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毎日の地金や貴金属などの相場動向、世界情勢やマーケット市況などをご紹介。

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2015年07月31日地金相場-本日の金・パラジウム・銀・プラチナ・価格

本日の地金は小売ベースで金4,739円(-37円)、パラジウム2,797円(-11円)、銀66.63円(-0.43円)、プラチナ4,364円(-3円)と、国内貴金属は総じて軟調に推移しそれぞれ3営業日ぶりに反落。金はNY市場の続落を映して、国内でもマイナスに転じ、銀も同様に軟調に推移。また、本日は白金族もそれぞれ値を下げ、パラジウム・プラチナ共に3営業日ぶりに反落し、マイナスに転じました。

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2015年07月31日30日 海外貴金属相場

【30日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1088.70ドル(-4.60ドル)

銀:1469.60セント(-4.70セント)

パラジウム:620.55ドル(+4.95ドル)

プラチナ:989.90ドル(+5.00ドル)

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2015年07月30日18:00現在の金・パラジウム・為替相場

18:00現在の金相場は1トロイオンス1086.35ドル、パラジウムは620.40ドル、為替は1$124円19銭前後の値動きで推移しております。

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2015年07月30日時間外取引での買戻しや、円安進行を背景に国内の金・パラジウムは共に上伸↑

【金相場】29日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表を控えて様子見姿勢が強かった中、ドル高を背景に相場を圧迫され小幅続落。中心限月の8月限は1トロイオンス1092.60ドル(-3.60ドル)と、小幅ながら2日値を下げて取引きを終了した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控え、様子見ムードが広がった事から、この日の金相場は全体的に薄商いの小動きで推移。序盤は利上げ時期への警戒感や、中国株価が急落から持ち直した事を受けて、金は売りが優勢になった。また、外為市場ではドルがユーロに対して買われた事も割高感につながり相場を圧迫した。売り一巡後は、ドルが買いが一服したほか、FOMC声明の発表を控えて内容を見極めたいとの思惑が強まり、一部買い戻しが入って下げ幅を縮小するも、大きな上昇にはつながらず、そのままマイナス圏でこの日の取引きを終えた。通常取引き終了後に発表されたFOMC声明では、利上げのタイミングなどを示唆しなかった事や、内容が前回と大きく変わらなかった事から、金相場は一時的に買いを集めて1100ドルを超えるなど、小幅に水準を切り上げた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は28、29両日に開催した定例会合後の声明で、労働市場が改善していると指摘し、年内の利上げ開始を引き続き検討していることを示した。ただ、具体的な時期についての明確な発言は控えられた。

国内の金相場は海外相場では下振れたものの、為替が円安に振れた事を映して2日続伸。小売ベースでは1gあたり4,776円(+22円)と、最近の安値推移から持ち直し先週22日相場以来およそ1週間ぶりの高値回復となりました。

《7月現在の金相場価格推移(小売)》

07/30   4776円 (+22円)

07/29   4754円 (+20円)

07/28   4734円 (-30円) ※最安値

07/27   4764円 (+22円)

07/24   4742円 (-29円)

07/23   4771円 (-12円)

07/22   4783円 (-24円)

07/21   4807円 (-166円)

07/17   4973円 (-5円)

07/16   4978円 (-13円)

07/15   4991円 (-18円)

07/14   5009円 (+18円)

07/13   4910円 (-54円)

07/10   4953円 (+43円)

07/09   4910円 (-54円)

07/08   4964円 (-69円)

07/07   5033円 (-8円)

07/06   5041円 (+8円)

07/03   5033円 (-14円)

07/02   5047円 (+6円) ※最高値

07/01   5041円 (-17円)

本日までの7月の金相場平均価格:4909円/g




【パラジウム相場】29日のNYパラジウム相場は、FOMC会合後の声明を控え様子見ムードが広がる中、ドル高に相場を圧迫され反落。中心限月の9月限は1トロイオンス615.60ドル(-6.00ドル)と、マイナスに転じて取引きを終了。序盤は買いが優勢となった前日相場への利益確定売りが進んだほか、外為市場ではドルがユーロに対して堅調に推移した事を受けて割高感から相場を圧迫された。その後、急落が警戒されていた中国株が上昇に転じ不安が緩和されたほか、米の株式相場の上昇、原油高、ドル高が一服した場面で、パラジウムは買い戻され上昇に勢いがついた。ただ、前日高値まで上昇した後は、FOMCへの警戒感からドルが再び堅調に推移し始めると、相場は売り圧力が高まり徐々に上げ幅を縮小。金やプラチナの失速を眺めてパラジウムも売りが優勢となり、結局マイナス圏でこの日の取引きを終えた。

国内のパラジウム相場はNY市場の通常取引では売りが優勢となったものの、時間外取引で買い戻されたほか、為替が円安に傾斜した事を映して上伸。小売では1gあたり2,808円(+22円)と、2日続伸し、最近の弱気推移からやや持ち直しました。

《7月現在までのパラジウム相場価格推移(小売)》

07/30   2808円 (+22円)

07/29   2786円 (+38円)

07/28   2748円 (-65円)

07/27   2813円 (+38円)

07/24   2775円 (-81円)

07/23   2856円 (+32円)

07/22   2824円 (+87円)

07/21   2737円 (-114円) ※最安値

07/17   2851円 (-49円)

07/16   2900円 (-26円)

07/15   2926円 (-27円)

07/14   2953円 (+64円)

07/13   2889円 (+65円)

07/10   2824円 (-16円)

07/09   2840円 (-38円)

07/08   2878円 (-151円)

07/07   3029円 (+16円)

07/06   3013円 (-65円)

07/03   3078円 (-27円)

07/02   3105円 (+119円) ※最高値

07/01   2986円 (+33円)

本日までの7月のパラジウム相場平均価格:2887円/g



現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1095.15ドル、パラジウムは622.70ドル、為替は1$124円17銭前後の値動きで推移しております。

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