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2016年06月29日本日の地金価格-金・銀・パラジウム・プラチナ相場

本日の地金は小売ベースで金4,626円(-10円)、パラジウム2,133円(+71円)、銀66.31円(+0.33円)、プラチナ3,608円(+23円)と、国内貴金属は金を除いて上昇し堅調に推移。金は英国のEU離脱ショックがひとまず落ち着きを見せたのを受けて、NY市場では利益確定売りが優勢となったことから、国内でも軟調となり続落。一方、その他の銀・パラジウム・プラチナは海外相場の値動きや、円安要因から上昇。銀は3営業日ぶりにプラス圏に転じたほか、プラチナは4営業日ぶりに反発。また、パラジウムは海外相場高(およそ1ヶ月半ぶり高値)を映して国内でも大幅続伸し、先週末24日相場ぶりの高値に値戻す展開となりました。

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2016年06月29日28日 海外貴金属相場

【28日】ニューヨーク貴金属相場(中心限月終値)

金:1317.90ドル(-6.80ドル)

銀:1784.30セント(+9.90セント)

パラジウム:569.95ドル(+12.55ドル)

プラチナ:978.90ドル(-0.30ドル)

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2016年06月28日18:00現在の金・パラジウム・為替相場

18:00現在の金相場は1トロイオンス1316.55ドル、パラジウムは563.85ドル、為替は1$102円15銭前後の値動きで推移しております。

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2016年06月28日円高要因から国内金相場はマイナスに転じた一方、パラジウムはプラスに転じ小反発↑

【金相場】週明け27日のNY金相場は、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定をめぐる先行き不安から、原油や株式などリスク資産が売られる中、引き続き安全資産としての買いが継続し上伸。 中心限月の8月限は1トロイオンス1324.70ドル(+2.30ドル)と続伸し、先週末に付けた2年超ぶり(2014年7月来)の高値を維持して取引きを終えた。英国の欧州連合(EU)離脱が決まったことへの影響で、先週末に大きく値を上げた金相場は、この日も買いが先行し序盤より堅調に推移。英国のEU離脱に伴い、今後の世界経済への影響懸念が拡大し、欧米の株式相場が全面安となるなど投資家心理が悪化する中で、金は逃避目的から買われる展開となった。途中、連騰に対する利益確定売りが出たことや、外為市場ではドル買い・ユーロ売りが進行したことから相場を圧迫される場面もあったが、下げ幅を拡大した米国株からの資金流入に支えられ、プラス圏を維持して取引きを終えた。なお、上げ幅を拡大した金相場の2日間の上げとしては2011年8月以来では最大となった。チャート上では、50日移動平均線をサポートとした強いトレンドが見られ、14年7月以来の価格水準まで上昇しており、中期的な下げトレンドは転換を迎えている。

国内の金相場は、NY市場では引き続き買い地合い継続となるも、円高要因から上げを消化され反落。小売ベースでは1gあたり4,736円(-39円)と、前日までの大幅高が一服し、3営業日ぶりにマイナスに転じました。

《本日までの6月の金相場価格推移(小売)》

06/28   4736円 (-39円)

06/27   4775円 (+107円)

06/24   4669円 (+34円)

06/23   4635円 (-21円)

06/22   4656円 (-49円)

06/21   4705円 (-15円)

06/20   4720円 (+20円)

06/17   4700円 (-89円)

06/16   4789円 (+23円)

06/15   4766円 (-7円)

06/14   4773円 (±0円)

06/13   4773円 (+25円)

06/10   4748円 (+19円)

06/09   4729円 (+58円)

06/08   4671円 (-18円)

06/07   4689円 (+8円)

06/06   4681円 (+48円)

06/03   4633円 (-26円)

06/02   4659円 (-67円)

06/01   4726円 (+12円)

6月現在の金相場平均価格:4,712円/g



【パラジウム相場】週明け27日のNYパラジウム相場は、英国のEU離脱決定への影響から、引き続き原油や株式などリスク資産が売られる中、前週末の下げに対する安値拾いから買い戻され上昇。中心限月の9月限は1トロイオンス557.40ドル(+10.95ドル)と反発し、プラスに転じて取引きを終了。前週末24日相場は、英国のEU離脱決定に伴う先行き不透明感から売りが優勢となったが、この日は堅調となった他貴金属の値動きを眺めて序盤より買いが先行した。一方、需要の先細り観測から原油が値を下げたほか、欧米株が全面安となるなど、引き続き投資家心理の悪化が重しとなった上、外為市場ではドル高・ユーロ安の進行による割高感に押され売りに反転する場面もあった。ただ、金が再度プラス圏に浮上したのを眺めた追随い買いや安値拾いにも支えられ、この日はプラス圏で取引きを終えた。

国内のパラジウムは、週明けの海外相場が大きく反発した事を映して堅調に推移。小売では1gあたり2,062円(+10円)と、小幅ながら反発し、本日貴金属では唯一のプラス推移となりました。

《本日までの6月のパラジウム相場価格推移(小売)》

06/28   2,062円(+10円)

06/27   2057円 (-97円)

06/24   2149円 (+22円)

06/23   2127円 (+27円)

06/22   2100円 (+27円)

06/21   2073円 (+27円)

06/20   2046円 (-6円)

06/17   2052円 (-5円)

06/16   2057円 (±0円)

06/15   2057円 (-43円)

06/14   2100円 (-6円)

06/13   2106円 (-54円)

06/10   2160円 (-21円)

06/09   2181円 (+27円)

06/08   2154円 (-27円)

06/07   2181円 (+27円)

06/06   2154円 (+38円)

06/03   2116円 (-54円)

06/02   2170円 (-38円)

06/01   2208円 (+16円)

6月現在のパラジウム相場平均価格:2,115円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:25現在の金相場は1トロイオンス1323.20ドル、パラジウムは556.75ドル、為替は1$102円01銭前後の値動きで推移しております。

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