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【金相場】4日のNY金相場は動意に乏しく全体的に薄商いの中、小幅に値を上げ反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1090.70ドル(+1.30ドル)と、ほぼ横ばい圏ながらプラスに転じて取引きを終了。序盤の金相場は、ドル高に相場を押される場面もあったが、値を下げた前日の安値反動から買い戻され小高く推移した。また、米の株価が引き続き軟調推移となったほか、原油相場の上昇が支援材料となり、金は上げ幅を拡大。一時この日の高値1094ドル超まで上昇した。ただその後は、外為市場ではドルがユーロに対して切り返され上昇した事から、金相場も徐々に上げ幅を縮小。米連邦準備制度理事会(FRB)の、年内利上げ観測の強まりも上値を抑える要因となり、この日は小幅高となった。
国内の金相場は小幅に値を上げたNY市場や、円安要因を映して反発。小売ベースでは1gあたり4,741円(+24円)と、昨日の下げ幅を若干値戻し本日はプラスに転じました。
《直近10営業日の金相場価格推移(小売)》
08/05 4741円 (+24円)
08/04 4717円 (-42円) ※最安値
08/03 4759円 (+20円)
07/31 4739円 (-37円)
07/30 4776円 (+22円) ※最高値
07/29 4754円 (+20円)
07/28 4734円 (-30円)
07/27 4764円 (+22円)
07/24 4742円 (-29円)
07/23 4771円 (-12円)
直近10営業日の金相場平均価格:4,750円/g
【パラジウム相場】4日のNYパラジウム相場は、需給緩和を背景に売りが広がったほか、米の株価続落が相場の重しとなり軟調に推移。中心限月の9月限は1トロイオンス598.60ドル(-4.60ドル)と3日続落し、前日相場同様に直近安値を更新。中心終値では2012年10月30日相場以来およそ2年9ヶ月ぶりの水準で取引きを終了した。この日のパラジウム相場は、引き続き中国経済の先行き不安を警戒されたほか、プラチナの一段安、米の利上げを年内に控え新興国の経済成長鈍化を背景に、需要後退観測が意識された事から序盤より売りが広がった。途中、売りが一巡した後は、発表された米の6月製造業受注指数が、予想通りの上昇となった事を好感され買い戻されたほか、米の自動車販売増加、原油相場の切り返しや、金の上昇に追随した買いが入り下げ幅を縮小するも、この日も米の株式相場が軟調に推移した事が相場の重しとなり、結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、海外相場では引き続き弱基調となったものの、為替が円安・ドル高に振れた事を受けて反発。小売では1gあたり2,705円(+16円)と、昨日つけた直近安値からやや持ち直し、本日はプラス圏での推移となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
08/05 2705円 (+16円)
08/04 2527円 (-76円) ※最安値
08/03 2603円 (-32円)
07/31 2635円 (-11円)
07/30 2646円 (+22円)
07/29 2624円 (+37円)
07/28 2587円 (-64円)
07/27 2651円 (+37円)
07/24 2614円 (-81円)
07/23 2695円 (+33円) ※最高値
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,774円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:20現在の金相場は1トロイオンス1087.20ドル、パラジウムは595.85ドル、為替は1$124円46銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,741円(+24円)、パラジウム2,705円(+16円)、銀65.98円(+0.43円)、プラチナ4,218円(+9円)と、国内貴金属はNY市場では強弱まちまちとなったものの、為替が円安・ドル高に振れた事を映して総じて上昇。金は小幅高となった海外相場や為替要因からプラスに転じ、銀も反発。また、白金族は引き続き弱気の値動きとなったNY市場に反して国内では上昇し、パラジウム・プラチナ共に4営業日ぶりに反発しました。
【4日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1090.70ドル(+1.30ドル)
銀:1455.70セント(-4.60セント)
パラジウム:598.60ドル(-4.60ドル)
プラチナ:958.5ドル(-8.60ドル)
【金相場】週明け3日のNY金相場は、良好な内容となった米の経済指標を受けたドル高に相場を圧迫されたほか、中国のPMI悪化を背景に商品相場全般が値を下げる中、金も売りが優勢となり軟調に推移した。中心限月の12月限は1トロイオンス1089.40ドル(-5.70ドル)と、先週末の上昇分をほぼ値戻しマイナスに転じて取引きを終了。この日の金相場は、発表された米の経済指標(6月個人所得・PCEコア指数)が良好な内容となった事から、外為市場ではドルが上昇。ドル建ての金商品は割高感から相場を圧迫され軟調に推移した。また、この日発表された中国の景気指標が相次ぎ低調な内容となったことを受けて、商品相場全般が下落する中、金商品もつられる形で売りが進み下げ幅を拡大した。その後、売りが一巡した後は、米の7月ISM製造業景況指数が予想を下回ったことで、金は再び買い戻されたほか、同国株価が引き続き弱地合いとなった事から下げ幅を縮小するも、原油相場の下落が相場の重しとなり、結局この日はマイナス圏に転じて取引きを終えた。
国内の金相場は、売りに転じた週明けのNY市場を映して反落。小売では1gあたり4,717円(-42円)と、先週28日につけた直近安値を下抜いて、再び昨年11月14相場以来の安値に値戻しました。
《直近10営業日の金相場価格推移(小売)》
08/04 4717円 (-42円) ※最安値
08/03 4759円 (+20円)
07/31 4739円 (-37円)
07/30 4776円 (+22円)
07/29 4754円 (+20円)
07/28 4734円 (-30円)
07/27 4764円 (+22円)
07/24 4742円 (-29円)
07/23 4771円 (-12円)
07/22 4783円 (-24円) ※最高値
直近10営業日の金相場平均価格:4,754円/g
【パラジウム相場】週明け3日のNYパラジウム相場は、ドル高に相場を圧迫されたほか、発表された米・中の製造業景気指数の弱さを背景に続落。中心限月の9月限は1トロイオンス603.20ドル(-7.65ドル)と、直近安値を再び下抜き、中心終値では2012年11月相場以来およそ2年8ヶ月ぶりの安値で取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが優勢となった先週末の安値反動から、序盤は買いが先行し堅調に推移した。一方で、外為市場では良好な内容となった米の経済指標(6月個人所得・PCEコア指数)を受けてドル買いが活発化。ドル建てのパラジウムは、他貴金属同様に割高感から相場を圧迫され徐々に売りが広がった。また、この日発表された中国のPMI(製造業指数)が、低調な内容となった事から、同国の景気鈍化を意識した需要後退観測から商品相場は軒並み下落。プラチナが下げ幅を拡大したのを眺め、パラジウムも売りが加速した。途中、ドル買いが一服した場面では、再び買い戻される場面もあったが、発表された米の7月ISM製造業景況指数が下振れた事や、原油相場の下落、米の株式相場の続落が相場の重しとなり、週明けのこの日も売りが優勢で取引きを終えた。中心9月限のパラジウムの値動きは、高値626.55ドル、安値592.50ドル、終値603.20ドル。
国内のパラジウム相場は引き続き軟調地合いとなった週明けの海外相場を映して続落。小売では1gあたり2,689円(-76円)と、3営業日続落し先週28日につけた直近安値を再度下抜いて、昨年3月4日相場以来およそ1年5ヵ月ぶりの安値水準となりました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
08/04 2689円 (-76円) ※最安値
08/03 2765円 (-32円)
07/31 2797円 (-11円)
07/30 2808円 (+22円)
07/29 2786円 (+38円)
07/28 2748円 (-65円)
07/27 2813円 (+38円)
07/24 2775円 (-81円)
07/23 2856円 (+32円) ※最高値
07/22 2824円 (+87円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,786円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:40現在の金相場は1トロイオンス1085.15ドル、パラジウムは591.80ドル、為替は1$124円08銭前後の値動きで推移しております。
総数7509件 6817~6820件目を表示