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【金相場】祝日明け26日のNY金相場は、ドル安・ユーロ高に伴う割安感が支援材料となり3営業日続伸。中心限月の2月限は1トロイオンス1514.40ドル(+9.60ドル)と、中心終値では10月31日相場以来およそ2ヶ月ぶりの高値で取引きを終了。クリスマスから年末年始まで連休を取る市場参加者も多く商いは全体的に薄い中、この日は外国為替市場でドル安が進んだ事から、金相場は序盤より買いが先行し上昇した。また、北朝鮮のミサイル落下との報道を受け、緊迫化の高まりから相場は一時1517.40ドルまで上げ幅を拡大した。その後、ミサイル落下の報道は否定されたが、米長期金利の伸び悩みやユーロ高を意識して相場は底堅い動きとなり、この日は約2ヶ月ぶりの高値で引けた。
国内の金相場は、買い優勢となったNY相場を映して上昇。買取ベースでは1gあたり5,790円(+43円)と、前日25日に付けた歴代高値を上抜き、史上最高値を記録しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
12/27 5790円 (+43円)
12/26 5747円 (-1円)
12/25 5748円 (+51円)
12/24 5697円 (+25円)
12/23 5672円 (+2円)
12/20 5670円 (±0円)
12/19 5670円 (±0円)
12/18 5670円 (-1円)
12/17 5671円 (+13円)
12/16 5658円 (+34円)
10日間の金相場平均価格:5,699円/g
【パラジウム相場】祝日明け26日のNYパラジウム相場は、ドル安要因や堅調となった他貴金属に連れて買いが入り3営業日続伸。中心限月の3月限は1トロイオンス1868.60ドル(+16.80ドル)と、19日相場(約1週間)ぶりの高値に戻して取引きを終了。連休に入る市場参加者も多く、この日は全体的に薄商いとなる中、パラジウムはドル安を背景に割安感から買われ序盤より堅調に推移した。また、米国株の上昇や、他貴金属の上昇をはやし上げ幅を拡大すると、相場は一時1871.20ドルの高値まで値を伸ばす場面もあった。
国内のパラジウムは、堅調に推移したNY相場を受け反発。買取では1gあたり7,315円(+77円)と、7,300円台にのせ20日(約1週間)ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
12/27 7315円 (+77円)
12/26 7238円 (-22円)
12/25 7260円 (+71円)
12/24 7189円 (+83円)
12/23 7106円 (-336円)
12/20 7442円 (+39円)
12/19 7403円 (-61円)
12/18 7464円 (-148円)
12/17 7612円 (+159円)
12/16 7453円 (-44円)
10日間のパラジウム相場平均価格:7,348円/g
14:00現在の金相場は1トロイオンス1517.45ドル、パラジウムは1877.40ドル、為替は1$109円46銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金5,877円(+43円)、パラジウム7,513円(+77円)、銀72.38円(+0.55円)、プラチナ3,74円(+27円)と、国内貴金属は軒並み根を上げ反発。金は祝日明けのNY相場が一段高となり堅調に推移した事から、国内でも大幅高となり一代高値を更新。前日25日に付けた歴代高値を上抜き、史上最高値を記録したほか、銀も反発し9月24日相場以来およそ3ヶ月ぶりの高値を更新。また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれ値を上げ、パラジウムは20日(約1週間)ぶりの高値、プラチナは2018年2月28日相場以来およそ1年10ヶ月ぶりの高値となりました。
【26日】NY貴金属相場(中心限月終値)
金:1514.40ドル(+9.60ドル)
銀:1798.00セント(+12.70セント)
パラジウム:1868.60ドル(+16.80ドル)
プラチナ:953.50ドル(+10.70ドル)
本日の地金は小売ベースで金5,834円(-1円)、パラジウム7,436円(-22円)、銀71.83円(-0.22円)、プラチナ3,720円(-2円)と、国内貴金属は総じてマイナス圏に転じ反。金はNY市場では祝日のため休場だったものの、国内では為替要因から小幅安に転じ小反落。前日に付けた史上最高値から後退し上値追いが一服したほか、。銀は6日ぶりに反落。また、白金族のパラジウム・プラチナもそれぞれマイナス圏に転じ、3営業日ぶりに反落となりました。
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