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【金相場】8日のNY金相場は、米大統領選や追加経済支援策をめぐる不確実性を背景に「安全資産」としての需要が根強く反発。中心限月の12月限は1トロイオンス1895.10ドル(+4.30ドル)と、3営業日ぶりにプラス圏に転じて取引きを終了。トランプ米大統領の新型コロナウイルス感染を受けて、大統領選の混乱懸念が一段と強まっているほか、新型コロナウイルス追加経済対策を巡っても、依然として先行き不透明感から、政治・経済両面でのリスク警戒感が広がる中、安全資産としての金買いが進み、相場は一時1905.30ドルまで上昇した。一方で、対ユーロでのドルの上昇に伴う金売りや、利益確定の動きでマイナス圏に沈む場面もあったが、取引き終了直前にまとまった押し目買いが入り、結局プラスサイドで取引きを終えた。
国内の金相場は、買い優勢に転じたNY相場を映し上伸。買取ベースでは1gあたり7,059円(+33円)と、値を伸ばし堅調に推移しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/09 7059円 (+33円)
10/08 7026円 (+50円)
10/07 6976円 (-129円)
10/06 7105円 (+56円)
10/05 7049円 (-6円)
10/02 7055円 (+63円)
10/01 6992円 (-45円)
09/30 7037円 (+50円)
09/29 6987円 (+81円)
09/28 6906円 (-23円)
10日間の金相場平均価格:7,019円/g
【パラジウム相場】8日のNYパラジウム相場は、欧米の株高などリスク選考意欲の高まりを背景に買いが進み反発。中心限月の12月限は1トロイオンス2403.00ドル(+20.90ドル)と、直近高値を上抜き、9月16日相場は以来およそ3週間ぶりの高値で取引きを終了。この日のパラジウムは、投資家のリスク姿勢の旺盛を受け、時間外取引より堅調となった。また、新型コロナウイルス追加経済対策を巡って依然不透明感はあるものの、一部で楽観的な見方が広がっている事も材料視されたほか、欧米の株高も意識され、相場は節目の2400ドルを突破し一時2437.30ドルまで急騰した。その後、ドル高に振れた事で上値を抑えられるも、下支えの押し目買いもあり、そのまま2400ドル台を維持して引けた。
国内のパラジウム相場は、約3週間ぶりの高値を付けるなど価格水準を切り上げたNY相場を映し一段高へ。買取では1gあたり8,773円(+77円)と、上げ幅を拡大し8,700円台に乗せるなど直近高値を更新。9月16日相場(8,778円)以来およそ3週間ぶりの高値となりました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/09 8773円 (+77円)
10/08 8696円 (+28円)
10/07 8668円 (-39円)
10/06 8707円 (+193円)
10/05 8514円 (-17円)
10/02 8531円 (+28円)
10/01 8503円 (-11円)
09/30 8514円 (+148円)
09/29 8366円 (+160円)
09/28 8206円 (-61円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,548円/g
11:10現在の金相場は1トロイオンス1914.70ドル、パラジウムは2405.35ドル、為替は1$105円88銭前後の値動きで推移しております。
本日の地金は小売ベースで金7,168円(+33円)、パラジウム9,025円(+77円)、銀92.40円(+0.55円)、プラチナ3,359円(-12円)と、国内貴金属はまちまち。金は買い優勢に転じたNY相場を映し、国内でもプラス圏で推移し続伸。また、パラジウムもNY相場が約3週間ぶりの高値に浮上するなど一段高となった事から、国内でも上げ幅を拡大し9,000円台に乗せるなど直近高値を更新。9月16日相場(9,031円)以来およそ3週間ぶりの高値となり一段高へ。一方、銀とプラチナはそれぞれマイナス圏に転じ反落となりました。
【8日】NY貴金属相場(中心月終値)
金:1895.10ドル(+4.30ドル)
銀:2387.60セント(-2.00セント)
パラジウム:2403.00ドル(+20.90ドル)
プラチナ:864.00ドル(-2.80ドル)
【金相場】7日のNY金相場は、投資家のリスク選好意欲の高まりを背景に続落。中心限月の12月限は1トロイオンス1890.80ドル(-18.00ドル)と、マイナス圏で取引きを終了。トランプ米大統領は6日、追加の新型コロナウイルス経済対策について、「大統領選後まで交渉の停止を指示した」と表明。これを受けて金相場は時間外取引きより軟調となった。ただ同氏はその後、航空会社支援策や中小企業支援策、1人当たり1200ドルの現金給付については個別で支持する考えをツイッターに投稿すると、追加経済支援に対する期待が広がり金は反発した。ただ一方で、投資家のリスク選考意欲の高まりから米株相場は反発。半面、安全資産とされる金は相場を圧迫され、結局マイナス圏で取引きを終えた。
国内の金相場は、為替が円安に傾斜した事を受け反発。買取ベースでは1gあたり7,026円(+50円)と、プラス圏に反転し上昇しました。
《10日間の金相場価格推移(買取)》
10/08 7026円 (+50円)
10/07 6976円 (-129円)
10/06 7105円 (+56円)
10/05 7049円 (-6円)
10/02 7055円 (+63円)
10/01 6992円 (-45円)
09/30 7037円 (+50円)
09/29 6987円 (+81円)
09/28 6906円 (-23円)
09/25 6929円 (+27円)
10日間の金相場平均価格:7,006円/g
【パラジウム相場】7日のNYパラジウム相場は、米国トランプ大統領の発言をきっかけに売り買いが交錯。中心限月の12月限は1トロイオンス2382.10ドル(-9.10ドル)と、3営業日ぶりにマイナス圏に転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、アメリカ大統領が追加経済対策の協議を大統領選挙後まで停止すると発表した事を受け、時間外取引では売りが先行し安寄りした。しかしその後、同氏が個別法案については議会に可決するよう求めると、リスク回避姿勢が一服。株式など大幅高で推移すると、パラジウムも連れて上昇した。また外国為替市場ではドル売り・ユーロ買いが進んだ事も下支えとなったが、他貴金属の値動きを眺めて上値を重くした。
国内のパラジウム相場は、NY市場では3営業日ぶりに反落するも、引け後の買い戻しや円安要因から上昇し反発。買取では1gあたり8,696円(+28円)と、値を上げプラス圏に反転しました。
《10日間のパラジウム相場価格推移(買取)》
10/08 8696円 (+28円)
10/07 8668円 (-39円)
10/06 8707円 (+193円)
10/05 8514円 (-17円)
10/02 8531円 (+28円)
10/01 8503円 (-11円)
09/30 8514円 (+148円)
09/29 8366円 (+160円)
09/28 8206円 (-61円)
09/25 8267円 (+77円)
10日間のパラジウム相場平均価格:8,497円/g
11:00現在の金相場は1トロイオンス1893.60ドル、パラジウムは2386.90ドル、為替は1$106円05銭前後の値動きで推移しております。
総数7509件 2129~2132件目を表示