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2015年06月30日地金流通協会発表-金・パラジウム・銀・プラチナ相場

本日の地金は小売ベースで金5,058円(-46円)、パラジウム2,953円(-60円)、銀70.30円(-0.76円)、プラチナ4,703円(-11円)と、国内貴金属は週明けの海外相場の値動きや、円高要因から総じて軟調に推移。金はNY市場では上伸したものの、国内では為替が円高に振れた事から反落。また、銀は3日続落したほか、引き続き下落基調が継続したパラジウムは4日続落し、昨年10月21日相場以来およそ8か月ぶりの安値水準で推移。プラチナは海外相場では小高く推移するも、国内では為替要因から値を下げ2日続落となりました。

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2015年06月30日週明け29日 海外貴金属相場

【29日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1179.00ドル(+5.80ドル)

銀:1566.40セント(-7.10セント)

パラジウム:666.45ドル(-12.15ドル)

プラチナ:1081.40ドル(-0.70ドル)

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2015年06月29日18:10 現在の金・パラジウム・為替相場

18:10現在の金相場は1トロイオンス1180.05ドル、パラジウムは673.85ドル、為替は1$122円88銭前後の値動きで推移しております。

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2015年06月29日ギリシャの債務問題へのリスク回避から金相場は反発↑一方、パラジウムは引き続き弱気で推移し3日続落↓

【金相場】週末26日のNY金相場は、新規材料に乏しく全体的に薄商いとなった中、ギリシャの金融支援を巡り先行き不透明感の高まりから買われ小反発。中心限月の8月限は1トロイオンス1173.20ドル(+1.40ドル)と、小幅ながらプラスに転じて取引きを終了。この日の金相場は、序盤は前日までの5日連続安を受けた安値拾いに買い支えられ小高く推移した。一方で、外為市場ではドルがユーロに対して買われた事が金相場の重しとなり、一時相場は売りが優勢に反転。ただ、一定の売りが出た後は、ギリシャの債務問題を背景とした安全資産としての買い需要に支えられ相場は再びプラス圏に浮上。その後、小動きながら売り買いが交錯した後、週末を前にした持ち高調整や、原油相場の切り返しに支えられプラス圏を維持して取引きを終えた。

今週5営業日の金相場は、前週18日におよそ1ヶ月ぶりの高値をつけた反動から、週末26日を除いて全日マイナス圏で推移するなど弱地合いとなった。ギリシャの金融支援を巡り、思惑が交錯した事から序盤は売りが広がり、中盤以降は下げ渋った。週末終値(1173.20ドル)では、前週末19日終値(1201.90ドル)に対して、1トロイオンス-28.70ドル(-2.3%)と、3週ぶりにマイナスで越週。また、5営業日の平均相場は1189.48ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。

《NY金相場 週間の値動き(6月22日~6月26日)

06/22   1184.10ドル (-17.80ドル)

06/23   1176.60ドル (-7.50ドル)

06/24   1172.90ドル (-3.70ドル)

06/25   1171.80ドル (-1.10ドル)

06/26   1173.20ドル (+1.40ドル)
※前週末5日相場比:1トロイオンス-28.70ドル(-2.3%)

5営業日の金平均価格:1トロイオンス1175.72ドル


国内の金相場は週末の海外相場がプラスに転じた事を映して反発。小売ベースでは1gあたり5,104円(+22円)と、6営業日ぶりに値を上げ最近の安値推移から持ち直しました。








【パラジウム相場】週末26日のNYパラジウムは、ほぼ横ばいながらやや売りが優勢となり小幅続落。中心限月の9月限は1トロイオンス678.60ドル(-0.75ドル)と直近安値を更新し、およそ2年ぶりの安値水準に戻して取引きを終了。この日のパラジウム相場は、中国の株価急落を警戒した動きから序盤より売りが先行。また、ギリシャの債務問題を巡り先行き不安の高まりから相場を圧迫されたほか、原油相場の下落や、ドル高に押される形で売りが活発化し、一時この日の安値668.50ドルまで値を下げる場面もあった。しかし、その後は売り過剰感や、原油相場の切り返し、中国の追加利下げの好感や、金・プラチナなど他貴金属の持ち直しを眺めてパラジウムも買い戻され、相場は一旦プラス圏に浮上。ただ、引けにかけて週末を前にした持ち高調整売りに相場を押され、結局終値では小幅安となった。

週間5営業日のパラジウムは、ギリシャの債務不履行や、ユーロ離脱の懸念が一段と強まる状況の中で、需給緩和を見越した売り圧力や、中国の株価急落を警戒した売りが相場の重しとなり、23日を除いて全日マイナス圏で推移するなど引き続き弱地合いに。また、週発22日以降では節目の700ドルを割り込み、2013年12月下旬以来の安値圏で推移。週末26日では2013年6月下旬以来およそ2年ぶりの安値をつけるなど、価格水準を一段切り下げる展開となった。週末終値(26日相場:678.60ドル)では、前週末終値(19日相場:707.40ドル)に対して1トロイオンス-28.80ドル(-4%)と、7週連続マイナスで越週。また、5営業日の平均相場は1トロイオンス688.97ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。

《NYパラジウム相場 先週の値動き(6月22日~6月26日)》

06/22   695.45ドル  (-11.95ドル)

06/23   695.75ドル  (+0.30ドル)

06/24   695.70ドル  (-0.05ドル)

06/25   679.35ドル  (-16.35ドル)

06/26   678.60ドル  (-0.75ドル)
※前週末比:1トロイオンス-28.80ドル(-4%)

5営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス688.97ドル


国内のパラジウム相場は引き続き弱地合いが継続したNY市場を映して軟調に推移。小売では1gあたり3,013円(-27円)と3日続落し、昨年10月23日相場以来(およそ8か月ぶり)の安値水準で推移しております。




現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:40現在の金相場は1トロイオンス1183.40ドル、パラジウムは676.85ドル、為替は1$123円15銭前後の値動きで推移しております。

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