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毎日の地金や貴金属などの相場動向、世界情勢やマーケット市況などをご紹介。

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2016年11月25日本日の地金相場-金・銀・パラジウム・プラチナ価格

本日の地金は小売ベースで金4,713円(+25円)、パラジウム2,991円(+38円)、銀66.52円(+0.43円)、プラチナ3,716円(-12円)と、NY相場は祝日のため休場となったものの、国内では円の軟化を背景にプラチナを除いて上昇。金は前日の下げ幅をそのまま戻しプラスに転じたほか、銀も反発。また、パラジウムは強気地合いが継続し上げ幅を拡大。連日で年初来高値を上抜き、2015年10月26日相場以来およそ1年1ヵ月ぶりの高値となった一方、プラチナは3営業日ぶりに値を下げ反落しました。

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2016年11月25日24日 海外貴金属相場

ニューヨーク市場は感謝祭の祝日のため休場。

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2016年11月24日18:00現在の金・パラジウム・為替相場

18:00現在の金相場は1トロイオンス1188.85ドル、パラジウムは738.50ドル、為替は1$113円26銭前後の値動きで推移しております。

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2016年11月24日国内貴金属はまちまちの展開に↑↓金は4営業日ぶりに反落した一方、パラジウムは1年1ヵ月ぶりの高値を更新。

【金相場】23日のNY金相場は、良好な内容となった米国経済指標を受けたドル高の加速や、12月利上げ実施観測の一層の強まりが意識され相場を圧迫。中心限月の12月限は1トロイオンス1189.30ドル(-21.90ドル)と、3営業日ぶりに大きく値を下げ、中心終値では2月5日相場以来およそ9ヵ月半ぶりの安値に戻して取引きを終了。この日の金相場は、買いが優勢となった前日までの流れを引き継ぎ序盤は小高く推移した。一方、朝方発表された米耐久財受注が堅調な内容だったことを受けて、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが進行。ドル建てで取引される金商品は割高感から相場を圧迫されマイナス圏へ反転。また、トランプ次期米大統領が大型の景気対策を実施に移せば、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースが速まるのではないかとの観測が引き続き金相場を圧迫したほか、米感謝祭の祝日を翌日に控えた持ち高調整売りも出て下げ幅を拡大する展開となった。通常取引き終了後に連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されたが、これに対する市場の反応は限定的だった。

米連邦準備制度理事会(FRB)が23日公表した連邦公開市場委員会(FOMC、11月1-2日開催)議事録によると、金融政策当局者らは労働市場が引き締まる中で利上げの論拠が強まっていると判断し、一部は12月に利上げすべきとの見解を示した。議事録には「一部の参加者は、最近のFOMCのコミュニケーションは近い将来におけるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジの引き上げと整合的だと指摘。信頼性を維持するため次回会合で利上げを実施すべきだとの議論もあった」と記された。また多くの当局者は、データ次第で利上げが「比較的早期」に適切になる可能性があると指摘した。

国内の金相場は、軟調となった23日のNY相場を映して4営業日ぶりに反落。小売ベースでは1gあたり4,688円(-26円)と、値を下げマイナスに転じました。

《直近10日間の金相場価格推移(小売)》

11/24   4688円 (-26円)

11/22   4714円 (+18円)

11/21   4696円 (+14円)

11/18   4682円 (±0円)

11/17   4682円 (-5円)

11/16   4687円 (+41円)

11/15   4649円 (+49円)

11/14   4597円 (-122円)

11/11   4719円 (-12円)

11/10   4731円 (+39円)

直近10日間の金相場平均価格:4,684円/g



【パラジウム相場】23日のNYパラジウム相場は、前日におよそ1年6ヵ月ぶりの高値を付けるなど一段高となっていた反動から利益確定売りが出やすかったほか、ドル高の加速が重しとなり反落。中心限月の12月限は1トロイオンス737.40ドル(-6.85ドル)と、マイナスに転じて取引きを終了。この日のパラジウムは、前日におよそ1年6ヵ月ぶり(2015年6月5日相場来)の高値を付けるなど上げ幅を拡大していたことから、序盤より利益を確定する売りに押され軟調となった。また、発表された米国経済指標(10月耐久財受注)が良好な内容となった事から、外為市場ではドル買い・ユーロ売りが加速。ドル建てのパラジウムは割高感に相場を圧迫され下げ幅を拡大した。ただ売り一巡後は、引き続き米国経済の景気拡大観測や、ドナルド・トランプ次期大統領が掲げている景気刺激策が経済成長を押し上げるとの観測が支えとなり買い戻されたほか、米株式市場ではダウ工業株30種平均が過去最高値を更新するなど堅調となった事も意識され、下げ幅を縮小する展開となった。

国内のパラジウムは、22日・23日のNY相場の値動きや、円安要因から上げ幅を拡大。小売では1gあたり2,953円(+64円)と、大幅上昇し7日続伸。(7日間の上げ幅は+356円と、率では+12%) 2,900円円台にのせるなど上値追いの展開となったパラジウムは、連日で年初来高値を更新し、2015年10月27日相場以来およそ1年1ヵ月ぶりの高値となりました。

《直近10日間のパラジウム相場価格推移(小売)》

11/24   2953円 (+64円)

11/22   2889円 (+11円)

11/21   2878円 (+22円)

11/18   2856円 (+59円)

11/17   2797円 (+22円)

11/16   2775円 (+59円)

11/15   2716円 (+119円)

11/14   2597円 (-76円)

11/11   2673円 (+98円)

11/10   2575円 (+64円)

直近10日間のパラジウム相場平均価格:2,771円/g


現在、地金相場は世界情勢など様々な要因から価格変動が激しくなっており、為替相場との兼ね合いからも日相場の価格が乱高下する事も御座いますので、今後の動向にご注視下さい。11:10現在の金相場は1トロイオンス1186.85ドル、パラジウムは734.50ドル、為替は1$112円70銭前後の値動きで推移しております。

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