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金相場】週末29日のNY金相場は、ドル安の流れや米国長期金利の低下を背景に買われ続伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1781.80ドル(+12.60ドル)と、終値では1日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。なお、週間では54.40ドル(3.15%)上昇した。米商務省が朝方に発表した6月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比6.8%上昇し、約40年半ぶりの高水準を記録。また、米労働省が発表した4~6月期の雇用コスト指数も市場予想を上回り、インフレの高止まりを反映する内容だった。一方で、ミシガン大学が発表した7月の消費者調査ではインフレ期待率が低下。急速な米利上げへの警戒感が幾分後退し、金利やドルが反転下落する中、金は安全資産としての観点からも買いを集め、プラス圏で推移した。
国内の金相場は、円高要因から上げを消化し続落。買取ベースでは1gあたり8,236円(-62円)と、マイナス圏での値動きとなりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
08/01 8,352円 (-64円)
07/29 8,298円 (-31円)
07/28 8,329円 (+58円)
07/27 8,271円 (+26円)
07/26 8,245円 (-26円)
07/25 8,271円 (-11円)
07/22 8,282円 (+48円)
07/21 8,234円 (-84円)
07/20 8,318円 (+30円)
07/19 8,288円 (-11円)
10日間の金相場平均価格:8,277円/g
【パラジウム相場】週末29日のNYパラジウム相場は、欧米の株式市場や原油相場の上昇を背景に強地合いが継続。中心限月の9月限は1トロイオンス2129.70ドル(+49.50ドル)と、11日相場以来およそ3週間ぶりの高値で取引きを終了。前週末29日の欧米の株式市場が堅調に推移し、過度な景気への警戒感が和らいだことから、株式と同様にリスク資産とされる原油やパラジウムにも買いが入り堅調となった。また、外国為替市場ではドルがユーロに対して軟調となった事や、米国長期金利の低下も買いを誘い上げ幅を拡大。相場は一時2137ドルまで上伸する場面もあった。
国内のパラジウム相場は、強地合いが継続したNY相場を映し7日続伸。買取では1gあたり9,878円(+38円)と、12日相場(約3週間)ぶりの高値更新となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
08/01 9,878円 (+38円)
07/29 9,840円 (+138円)
07/28 9,702円 (+110円)
07/27 9,592円 (+88円)
07/26 9,504円 (+38円)
07/25 9,466円 (+429円)
07/22 9,037円 (+28円)
07/21 9,009円 (-99円)
07/20 9,108円 (+115円)
07/19 8,993円 (-264円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,413円/g
13:35現在の金相場は1トロイオンス1769.55ドル、パラジウムは2099.60ドル、為替は1$132円66銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金8,345円(-62円)、パラジウム10,318円(+39円)、銀97.90円(+0.22円)、プラチナ4,277円(-35円)と、国内貴金属は売り買いまちまちの展開に。金は週末29日のNY市場では堅調地合いを維持し約1ヶ月ぶりの高値で引けたものの、為替が円高に振れた事から国内ではマイナスサイドで推移し続落したほか、プラチナも値を下げ続落。一方、銀とパラジウムは強地合いを維持し上げ幅を拡大。銀は4日続伸し7月1日相場以来およそ1ヵ月ぶりの高値を更新、パラジウムは7日続伸し12日相場(約3週間)ぶりの高値更新となりました。
【29日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1781.80ドル(+12.60ドル)
銀:2019.70セント(+32.90セント)
パラジウム:2129.70ドル(+49.50ドル)
プラチナ:889.80ドル(+13.00ドル)
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【金相場】28日のNY金相場は、逃避目的や米国金利の低下などを背景に買いが集まり上伸。中心限月の12月限は1トロイオンス1769.20ドル(+31.70ドル)と、上げ幅を拡大し、終値では1日相場(1801.50ドル)以来およそ1ヵ月ぶりの高値で取引きを終了。米国商務省が発表した2022年4~6月期の実質GDP(国内総生産)速報値は年率換算で前期比0.9%減だった。0.9%増のプラス成長を見込んでいた市場予想を下回り、2四半期連続のマイナス成長となった。これを受けリセッションへの懸念が強まり、金は序盤から買いが先行。また前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に行われた記者会見での米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言から、利上げペースが緩やかになるとの観測が広がったことも、相場の押し上げ要因となった。
国内のパラジウム相場は、円高要因からマイナスサイドに転じ3営業日ぶりに反落。買取ベースでは1gあたり8,298円(-31円)と、値を落とす展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
07/29 8,298円 (-31円)
07/28 8,329円 (+58円)
07/27 8,271円 (+26円)
07/26 8,245円 (-26円)
07/25 8,271円 (-11円)
07/22 8,282円 (+48円)
07/21 8,234円 (-84円)
07/20 8,318円 (+30円)
07/19 8,288円 (-11円)
07/15 8,352円 (-64円)
10日間の金相場平均価格:8,289円/g
【パラジウム相場】28日のNYパラジウム相場は、ドル安や米国金利の低下、テクニカル要因から買いが膨らみ急騰。中心限月の9月限は1トロイオンス2080.20ドル(+75.80ドル)と、11日相場(2171.60ドル)以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に行われたパウエル議長の記者会見発言から、利上げペースが緩やかになるとの観測が広がったことで、ドル安が進んだほか米国の長期金利が低下。これを受け割安感などが意識されパラジウムは時間外取引より買いが先行した。また、金が逃避目的から買われ約1ヵ月ぶりの高値水準まで上伸すると、パラジウムも連れ高となったほか、テクニカルな買いも入り一段高となった。
国内のパラジウム相場は、急騰したNY相場を映し6日続伸。買取では1gあたり9,840円(+138円)と、上げ幅を拡大し12日相場以来およそ2週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
07/29 9,840円 (+138円)
07/28 9,702円 (+110円)
07/27 9,592円 (+88円)
07/26 9,504円 (+38円)
07/25 9,466円 (+429円)
07/22 9,037円 (+28円)
07/21 9,009円 (-99円)
07/20 9,108円 (+115円)
07/19 8,993円 (-264円)
07/15 9,257円 (-225円)
10日間のパラジウム相場平均価格:9,423円/g
11:50現在の金相場は1トロイオンス1760.75ドル、パラジウムは2094.85ドル、為替は1$134円38銭前後の値動きで推移しております。
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