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【金相場】週明け3日のNY金相場は、外国為替市場でドル高・ユーロ安が進み、割高感から売りが出て軟調地合いが継続。中心限月の8月限は1トロイオンス1219.20ドル(-23.10ドル)と、3営業日続落して取引きを終了。この日は米独立記念日を翌4日に控えて既に休暇に入っている市場参加者も多く、商いは全体的に閑散だった中、外国為替市場では未明からドル高・ユーロ安の動きが加速。ドル建てで取引される金商品は割高感に押され軟調な展開となった。また、発表された6月の米ISM製造業景気指数が57.8と約3年ぶりの高水準となるなど良好な内容となった事も圧迫材料となり、この日も売り優勢で取引きを終えた。
国内の金相場は、売りが優った週明けのNy相場を映して軟調に推移。小売ベースでは1gあたり4,866円(-19円)と、マイナス圏で推移し、3営業日続落となりました。
《直近10日間の金相場価格推移(小売)》
07/04 4866円 (-19円)
07/03 4885円 (-2円)
06/30 4887円 (-25円)
06/29 4912円 (+6円)
06/28 4821円 (+32円)
06/27 4875円 (-26円)
06/26 4901円 (+16円)
06/23 4885円 (+5円)
06/22 4880円 (+17円)
06/21 4863円 (-12円)
直近10日間の金相場平均価格:4,886円/g
【パラジウム相場】週明け3日のNYパラジウム相場は、ドル高に押されるも、原油相場の上昇や株高、安値拾いの買いに支えられ5営業日ぶりに上昇。中心限月の9月限は1トロイオンス842.40ドル(+5.75ドル)と、他貴金属が軟調となる中、唯一プラス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、売りが進んだ前日までの反動から、安値拾いの買いに支えられ序盤より買いが先行した。また、米サプライ管理協会(ISM)が発表した6月の製造業景況指数が前月比で上昇し、市場予想も上回るなど良好な内容となった事もプラス材料となったが、同時にドル高に振れた事で上値を抑えられ相場を圧迫される場面もあった。ただ、原油相場の上昇を眺めて、米株価も上げ幅を拡大した事から、パラジウムにも買いが広がる展開となり、この日はプラス圏で取引きを終えた。
国内のパラジウムは、プラス圏に反転したNY相場高を映して上昇。小売では1gあたり3,429円(+44円)と、5営業日ぶりにプラス圏で推移し、反発しました。
《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》
07/04 3429円 (+44円)
07/03 3385円 (-22円)
06/30 3407円 (-16円)
06/29 3423円 (±0円)
06/28 3423円 (-33円)
06/27 3456円 (+54円)
06/26 3402円 (-108円)
06/23 3510円 (+11円)
06/22 3499円 (+33円)
06/21 3466円 (+32円)
直近10日間のパラジウム相場平均価格:3,440円/g
現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。12:10現在の金相場は1トロイオンス1225.90ドル、パラジウムは856.90ドル、為替は1$113円24銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金4,866円(-19円)、パラジウム3,429円(+44円)、銀66.74円(-1.08円)、プラチナ3,675円(-46円)と、国内貴金属は週明けのNY相場を映して、パラジウムを除いて軟調に推移。金は売りが優った週明けのNY相場を映して、国内でもマイナス圏で推移し3日続落。また、本日は銀やプラチナも値を下げ反落した一方で、パラジウムは海外相場の上昇を映し、唯一プラス圏へ。ここ最近の連続安が一服し、5営業日ぶりに反発しました。
【3日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)
金:1219.20ドル(-23.10ドル)
銀:1609.20セント(-53.50セント)
パラジウム:842.40ドル(+5.75ドル)
プラチナ:906.10ドル(-20.30ドル)
17:00現在の金相場は1トロイオンス1238.55ドル、パラジウムは845.10ドル、為替は1$112円83銭前後の値動きで推移しております。
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