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2015年10月27日週明け26日 海外貴金属相場

【26日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1166.20ドル(+3.40ドル)

銀:1590.50セント(+7.80セント)

パラジウム:683.90ドル(-9.95ドル)

プラチナ:997.50ドル(-4.20ドル)

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2015年10月26日円安要因から国内金相場は小幅続伸↑一方、パラジウムは大きく値を伸ばし、2週間ぶりの高値圏へ上伸。

【金相場】週末23日のNY金相場は、中国が予想外の利下げを発表した事から一時は買いが優勢となるも、対主要通貨でのドル高を受けた割高感や、株式相場の上昇が重しとなり続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1162.80ドル(-3.30ドル)と、3営業日続落し、9日相場以来およそ2週間ぶりの安値で取引きを終了。序盤の金相場は、方向感に乏しく売り買いが交錯する中、前日までの売りが優った安値反動から買い戻され小高く推移した。またこの日、中国人民銀行が政策金利と預金準備率の引き下げを決定した事を受けて、景気持ち直しによる需要回復の期待感から、金は買いを集め一時1180ドル圏内まで上昇する場面もあった。一方で、世界的に株高となった事や、外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇した事から相場は次第に失速。原油相場の反落や、週末を前にした持ち高調整売りに押された事もあって、結局マイナス圏に沈下してこの日の取引きを終えた。ただ、ECBの追加緩和期待や、中国の景気刺激策を背景に、市場に資金が流入しやすい環境は続くとみられ下値も限定的となった。中心12月限の値動きは、高値1179.40ドル、安値1158.60ドル、終値1162.80ドル。

今週5営業日の金相場は、連騰で値を伸ばした前週までの高値反動から利益確定売りが出たほか、発表された米の経済指標がまずまずの内容になったほか、外為市場ではドル買いが進んだ事による割高感に相場を圧迫され、20日相場を除いて売りが優るなど軟調に推移。週末終値(1162.80ドル)では、前週末終値(16日相場1183.10ドル)に対して、1トロイオンス-20.30ドル(-1.7%)と、3週間ぶりにマイナスで越週。また、5営業日の平均相場は1169.26ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。

《NY金相場 週間の値動き(10月19日~10月23日)

10/19   1172.80ドル (-10.30ドル)

10/20   1177.50ドル (+4.70ドル)

10/21   1167.10ドル (-10.40ドル)

10/22   1166.10ドル (-1.00ドル)

10/23   1162.80ドル (-3.30ドル)
※前週末16日相場比:1トロイオンス-20.30ドル(-1.7%)

5営業日の金平均価格:1トロイオンス1169.26ドル




国内の金相場は週末の海外相場では引き続き売り地合いとなったものの、円安の進行を背景に小高く推移し上伸。小売ベースでは1gあたり4,926円(+4円)と、小幅ながら値を伸ばし2営業日続伸となりました。

《10月現在の金相場価格推移(小売)》

10/26   4926円 (+4円)

10/23   4922円 (+24円)

10/22   4898円 (-34円)

10/21   4932円 (+36円) ※最高値

10/20   4896円 (-14円)

10/19   4910円 (-15円)

10/16   4925円 (-6円)

10/15   4931円 (+44円)

10/14   4887円 (+6円)

10/13   4881円 (+91円)

10/09   4790円 (-17円)

10/08   4807円 (-23円)

10/07   4830円 (+39円)

10/06   4791円 (+10円)

10/05   4781円 (+96円)

10/02   4685円 (-6円) ※最安値

10/01   4691円 (-43円)

本日までの10月金相場平均価格:4,852円/g







【パラジウム相場】週末23日のNYパラジウム相場は、中国利下げによる需要増加期待や、概ね良好な内容となったユーロ圏のPMI指数、米欧の株価上昇を好感され買いが継続。中心限月の12月限は1トロイオンス693.85ドル(+8.25ドル)と2営業日続伸し、この日の貴金属市場では唯一プラス圏で取引きを終了した。この日のパラジウムは、買いが優勢となった前日高値から売り戻され序盤は小安く推移した。しかし、中国株価が堅調に推移した事や、鈍化傾向にある同国景気を支える為、中国人民銀行が政策金利と預金準備率の引き下げを決定した事を受けて、景気持ち直しによる需要増加の期待感から、金やプラチナ同様にパラジウムも買いを集め相場はプラス圏に反転。上げ幅を拡大したパラジウムは一時700ドル超まで上昇する場面もあった。途中、外為市場ではドル高が進んだ事による割高感や、原油相場の下落を受けてパラジウムも下押されるも、良好な内容となったユーロ圏のPMI指数や、米欧の株高、ECBが近く追加の金融緩和に踏み切るとの期待感が引き続き相場の支援材料となり、この日も買いが優勢で取引きを終えた。中心12月限の値動きは、高値703.80ドル、安値685.15ドル、終値693.85ドル。

今週5営業日のパラジウムは、値を上げた日が3日(20日、22日、23日)、下げた日が2日(19日、21日)と、週前半は売りが優勢となった前週末の流れを引き継ぎ軟調に推移。以降はドルの値動きや、安値拾いの買い戻しから売り買いが交錯し、相場は一進一退の値動きとなったが、ECBの追加緩和期待や、中国利下げに反応し週末にかけて買い戻される展開となった。週末終値(23日相場:693.85ドル)では、前週末16日終値(699.40ドル)に対して1トロイオンス-5.55ドル(-0.8%)と、2週連続マイナスで越週。また、5営業日の平均相場は1トロイオンス687.91ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。

《NYパラジウム相場 先週の値動き(10月19日~10月23日)》

10/19   688.10ドル  (-11.30ドル)

10/20   694.85ドル  (+6.75ドル)

10/21   677.15ドル  (-17.70ドル)

10/22   685.60ドル  (+8.45ドル)

10/23   693.85ドル  (+8.25ドル)
※前週末16日終値比:1トロイオンス-5.55ドル(-0.8%)

5営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス687.91ドル




国内のパラジウムは堅調に推移した週末の海外相場高や、為替要因から堅調に推移し上伸。小売では1gあたり3,019円(+39円)と、2営業日続伸し、9日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻しました。

《10月現在のパラジウム相場価格推移(小売)》

10/26   3019円 (+39円)

10/23   2980円 (+54円)

10/22   2926円 (-71円)

10/21   2997円 (+49円)

10/20   2948円 (-33円)

10/19   2981円 (-32円)

10/16   3013円 (+11円)

10/15   3002円 (+49円)

10/14   2953円 (-22円)

10/13   2975円 (-59円)

10/09   3034円 (+42円)

10/08   2992円 (-64円)

10/07   3056円 (+81円) ※最高値

10/06   2975円 (-65円)

10/05   3040円 (+119円)

10/02   2921円 (+92円)

10/01   2829円 (-16円) ※最安値

本日までの10月パラジウム相場平均価格:2,979円/g



現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:30現在の金相場は1トロイオンス1165.85ドル、パラジウムは694.60ドル、為替は1$121円13銭前後の値動きで推移しております。

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2015年10月26日本日の地金相場-金・銀・パラジウム・プラチナ相場

本日の地金は小売ベースで金4,926円(+4円)、パラジウム3,019円(+39円)、銀69.76円(+0.1円)、プラチナ4,302円(-28円)と、国内貴金属は週末の海外相場がパラジウムを除いて下振れた一方で、円安の進行を背景に値を伸ばしプラチナ以外は上昇。金はNY市場では引き続き売り地合いとなったものの、円安要因から小幅に値を伸ばし2日続伸。また、銀も小高く推移したほか、パラジウムは海外相場高を映して大きく上伸。9日相場以来およそ2週間ぶりの高値に値戻し堅調に推移しました。一方、プラチナは売りが優った海外相場を映して国内でも軟調に推移し、本日はマイナス圏での推移となりました。

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2015年10月24日週末23日 海外貴金属相場

【23日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1162.80ドル(-3.30ドル)

銀:1582.70セント(-1.00セント)

パラジウム:693.85ドル(+8.25ドル)

プラチナ:1001.70ドル(-11.20ドル)

本日は当社定休日の為、通常業務は行っておりません。お休み中に頂きました各お問い合わせは、週明け月曜日に順次ご対応させて頂きます。

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