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【金相場】17日のNY金相場は、安値拾いによる買い戻しや、資産換金化の動きが一服して6営業日ぶりに反発。中心限月の4月限は1トロイオンス1525.80ドル(+39.30ドル)と、買い優勢で取引きを終了。前日は、新型コロナウイルスの世界的流行でリセッション懸念が強まる中で、米国株式相場が暴落。安全資産とされる金は損失補填の売りにさらされ、約3カ月ぶりの安値を付けていた。そのため、この日は売り過剰感から安値拾いの買いや、持ち高調整目的の買い戻しが入り堅調に推移。また、欧米株式の反発を意識して資産換金化の動きが一服したほか、金融緩和が続くなかで主要国による大規模な財政出動が想定されており、この影響でインフレ進行の可能性が浮上していることも金相場に対する支援材料となった。米連邦準備制度理事会(FRB)は17日、一般企業の資金繰りを支援する特別制度を再導入すると発表。FRBで金融調節を担うニューヨーク連邦準備銀行は短期金融市場への資金供給を拡充する事から、新型コロナをめぐる金融当局の対応が金利を生まない資産である金への資金流入を後押しした面もあった。
国内の金相場は、安値拾いから買い優勢となったNY相場を映し上昇。買取ベースでは1gあたり5,796円(+148円)と、大きく反発し5営業日ぶりに上昇しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
03/18 5796円 (+148円)
03/17 5648円 (-168円)
03/16 5816円 (-21円)
03/13 5837円 (-212円)
03/12 6049円 (-53円)
03/11 6102円 (+63円)
03/10 6039円 (-158円)
03/09 6197円 (-46円)
03/06 6243円 (+61円)
03/05 6182円 (-22円)
10日間の金相場平均価格:5,991円/g
【パラジウム相場】17日のNYパラジウム相場は、売りが先行した後、欧米株価の上昇を眺めて買い戻され下げ幅を縮小。中心限月の6月限は1トロイオンス1509.60ドル(-4.50ドル)と、前日の上昇分を戻し、小幅ながら反落して取引きを終了。この日のパラジウムは、時間外取引きのアジア時間では売りが先行し、一時1400ドル台を割り込むなど軟調に推移していた。しかし、その後は売り過剰感から急速に買い戻しの動きが台頭。米金融当局を含む世界各国・地域の中央銀行が市場の不安を和らげるため、さらなる行動を取るとの観測が強まった事でリスク回避ムードの緩和から、欧州に続き米国株式が急反発するのに連れてパラジウムも下げ幅を縮小する展開となった。米金融当局が新型コロナ危機への対応策として流動性拡大措置を講じるほか、トランプ政権が最大1兆2000億ドル(約129兆円)規模の景気刺激策を検討していることが明らかになった。トランプ米政権は新型コロナウイルスの感染拡大による経済的影響を緩和するため、最大1兆2000億ドル(約130兆円)規模に上る可能性のある景気対策を検討している。これには、2週間以内に国民1人当たり1000ドル以上を支給する案も含まれる。
国内のパラジウムは、円安要因やNY相場の持ち直しを受け、このところの調整地合いが一服し9営業日ぶりに反発。買取では1gあたり6,221円(+94円)と、プラス圏に反転しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
03/18 6221円 (+94円)
03/17 6127円 (-435円)
03/16 6562円 (-214円)
03/13 6776円 (-1601円)
03/12 8377円 (-555円)
03/11 8932円 (-165円)
03/10 9097円 (-88円)
03/09 9185円 (-259円)
03/06 9444円 (-88円)
03/05 9532円 (+110円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,025円/g
13:15現在の金相場は1トロイオンス1535.65ドル、パラジウムは1523.90ドル、為替は1$107円16銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,883円(+148円)、パラジウム6,473円(+93円)、銀51.59円(-0.88円)、プラチナ2,659円(-7円)と、国内貴金属はまちまちな展開に。金はリスク資産への損失補填が一服しNY相場が値頃感から買い戻された事を映して、国内でも大きく反発し5営業日ぶりに上昇。また、パラジウムも円安要因やNY相場の持ち直しを受け、このところの調整地合いが一服し9営業日ぶりに反発した一方、銀とプラチナはマイナス圏で推移し、それぞれ軟調な動きとなりました。
【17日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1525.80ドル(+39.30ドル)
銀:1249.50セント(-32.10セント)
パラジウム:1509.60ドル(-4.50ドル)
プラチナ:665.30ドル(+7.60ドル)
【金相場】週明け16日のNY金相場は、金融市場の混乱が続く中で換金売りの流れが継続し5営業日続落。中心限月の4月限は1トロイオンス1486.50ドル(-30.20ドル)と、昨年12月20日相場(1480.90ドル)以来およそ3ヶ月ぶりの安値に戻して取引きを終了。新型コロナウイルスの感染拡大による景気後退懸念が強まる中、米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、臨時の連邦公開市場委員会(FOMC)を開催。1%の緊急利下げで実質的なゼロ金利を復活するとともに、量的金融緩和の再開を決めた。これが金利を生まない資産への資金流入を促し、金相場はいったん上昇。一時1574ドル超まで値を伸ばす場面があった。しかし、アジア・欧州の株安に続き、16日の米国株式相場も寄り付きから急落し、下落率が基準値を超えて一時取引停止となるサーキットブレーカーが発動。このため、金など安全とされる資産は損失補填を目的とした換金売りに押され、軟調な地合いに反転した。さらに、外国為替市場ではドル買いが台頭し、ドル建て商品の割高感が強まったことも金への重しとなり、結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、引き続き換金売りに押されたANY相場を映して何といy地合いが継続。買取ベースでは1gあたり5,648円(-168円)と、4営業日続落し、昨年12月13日相場(5,624円)以来およそ3ヶ月ぶりの安値水準に値戻す展開となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
03/17 5648円 (-168円)
03/16 5816円 (-21円)
03/13 5837円 (-212円)
03/12 6049円 (-53円)
03/11 6102円 (+63円)
03/10 6039円 (-158円)
03/09 6197円 (-46円)
03/06 6243円 (+61円)
03/05 6182円 (-22円)
03/04 6204円 (+129円)
10日間の金相場平均価格:6,032円/g
【パラジウム相場】週明け16日のNYパラジウム相場は、売り買いが交錯する中、小幅高に転じて取引きを終了。中心限月の6月限は1トロイオンス1514.10ドル(+5.00ドル)と、7営業日ぶりにプラス圏に転じて取引きを終了。新型肺炎の影響から世界経済への見通しが一段と下振れる中、米連邦準備制度理事会(FRB)は15日、臨時の連邦公開市場委員会(FOMC)を開催。1%の緊急利下げで実質的なゼロ金利を復活するとともに、量的金融緩和の再開を決めた。これを受けパラジウムは時間外取引きのアジア時間より買い戻しが活発化し、相場は一時1759.30ドルまで上昇するなど堅調となった。しかし、欧州株安に続いて、米国株もサーキットブレーカーが再発動するなどリスク回避姿勢が強まった事から、パラジウムも売り押され流れは反転。加えて原油が反落した事も意識され、プラス圏は維持するも、結局前日終値近辺の水準に戻して取引きを終えた。
国内のパラジウムは、円高要因や引け後に売り戻された海外相場を眺めて軟調な展開が継続。買取では1gあたり6,127円(-435円)と、直近では最長の8営業日続落となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
03/17 6127円 (-435円)
03/16 6562円 (-214円)
03/13 6776円 (-1601円)
03/12 8377円 (-555円)
03/11 8932円 (-165円)
03/10 9097円 (-88円)
03/09 9185円 (-259円)
03/06 9444円 (-88円)
03/05 9532円 (+110円)
03/04 9422円 (-264円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,345円/g
11:50現在の金相場は1トロイオンス1503.75ドル、パラジウムは1467.80ドル、為替は1$106円49銭前後の値動きで推移しております。
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