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本日の地金は小売ベースで金4,671円(-9円)、パラジウム2,991円(+11円)、銀69.12円(-0.54円)、プラチナ3,801円(-26円)と、国内貴金属はプラスに転じたパラジウムを除いて反落。金は売りに反転したNY相場を映して、国内でも値を下げ前日の上げを戻したほか、銀やプラチナも本日はマイナスに転じ反落。一方、パラジウムはNY相場が3営業日ぶりに上昇した事から、国内でも値を上げ3営業日ぶりに反発しました。
【8日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1172.40ドル(-5.10ドル)
銀:1709.60セント(-17.90セント)
パラジウム:739.05ドル(+6.40ドル)
プラチナ:943.80ドル(+0.60ドル)
15:00現在の金相場は1トロイオンス1179.20ドル、パラジウムは738.45ドル、為替は1$113円56銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】7日のNY金相場は、値ごろ感による安値拾いや、対ユーロでのドル安に伴う割安感などを背景に買いが優り上昇。中心限月の2月限は1トロイオンス1177.50ドル(+7.40ドル)と、3営業日ぶりに反発して取引きを終了。トランプ次期米政権による経済政策への期待などから投資家のリスク選好意欲が強まる中、安全資産とされる金はこのところ下落基調が続いていた。ただ、この日は朝方から外為市場でドル安・ユーロ高が進行し、ドル建ての金商品に割安感が浮上したため、相場は早朝から上昇。前日までの下げに対する反動買いも入り、相場は一時1180ドル超まで上げ幅を拡大した。その後、午後にかけて米国株が一段高となる中、金はやや押される展開となり上値を重くした。
国内の金相場は、買いが優ったNY相場を映して上昇。小売ベースでは1gあたり4,680円(+7円)と、小幅ながら値を伸ばし上伸しました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
12/08 4595円 (+8円)
12/07 4673円 (+5円)
12/06 4668円 (-26円)
12/05 4694円 (+9円)
12/02 4685円 (-16円)
12/01 4701円 (+28円)
11/30 4673円 (-9円)
11/29 4682円 (-13円)
11/28 4695円 (-18円)
11/25 4713円 (+25円)
直近10日間の金相場平均価格:4,686円/g
【パラジウム相場】7日のNYパラジウム相場は、ドル安や米国株の堅調さから買われるも、原油安などが意識され売り買いが交錯。中心限月の3月限は1トロイオンス732.65ドル(-1.75ドル)と、小幅ながら値を下げ続落して取引きを終了。この日のパラジウムは、高値修正から売りが優った前日相場の流れを引き継ぎ、序盤より小安く推移した。一方、外為市場ではドル安・ユーロ高が進行し、ドル建てのパラジウムに割安感が浮上したため、相場は買い戻しに反転。金やプラチナなど他貴金属の上昇や、株高も意識され、一時プラス圏に浮上した。ただ、買い一巡後は原油安や利益確定売りも出た事から再度マイナス圏に反転するも、午後にかけて米国株が一段高となった事に下値を支えられ、下げは限定的となった。
国内のパラジウムは、引き続きマイナス圏での値動きとなったNY相場を映して軟調に推移。小売では1gあたり2,980円(-22円)と、続落しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
12/08 2980円 (-22円)
12/07 3002円 (-32円)
12/06 3034円 (+37円)
12/05 2997円 (-64円)
12/02 3061円 (-87円)
12/01 3148円 (+81円)
11/30 3067円 (+27円)
11/29 3040円 (+33円)
11/28 3007円 (+16円)
11/25 2991円 (+38円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,033円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。13:30現在の金相場は1トロイオンス1177.65ドル、パラジウムは739.45ドル、為替は1$113円40銭前後の値動きで推移しております。
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