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本日の地金は小売ベースで金7,441円(-33円)、パラジウム7,942円(-99円)、銀97.02円(+0.88円)、プラチナ4,065円(-1円)と、国内貴金属は銀を除いてマイナス圏に反転。金はNY相場では4日続伸し、昨年11月19日相場(1851.60ドル)以来およそ2ヶ月ぶりの高値となったが、為替が円高に傾斜した事を受け国内ではマイナス圏に反転し3営業日ぶりに反落。また、パラジウムも4営業日ぶりに値を下げ、前日に付けた約3週間ぶり(12月24日相場以来)の高値から後退した一方、銀は唯一値を伸ばし3営業日続伸し、昨年11月26日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値更新となりました。
【12日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1827.30ドル(+8.80ドル)
銀:2320.70セント(+39.50セント)
パラジウム:1915.80ドル(-6.30ドル)
プラチナ:980.10ドル(+6.90ドル)
【金相場】11日のNY金相場は、ドル安や米国長期金利の低下を受けて買われ、3営業日続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1818.50ドル(+19.70ドル)と、買い優勢で取引きを終了。外国為替市場ではドル安・ユーロ高が進み、ドル建ての金商品に割安感が生じたほか、米国長期金利の低下も金の買いを後押しした。また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は11日、上院銀行委員会での再任承認公聴会で、想定よりインフレが高止まりすれば、「一層多くの利上げを実施する」と明言。一方で、利上げのタイミングについては未定との言及にとどめた事で、早期利上げ観測を強める内容ではないとの見方から、利上げ警戒の売りよりインフレヘッジの買いで反応し、取引き終了間際には一段と上げ幅を拡大する展開となった。
国内の金相場は、NY相場高を映して上げ幅を拡大。買取ベースでは1gあたり7,370円(+79円)と、年初の5日相場以来1週間ぶりの高値となりました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
01/12 7,370円 (+79円)
01/11 7,291円 (+11円)
01/07 7,280円 (-82円)
01/06 7,362円 (-26円)
01/05 7,388円 (+129円)
12/24 7,259円 (+35円)
12/23 7,224円 (+49円)
12/22 7,175円 (+16円)
12/21 7,159円 (-32円)
12/20 7,191円 (-1円)
10日間の金相場平均価格:7,270円/g
【パラジウム相場】11日のNYパラジウム相場は、リスク回避姿勢の後退や他貴金属の上昇などを受け反発。中心限月の3月限は1トロイオンス1922.10ドル(+12.90ドル)と、年初来高値を上抜き、終値では昨年末29日相場以来およそ2週間ぶりの高値で取引きを終了。この日はドルがユーロに対して軟調となったほか、米国長期金利が下げた事も材料となり、パラジウムは序盤より買いが先行した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はこの日の上院公聴会で、新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の感染拡大による経済への影響について、「一時的」との認識を示した事で、投資家のリスク回避姿勢が後退。原油相場が約2ヶ月ぶりの高値となった事や、米国株が買い戻しに反転した事も相場の支援材料となった。
国内のパラジウム相場は、堅調となったNY相場高を映し3日続伸。買取では1gあたり7,788円(+5円)と、連日で年初来高値を上抜き、昨年末24日相場(7,854円)以来およそ3週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
01/12 7,788円 (+5円)
01/11 7,783円 (+138円)
01/07 7,645円 (+22円)
01/06 7,623円 (-39円)
01/05 7,662円 (-192円)
12/24 7,854円 (+341円)
12/23 7,513円 (+379円)
12/22 7,134円 (+165円)
12/21 6,969円 (+6円)
12/20 6,963円 (-22円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,493円/g
11:40現在の金相場は1トロイオンス1823.60ドル、パラジウムは1921.85ドル、為替は1$115円38銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は買取ベースで金7,474円(+79円)、パラジウム8,041円(+6円)、銀96.14円(+1.21円)、プラチナ4,066円(+83円)と、国内貴金属は軒並み値を上げ堅調に推移。金はNY相場が3日続伸するなど堅調となった事を映し、国内でも値を伸ばし上げ幅を拡大。年初の5日相場以来1週間ぶりの高値となったほか、銀も値を伸ばし上伸。また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれプラス圏で推移し、パラジウムは3日続伸と連日で年初来高値を更新。昨年末24日相場以来およそ3週間ぶりの高値となり、プラチナは3営業日ぶりに反発しました。
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