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【金相場】週明け18日のNY金相場は、米中協議を巡る不透明感が意識され買い優勢の展開に。中心限月の12月限は1トロイオンス1471.90ドル(+3.40ドル)と、プラス圏に転じて取引きを終了。米中貿易協議で中国側に悲観的なムードがみられるとの一部報道を受けて、米中協議をめぐる楽観的な見方が後退したことから、リスク回避目的として金は買われ上昇した。また、トランプ米大統領が18日、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長とホワイトハウスで会談し、マイナス金利や米中貿易問題などを議論したとツイッターで明らかにしたことも一部買い材料に繋がり、この日はプラス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、プラスサイドに反転したNY相場を映して上伸。買取ベースでは1gあたり5,610円(+4円)と、横ばいながら小幅高となり、5営業日続伸しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
11/19 5610円 (+4円)
11/18 5606円 (+9円)
11/15 5597円 (+1円)
11/14 5596円 (+10円)
11/13 5686円 (+2円)
11/12 5584円 (-19円)
11/11 5603円 (-23円)
11/08 5626円 (-64円)
11/07 5690円 (+10円)
10日間の金相場平均価格:5,618円/g
【パラジウム相場】週明け18日のNYパラジウム相場は、先週末の下げに対する買い戻しが入り急反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1704.40ドル(+21.90ドル)と、再度大台の1700ドル台にのせ、8日相場以来およそ2週間ぶりの高値に戻して取引きを終了。この日のパラジウムは、週末の下げに対する安値拾いが入った事から、序盤より堅調に推移し上昇した。また、米中間協議への進展に不透明間が広がる中、安全資産としての金に買いが入った事につれて、パラジウムも上げ幅を拡大。ドル安の流れも相場を後押しし、大台の1700ドル台に再浮上する展開となった。
国内のパラジウム相場は、買い戻されたNY相場を映して反発。買取では1gあたり6,595円(+50円)と、値を上げプラスサイドに反転する展開となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
11/19 6595円 (+50円)
11/18 6545円 (-77円)
11/15 6622円 (+88円)
11/14 6534円 (+16円)
11/13 6518円 (+39円)
11/12 6479円 (-259円)
11/11 6738円 (-176円)
11/08 6914円 (+66円)
11/07 6848円 (+44円)
10日間のパラジウム相場平均価格:6,660円/g
12:55現在の金相場は1トロイオンス1474.15ドル、パラジウムは1700.40ドル、為替は1$108円59銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,698円(+5円)、パラジウム6,792円(+49円)、銀68.20円(+0.11円)、プラチナ3,538円(+5円)と、週明けのNY相場高を映して、国内貴金属は軒並み値を上げ堅調に推移。金はリスクオフの流れから週明けのNY相場が上昇した事を受け、国内でもジリ高の展開となり5営業日続伸。また、銀も前日と同額を値上げ続伸したほか、白金族のパラジウム・プラチナも共に値を上げ上昇。パラジウムは押し目を買われたNY相場を映し、国内でもプラス圏に転じ反発。プラチナは横ばいながら堅調地合いを維持し4日続伸となりました。
【18日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1471.90ドル(+3.40ドル)
銀:1700.00セント(+5.20セント)
パラジウム:1704.40ドル(+21.90ドル)
プラチナ:895.00ドル(+0.50ドル)
本日の地金は小売ベースで金5,693円(+9円)、パラジウム6,743円(-77円)、銀68.09円(+0.11円)、プラチナ3,533円(+46円)と、国内貴金属はパラジウムを除いて堅調地合いが継続。金は週末のNY市場では手じまい売りに押されたものの、国内ではプラス圏で推移し4日続伸。また、銀も値を上げ上昇したほか、プラチナも堅調地合いが継続し3日続伸した一方、パラジウムは前営業日まで3連騰していた反動から利確売りに押され、4営業日ぶりに反落しました。
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