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2019年06月17日国内金相場は小幅安に振れ上値追いが一服↓一方、パラジウムは7営業日続伸し一段高へ↑

【金相場】週末14日のNY相場は、地政学的リスクの高まりから買い地合いが継続。中心限月の8月限は1トロイオンス1344.50ドル(+0.80ドル)と、横ばい圏ながら小幅高に振れ、4営業日続伸して取引きを終了。米中「貿易戦争」の長期化懸念や、米イラン間の軍事的緊張などを背景にリスク回避姿勢が強まり、金は安全資産として買われ序盤より堅調となった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が広がっていることも、引き続き金利を生まない資産である金には支援材料となり上げ幅を拡大。相場は未明に一時1362.20ドルと一段高となった。ただ、米商務省が朝方に発表した小売売上高がまずまず堅調な内容だったことから、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが進行。ドル建てで取引される金商品に割高感が生じたため、相場は徐々に上げ幅を縮小した。

国内の金相場は、横ばい圏ながら小幅に値を下げ反落。小売ベースでは1gあたり5,086円(-6円)と、4営業日ぶりに値を下げ、上値追いが一服となりました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

06/17  5086円 (-6円)

06/14  5092円 (+28円)

06/13  5064円 (+21円)

06/12  4958円 (+1円)

06/11  5042円 (-28円)

06/10  5070円 (+10円)

06/07  5060円 (+10円)

06/06  5050円 (+20円)

06/05  5,030円 (+11円)

06/04  5019円 (+48円)

直近10日間の金相場平均価格:5,056円/g


【パラジウム相場】週末14日のNYパラジウム相場は、供給逼迫への警戒感や、テクニカル要因から買い地合いが継続し直近では最長の7営業日続伸。中心限月の9月限は1トロイオンス1461.50ドル(+23.30ドル)と、3月26日相場以来およそ2ヶ月半ぶりの高値で取引きを終了。前日には大台の1400ドルを突破した事から、この日は時間外取引きより買いが入りやすく序盤より堅調に推移した。また、発表された米国の小売売上高が強気の数字と解釈され上げ幅を拡大。供給逼迫への警戒感や、テクニカルな買いが入って相場は午後にかけて一段高となった。その後、ドル高の進行やリスク回避目的から株安となるも、強気な姿勢は崩れずこの日も価格水準を切り上げて取引きを終えた。この日を含め上昇した7日間の上げ幅は+134.20ドル(+9.2%)となった。

国内のパラジウムは、一段高となった週末のNY相場を映して7営業日上伸。小売では1gあたり5,594円(+59円)と、4月25日相場以来およそ2ヵ月ぶりの高値となり、引き続き価格水準を切り上げる展開となりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

06/17  5,594円 (+59円)

06/14  5,535円 (+108円)

06/13  5,427円 (+76円)

06/12  5,351円 (+43円)

06/11  5,308円 (+70円)

06/10  5238円 (+49円)

06/07  5189円 (+70円)

06/06  5119円 (-54円)

06/05  5173円 (+60円)

06/04  5113円 (-11円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:5,305円/g


11:05現在の金相場は1トロイオンス1342.65ドル、パラジウムは1444.85ドル、為替は1$108円63銭前後の値動きで推移しております。

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2019年06月17日本日の地金相場-金・パラジウム・銀・プラチナ価格

本日の地金は小売ベースで金5,086円(-6円)、パラジウム5,594円(+59円)、銀59.07円(-0.22円)、プラチナ3,130円(-33円)と、国内貴金属はパラジウムを除いてマイナス圏へ。金は地政学的リスクの高まりから週末のNY相場では小幅高で推移するも、国内では4営業日ぶりに小反落し上値追いが一服。また、銀も4営業日ぶりに値を下げ反落した一方、パラジウムは引き続き上値追いの展開となったNY相場を映して、国内でも7日続伸し上げ幅を拡大。4月25日相場以来およそ2ヵ月ぶりの高値となり、価格水準を切り上げる展開となりました。上昇した7日間の上げ幅は+475円(+8.8%)

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2019年06月15日週末14日 海外貴金属相場

【14日】NY貴金属相場(中心限月終値)

金:1344.50ドル(+0.80ドル)

銀:1480.30セント(-8.90セント)

パラジウム:1461.50ドル(+23.30ドル)

プラチナ:804.70ドル(-4.70ドル)

本日は当社定休日のため、通常業務は行っておりません。お休み中に頂きました各お問い合わせは、週明け月曜日に順次ご対応させて頂きます。

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2019年06月14日18:00現在の金・パラジウム・為替相場

18:00現在の金相場は1トロイオンス1358.65ドル、パラジウムは1457.90ドル、為替は1$108円25銭前後の値動きで推移しております。

明日土曜日は当社定休日のため休業となります。週明け月曜日の相場動向にご注視下さい。

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