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2015年06月23日週明け22日 海外貴金属相場

【22日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1184.10ドル(-17.80ドル)

銀:1614.20セント(+3.30セント)

パラジウム:695.45ドル(-11.95ドル)

プラチナ:1060.60ドル(-26.20ドル)

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2015年06月22日18:00 現在の金・パラジウム・為替相場

18:00現在の金相場は1トロイオンス1196.90ドル、パラジウムは703.40ドル、為替は1$123円02銭前後の値動きで推移しております。

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2015年06月22日週末のNY相場安や、円高要因から国内貴金属は総じて軟調に推移↓パラジウムは価格水準を切り下げ一段安へ軟化。

【金相場】週末19日のNY金相場は、前日の急伸した高値反動や、週末を前にした持ち高調整売りが出た一方、ギリシャ問題を巡る警戒感から買い支えられ売り買いまちまちとなった。中心限月の8月限は1トロイオンス1201.90ドル(-0.10ドル)と、ほぼ変わらずの横ばいで取引きを終了。この日の金相場は、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースは緩やかになるとの見方から買い安心感が広がり、序盤は前日相場の流れを引き継いで買いが先行した。また、ギリシャ問題を巡る先行き不安から安全資産とされる金買いを促し、こちらも相場の支援材料となった。ただ、前日に大幅高となった反動から目先の利益確定を目的とした売りが出たほか、週末を前にした持ち高調整売りに上値を抑えられ、この日の高値1204.8ドルを付けた後は徐々に後退。その後は引けまで方向感に乏しく小動きな展開となったが、結局終値では前日相場をやや割り込み小幅安で取引きを終えた。

今週5営業日の金相場は、値を上げた日が2日(15日・18日相場)、下げた日が(3日)と、ドル高が重しとなったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)が、ハト派的姿勢を強めたとの受け止め方や、ギリシャ債務問題への懸念が相場を下支えし、18日には大台の1200ドルを回復。また、同日には先月22日相場以来およそ1ヶ月ぶりの高値となった。週末終値(1201.90ドル)では、前週末12日終値(1179.20ドル)に対して、1トロイオンス+22.70ドル(+1.9%)と、2週連続プラスで越週。(2週の上げ幅は+33.80ドルと、率では+2.8%)また、5営業日の平均相場は1189.48ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。

《NY金相場 週間の値動き(6月15日~6月19日)

06/15   1185.80ドル (+6.60ドル)

06/16   1180.90ドル (-4.90ドル)

06/17   1176.80ドル (-4.10ドル)

06/18   1202.00ドル (+25.20ドル)

06/19   1201.90ドル (-0.10ドル)
※前週末5日相場比:1トロイオンス+22.70ドル(+1.9%)

5営業日の金平均価格:1トロイオンス1189.48ドル



国内の金相場は週末の海外相場が小幅安で推移した事や、為替が円高に振れた事を映して反落。小売ベースでは1gあたり5,155円(-14円)と、およそ2週間ぶり(3日相場以来)の高値から一服し3営業日ぶりにマイナスに転じました。

《直近10営業日の金相場価格推移(小売)》

06/20   5155円 (-14円)

06/19   5169円 (+38円) ※最高値

06/18   5131円 (+22円)

06/17   5109円 (-15円) ※最安値

06/16   5124円 (+13円)

06/15   5111円 (-4円)

06/12   5115円 (+5円)

06/11   5110円 (-22円)

06/10   5132円 (+8円)

06/09   5124円 (-23円)

直近10日間の金相場平均価格:5128円/g







【パラジウム相場】週末19日のNYパラジウム相場は、引き続きギリシャの債務問題への先行き不安や、米・中株式相場の下落を嫌気した売りに相場を圧迫され続落。中心限月の9月限は1トロイオンス707.40ドル(-11.25ドル)と7日連続安を記録し、中心終値では昨年2月6日相場以来の安値となり前日相場同様におよそ1年4ヶ月ぶりの安値水準で取引きを終了。序盤のパラジウムは、前日まで6日続落するなど軟調に推移した安値反動から買い戻され堅調に推移した。ただ、その後は混迷しているギリシャの財政問題への先行き懸念から相場は売りが優勢に反転。同国の各銀行から預金流出が加速している事など、事態の緊迫化が伝わった事も売り材料となったほか、中国株の急落や、米国の株価下落も嫌気して売りが加速した。この日を含め7日連続安となったパラジウムは昨年2月6日相場以来の安値となり、前日相場同様におよそ1年4ヶ月ぶりの安値継続となった。

週間5営業日のパラジウムは、ギリシャの債務不履行や、ユーロ離脱の懸念が一段と強まる状況の中で、世界経済への影響を警戒した売りが広がったほか、中国の株価急落を警戒した売りが重しとなり全日マイナス圏で推移。また、17日以降では昨年2月相場以来およそ1年4ヶ月ぶりの安値圏で推移し、価格水準を一段切り下げる展開となった。週末終値(19日相場:707.40ドル)では、前週末終値(12日相場:738.15ドル)に対して1トロイオンス-30.75ドル(-4.1%)6週連続マイナスで越週。また、5営業日の平均相場は1トロイオンス722.67ドルとなり、5日間の値動きは以下の通り。

《NYパラジウム相場 先週の値動き(6月15日~6月19日)》

06/15   734.15ドル  (-4.00ドル)

06/16   732.80ドル  (-1.35ドル)

06/17   720.35ドル  (-12.45ドル)

06/18   718.65ドル  (-1.70ドル)

06/19   707.40ドル  (-11.25ドル)
※前週末比:1トロイオンス-30.75ドル(-4.1%)

5営業日のパラジウム平均価格:1トロイオンス722.67ドル



国内のパラジウムはNY市場が弱気で推移している事を映して国内でも調整地合いが続いており6日続落。小売では1gあたり3,143円(-54円)と、昨年11月7日相場以来およそ7か月半ぶりの安値を付けるなど、現在価格水準を一段切り下げて推移しております。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

06/22   3143円 (-54円) ※最安値

06/19   3197円 (-32円)

06/18   3229円 (-27円)

06/17   3256円 (-11円)

06/16   3267円 (-10円)

06/15   3277円 (-38円)

06/12   3315円 (+21円)

06/11   3294円 (-27円)

06/10   3321円 (-27円)

06/09   3348円 (-49円) ※最高値

直近10営業日のパラジウム相場平均価格:3265円/g



現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:50現在の金相場は1トロイオンス1200.15ドル、パラジウムは708.90ドル、為替は1$122円74銭前後の値動きで推移しております。







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2015年06月22日地金流通協会発表-金・銀・パラジウム・プラチナ相場

本日の地金は小売ベースで金5,155円(-14円)、パラジウム3,143円(-54円)、銀71.82円(-0.54円)、プラチナ4,721円(-16円)と、国内貴金属は先週末の海外相場安や、円高要因から揃って値を下げ軟調に推移。金は前営業日に付けたおよそ2週間ぶり(3日相場以来)の高値から一服し3営業日ぶりに反落。また、銀も同様に3営業日ぶりに値を下げマイナス圏へ。一方、パラジウムはNY市場が弱気で推移している事を映して国内でも調整地合いが続いており6日続落。昨年11月7日相場以来およそ7か月半ぶりの安値となりました。

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