけた月初来高値と同額まで値戻しました。

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2015年01月13日地金流通協会発表-金・パラジウム・銀・プラチナ相場

本日の地金は小売ベースで金5,098円(+26円)、パラジウム3,429円(+21円)、銀71.17円(-0.11円)、プラチナ5,158円(+12円)と、国内貴金属は銀を除いて続伸。金は海外相場がおよそ3ヶ月ぶりの高値圏まで上伸した事を映し国内相場も上昇。昨年から6営業日続伸し、先月10日相場以来およそ1か月ぶりの高値を更新。パラジウムは続伸し年初につけた月初来高値と同額まで値戻し、プラチナも4営業日続伸するなど、およそ1か月ぶりの高値水準で推移しております。

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2015年01月13日9日・12日 海外貴金属相場

【先週末9日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1216.10ドル(+7.60ドル)

銀:1641.90セント(+3.40セント)

パラジウム:800.15ドル(+7.05ドル)

プラチナ:1230.10ドル(+7.10ドル)



【週明け12日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1232.80ドル(+16.70ドル)

銀:1656.40セント(+14.50セント)

パラジウム:814.10ドル(+13.95ドル)

プラチナ:1241.00ドル(+10.90ドル)

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