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18:00現在の金相場は1トロイオンス1182.15ドル、パラジウムは776.90ドル、為替は1$120円06銭前後の値動きで推移しております。
【金相場】先週末20日のNY金相場は、新規材料に乏しい中、外為市場でドルがユーロに対して軟調に推移した割安感から買われ大きく続伸。中心限月の4月限は1トロイオンス1184.60ドル(+15.60ドル)と、3営業日続伸し、月初の5日相場以来およそ2週間ぶりの高値を付けて取引きを終了。この日の金相場は、概ねドル安を背景に買いが進行し上げ幅を拡大。序盤は前日終値をやや上回り小高く推移したが、米アトランタ連銀総裁によるドル高を警戒する発言を受けて、外為市場ではドルが主要通貨に対して下落。ドル建ての金は割安感から買いが活発となった。また、18日に公表された連邦公開市場委員会(FOMC)の声明内容が、ややハト派的な内容だったと市場では受け止められ、米連邦準備理事会(FRB)は利上げ開始を急がないとの見方が安心感に繋がり、引き続き金相場の下支えとなった事から、この日は終始買いが優勢の値動きで推移した。
今週5営業日の金相場は、値を上げた日が4日(16日・18日・19日・20日)、下げた日が1日(17日)と、週間では最近の安値反動や、FOMC結果を受けた買い戻しから、17日を除いてプラス圏で推移するなど堅調に推移。また、週間ベースでは1月以来の大幅高となり、週末終値(1184.60ドル)では、前週末(13日相場:1152.40ドル)に対して、1トロイオンス+32.20ドル(+2.7%)と、3週ぶりにプラスで越週。5営業日(3月16日~20日) の金平均価格は1トロイオンス1161.26ドルとなり、週間5営業日の値動きは以下の通り。
《NY金相場 先週の値動き(3月16日~20日)
03/16 1153.20ドル (+0.80ドル)
03/17 1148.20ドル (-5.00ドル)
03/18 1151.30ドル (+3.10ドル)
03/19 1169.00ドル (+17.70ドル)
03/20 1184.60ドル (+15.60ドル)
※前週末比:1トロイオンス+32.20ドル(+2.7%)
5営業日の金平均価格:1トロイオンス1161.26ドル
国内の金相場は先週末の海外相場が大きく値を上げた事を映し上伸。小売ベースでは1gあたり4,987円(+32円)と3営業日続伸し、6日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。
【パラジウム相場】先週末13日のNYパラジウム相場は続伸。中心限月の6月限は1トロイオンス779.10ドル(+13.30ドル)と、外為市場でドルがユーロ対して値を上げた事や、商品市場全般が買われた事を好感され、3営業日続伸して取引きを終了。この日のパラジウムは、前日までの買いの流れを引き継ぎ序盤より堅調に推移。また、外為市場ではドルが主要通貨に対して軟調に推移した事から、ドル建てのパラジウムは割安感から買われたほか、上げ幅を拡大した金やプラチナなど他貴金属の値動きを眺めてパラジウムも上昇。一時780ドルにのせる場面もあった。その後も、米の株式相場の上昇や、原油高、商品市場が全般的に買われた事も相場の支援材料となり、高値圏を維持して週末の取引きを終えた。
週間5営業日のパラジウムは、値を上げた日が3日(18日・19日・20日)、下げた日が2日(16日・17日)と、売り買いまちまち。週初めはドル高・ユーロ安に相場を圧迫され売り込まれたが、週半ばから後半にかけてはFOMC結果を受けたドル安を背景に切り返した。週末終値(20日:779.10ドル)では、前週末終値(13日:788.70ドル)に対して1トロイオンス-9.60ドル(-1.2%)と、3週連続マイナスで越週。5営業日のパラジウム平均価格は1トロイオンス770.36ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。
《NYパラジウム相場 先週の値動き(3月16日~20日)》
03/16 780.10ドル (-8.60ドル)
03/17 762.15ドル (-17.95ドル)
03/18 764.65ドル (+2.50ドル)
03/19 765.80ドル (+1.15ドル)
03/20 779.10ドル (+13.30ドル)
※前週末比:1トロイオンス-9.60ドル(-1.2%)
5営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス770.36ドル
国内のパラジウム相場は、海外相場では上伸したものの前日比変わらずの横ばいで推移し、小売では1gあたり3,337円(±0円)となりました。
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:40現在の金相場は1トロイオンス1182.35ドル、パラジウムは774.20ドル、為替は1$120円08銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,987円(+32円)、パラジウム3,337円(±0円)、銀73.11円(+2.27円)、プラチナ4,844円(+41円)と、国内貴金属はパラジウムを除いて上伸。金・銀は3営業日続伸し、金は6日相場以来およそ2週間ぶりの高値へ値戻し、銀はおよそ1ヵ月ぶりの高値へ。パラジウムは本日変わらずの横ばいとなり、プラチナは最近の安値圏から持ち直しました。
【20日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1184.60ドル(+15.60ドル)
銀:1688.30セント(+76.90セント)
パラジウム:779.10ドル(+13.30ドル)
プラチナ:1141.20ドル(+21.60ドル)
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