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毎日の地金や貴金属などの相場動向、世界情勢やマーケット市況などをご紹介。

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2020年12月07日国内貴金属は軒並み値を上げ上昇↑金は5日続伸し、パラジウムは急反発。

【金相場】週末4日のNY金相場は、全体的に小動きな展開となり横ばい圏での値動きに。中心限月の2月限は1トロイオンス1840.00ドル(-1.10ドル)と、4営業日ぶりに小反落して取引きを終了。なお、週間では+2.9%(+51.90ドル)となった。相場は前日までの3日間で3.38%上昇するなど堅調となった事を受け、この日は早朝から追随買いが先行。米雇用統計が冴えない内容となった事も買い材料となり、金相場は一時1852ドル超まで上昇していた。ただ一方で、米追加経済対策の協議進展に楽観的な見方が広がり、投資家のリスク選好意欲が改善。米国主要株価指数が軒並み過去最高値を更新するなどリスク資産への資金流入が活発になったほか、週末を控えた持ち高調整や利益確定の売りに押され、金は相場を圧迫される展開となった。ただ、外国為替市場ではドル安・ユーロ高基調に伴う金の割安感を受けて、引き続き買いが入りやすい地合いが続いている事や、米追加経済対策としての新たな財政出動を見越し、先行きのインフレヘッジとして金を買う動きも下値支え要因となり、結局前日終値水準で取引きを終えた。

国内の金相場は、買い地合いが継続し5日続伸。買取ベースでは1gあたり6,719円(+13円)と、11月24日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

12/07  6,719円 (+13円)

12/04  6,706円 (+2円)

12/03  6,704円 (+71円)

12/02  6,633円 (+117円)

12/01  6,516円 (+4円)

11/30  6,512円 (+106円)

11/27  6,618円 (-9円)

11/26  6,627円 (-8円)

11/25  6,635円 (-95円)

11/24  6,730円 (-57円)

10日間の金相場平均価格:6,640円/g


【パラジウム相場】週末4日のNYパラジウム相場は、連邦政府による追加景気対策実施への期待感が高まった事や、米国株の最高値更新などが意識され買いが旺盛に。中心限月の3月限は1トロイオンス2357.80ドル(+39.90ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。前日の大幅安もあって、この日は時間外取引きより押し目買いが入り上昇した。また、バイデン次期米大統領は3日放送のTVインタビューで、超党派議員による総額9080億ドルの救済案への支持を表明し、与野党が短期間で合意できる法案を優先する考えを明らかにした事で、米追加経済対策の早期成立へも期待感が強まりリスク選好意欲が活発化。米国主要株価指数が過去最高値を更新したほか、原油相場が約9ヶ月ぶり(3月4日以来)の高値を付けた事も材料視され、パラジウムも上げ幅を拡大し一時2394.40ドルまで買いが膨らんだ。その後、高値を離れるもプラチナの一段高や、ドル安が支援材料となり、40ドル近い上げ幅を維持して引けた。

国内のパラジウム相場は、堅調な展開となった週末のNY相場を映し急反発。買取では1gあたり8,564円(+83円)と、前営業日の下げをやや埋め戻す展開となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

12/07  8564円 (+84円)

12/04  8481円 (-281円)

12/03  8762円 (+22円)

12/02  8740円 (+66円)

12/01  8674円 (-104円)

11/30  8778円 (+110円)

11/27  8668円 (+170円)

11/26  8,498円 (-66円)

11/25  8,564円 (±0円)

11/24  8564円 (+132円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,629円/g

12:55現在の金相場は1トロイオンス1845.60ドル、パラジウムは2355.90ドル、為替は1$103円97銭前後の値動きで推移しております。

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2020年12月07日地金流通協会発表-金・銀・パラジウム・プラチナ相場

本日の地金は買取ベースで金6,828円(+13円)、パラジウム8,816円(+82円)、銀91.74円(+0.66円)、プラチナ3,925円(+107円)と、国内貴金属は週末のNY相場を映し軒並み上昇。金は週末のNY相場では横ばい圏ながら小幅安に振れるも、国内では買い地合いが継続し5連騰。前日同様に11月24日相場以来およそ2週間ぶりの高値となったほか、銀も値を上げ11月19日相場以来およそ3週間ぶりの高値を更新。また、白金族のパラジウム・プラチナも共に堅調となりパラジウムは反発。プラチナは6日続伸と上げ幅を拡大し、2月21日相場以来およそ9ヶ月半ぶりの高値を更新するなど、価格水準を切り上げる展開となりました。

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2020年12月05日週末4日 海外貴金属相場

【4日】NY貴金属相場(中心月終値)

金:1840.00ドル(-1.10ドル)

銀:2425.30セント(+11.60セント)

パラジウム:235.80ドル(+39.90ドル)

プラチナ:1072.80ドル(+34.20ドル)

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2020年12月04日国内貴金属はパラジウムを除いて堅調地合いが継続↑金は4連騰し約1週間半ぶりの高値となった一方、パラジウムは高値反動から3営業日ぶりに反落。

【金相場】3日のNY金相場は、米追加経済対策の成立をにらんだインフレヘッジ目的の買いが優勢となり3営業日続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1841.10ドル(+10.90ドル)と、11月20日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。新型コロナウイルス危機対応の追加経済対策をめぐる米与野党の溝は依然として埋まっていないものの、超党派グループが提示した9080億ドル規模の救済案を軸に、いずれまとまるのではないかとの楽観的な見方が台頭。新たな財政出動によって将来的に物価上昇圧力が高まるとの思惑から、ヘッジ目的での金買いが膨らんだ。一方、この日朝発表された米経済指標はまずまずの内容で、相場は午前に一時マイナス圏に転落。最新週の新規失業保険申請件数が3週ぶりに減少したほか、11月の米サプライ管理協会(ISM)サービス業購買担当者景況指数(PMI)も5カ月連続で好不況の節目である50を上回り、安全資産としての需要を下押しした。ただ、経済対策協議の進展を伝える共和党上院トップの発言が報じられたほか、外国為替市場でのドル安・ユーロ高の進行などが追い風となり、その後は再び堅調に転じる展開となり、終値では約2週間ぶりの高値水準で引けた。

国内の金相場は、約2週間ぶりの高値となったNY相場を映し小幅高に。買取ベースでは1gあたり6,706円(+2円)と、横ばい圏ながら4連騰し、前日相場同様に11月24日相場(約1週間半)ぶりの高値継続となりました。

《10日間の金相場価格推移(買取)》

12/04  6,706円 (+2円)

12/03  6,704円 (+71円)

12/02  6,633円 (+117円)

12/01  6,516円 (+4円)

11/30  6,512円 (+106円)

11/27  6,618円 (-9円)

11/26  6,627円 (-8円)

11/25  6,635円 (-95円)

11/24  6,730円 (-57円)

11/20  6,787円 (-40円)

10日間の金相場平均価格:6,647円/g



【パラジウム相場】3日のNYパラジウム相場は、米国経済指標の内容や、新型コロナウィルスのワクチンへの過度な期待感が後退した事で売り押され続落。中心限月の3月限は1トロイオンス2317.90ドル(-90.30ドル)と、売り優勢で取引きを終了。この日のパラジウムは、ドル安の継続を背景に時間外取引きでは買いが先行し小高く推移した。一方、原料確保の苦戦を背景にファイザーが供給するワクチンは従来報じられていたより少量になることが報じられた事に加え、カリフォルニア州は救急診療の受け入れ能力が限界に達した場合、ロックダウンを実施すると伝わったことも、センチメントの悪化につながり、パラジウムは売り優勢に反転した。また、米供給管理協会(ISM)が発表した11月の非製造業総合景況指数が2ヶ月連続で低下した事や、米景気対策の規模を巡る政府・共和党と民主党の対立が解消されていないことが示唆され、様子見から手仕舞う動きも重しとなり、下げ幅を拡大する展開となった。

国内のパラジウムは、売り優勢となったNY相場や円高要因を受け反落。買取では1gあたり8,481円(-281円)と、3営業日ぶりにマイナス圏に転じ、上伸一服となりました。

《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》

12/04  8481円 (-281円)

12/03  8762円 (+22円)

12/02  8740円 (+66円)

12/01  8674円 (-104円)

11/30  8778円 (+110円)

11/27  8668円 (+170円)

11/26  8,498円 (-66円)

11/25  8,564円 (±0円)

11/24  8564円 (+132円)

11/20  8432円 (+11円)

10日間のパラジウム相場平均価格:8,616円/g

11:00現在の金相場は1トロイオンス1847.80ドル、パラジウムは2328.65ドル、為替は1$103円84銭前後の値動きで推移しております。

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